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トップページ » アワユキ » la story of root(カルドセプト ラストリボルトレポート)

それは、ラストリボルトの前日、4月26日の出来事でした。

「極度の出不精」と「病的なコミュ障」を自称しつつ、今まで2回のオフ会に参加。
しかしその2回は、特に手土産、要は差し入れを用意していませんでした。
ラストリボルトは、リボルトに於いてウェザリングさんが主催する最後のオフ会。
お疲れ様の意を込めて、差し入れを用意することを決意します。

その差し入れに選んだのは、一口サイズのフルーツゼリー「彩果の宝石」。
今回のマップに、所謂宝石マップ(ラクーン)があることも加味してのセレクトです。
しかしそれを用意するには、自分にとって遠征となる、電車を使う必要があります。
その日は生憎の雨。レインコートを着て、自転車で家から最寄りの駅まで向かいます。
途中で車道から、自転車通行OKの歩道に移ろうとした時、その音は響きました。





がしゃーん!

スロープ状のブロックを登ろうとした際にスリップして転倒。歩道に投げ出されます。
突然の出来事に反応することができず、頭を地面にぶつけました。
そこで自分の記憶は途切れ、次に目を覚ましたのは・・・





・・・ということはなく、普通に起き上がりました。頭をぶつけたところまでが事実です。
重症にならなかった一番の要因は、やはり傘を差しての運転をしなかったことでしょう。
せっかくのオフ会が、10連休が台無しになるところでした。
皆さんも雨の日に自転車を使う時はレインコートを着ましょう。最悪死にます。マジで。
因みにその後は手当てのために一旦帰宅し、落ち着いてから差し入れを用意しに行きました。
そんな大変なことがあったら、差し入れ諦めて我が身を大事にしろよ・・・
前置きが長くなりましたが、カルドセプト ラストリボルトのオフレポートを書きます。
この先もとんでもなく長いので、時間があるときにお読みください。

対戦開始前

会場準備の時間にオリセンに到着。蒲田同様、ヒトモシ(ポケモンのキャラクター)ドールの撮影を済ませ、会場の部屋へ向かいます。
とは言っても、会場準備は殆ど終了しており、残りはコンセントを繋ぐくらい。
そんなわけで配線の手伝いをしつつ、無事差し入れを渡すことができました。
その後は他の参加者の到着を待ちつつ、名刺交換という名の交流タイムです。
しかし去年10月の代々木同様、案の定病的なコミュ障が発動。
相手から名刺交換を申し込まれない限り、名刺交換できない状態になってしまいました。
それにも拘らず、この時名刺交換をしてくださった4名の方々、ありがとうございます。

パイロマンサーや王様をはじめ次々と参加者が到着する中、最後に到着したのは・・・なんとリボルトの主人公アレン・・・のコスプレをした、前回の代々木優勝者ひろよしさん。会場が笑いと拍手に包まれました。
今回の裏企画に「(参加者の1人)16bitsさんを笑わせた人が優勝」があったようですが、16bitsさんが笑ったということで優勝していました。なんだもう2連覇か。

因みに今回もヒトモシドールには、対戦にお付き合いしていただきました。

1戦目:ラクーン

対戦相手は霧幻のフィラ(以下、フィラ)さん、ergoさん、アイルトンさんの3人。
自分が使用したブックはこちら(比率24:6:20)。

アセンブルカードとタイニーアーミーで属性石爆買いを狙うブックです。
ラクーンで重要なのは「走りの速度で負けないこと」。
侵略ブックは来ない、似通った構成のブックになると考え、妨害手段としてミラーワールドを搭載しています。
自分が使うクリーチャーとしてリビンググローブを厚く見たアクアリングとゴーストシップ、複数配置しても自壊しないシーボンズをはじめ、システムクリーチャー、走りの強い水や地を意識したクリーチャーなど、色々揃えました。

対戦内容

この対戦はフィラさんと同卓だったため、動画があります。

順番はアワユキ、ergoさん、フィラさん、アイルトンさん。1番手です。
フィラさんが風、アイルトンさんが水と来て、ergoさんの手札には、なんと前回の記事で取り上げたソリッドワールド。
記事を読んで採用したようですが、まさか来るとは思っていませんでした。
サーペントフライを地土地に置いたところで、遂にソリッドワールド発動。
サーペントフライにウォーターシフトを撃ちたかったので、これは痛手です。アイルトンさんのマカラも腐ってしまいます。
よく見るとergoさんは、不屈が多めのブック構成。バードメイデンも駆使し、移動で土地を確保するプランなのでしょう。
前回の記事では、流れの都合上触れませんでしたが、これもソリッドワールドの悪影響を軽減する立派な手段です。
そんなわけで水土地を取れず、クリーチャー不足でアセンブルカードの達成も見えず、完全に出遅れてしまいます。
とりあえずでドレインマジックを使っておきながら、オブリタレートを必要以上に警戒して、属性石を買えません。場にドレインマジックが見えている状況で、これは悪手です。
周回し、なんとか水土地を確保したところで、当然ドレインマジックに被弾してしまいます。
アセンブルカードをドローに変換しますが、クリーチャーをまるで引けません。
クリーチャーを24体も投入してこの体たらく。この流れ、半年前にもあったような・・・
この辺りでアセンブルカードの達成を諦め、とりあえずクリーチャーを引きに行きます。
と、ようやく拠点候補のシーボンズが登場。ダイスも良く、三叉路へ着地させます。
マジカルリープで連鎖を伸ばし、ドモビーの秘術も掛けて準備は万端です。
・・・しかし、そんな12ラウンド目に事件は起きました。
突然通信エラーが発生し、自分だけ退出させられてしまいます。
これは試合としても、オフレポートを書くにあたっても非常にまずい事態です。
6ラウンド以上経過した後で1人だけ落ちた場合、残った3人の結果を反映する、というのが今回のルールです。
3人の側でAIが勝てば、自分が勝ち星を挙げられることになりますが、プレイヤーが3人もいる状況。4色ブックを使うAIが勝てるわけがありません。
さらに今回いるのは配信卓。動画で補完しようにも、そのプレイは自分の意志ではないので、動画に沿って書いたところで、あまり意味がありません。
というわけで、後は自分側の結果だけ書きます。タイニーアーミーでシーボンズをレベル4にしたものの、アイルトンさんのレベル4を踏んでアイルトンさんが達成しました。
アセンブルカードも達成できずに終わりました。以上。
なんか八つ当たりするような書き方になってすみません。

17ラウンド目標達成
1:アイルトンさん(AI化):8841
2:フィラさん(AI化):3345
3:ergoさん(AI化):2436
4:アワユキ:1561

2戦目:ロングホーン

対戦相手は破魔矢さん、テッドロアさん、ヨシさんの3人。
自分が使用したブックはこちら(比率21:8:21)。

タイニーアーミーを搭載した、走り寄りの火属性ブックです。
侵略で強いフレイムデュークを4枚投入していますが、このブックではフレイムデュークを、贅沢に連鎖確保要員として使います。
「拠点でよくない?」と思われるかもしれませんが、ロングホーンは戦闘マップです。
連鎖削りを躱すためにアイテムを消費していては、拠点を守れなくなってしまいます。
そこでアイテムをブックに復帰させるフレイムデュークに、戦闘を集中させるのが狙いです。
ドロースペルを多く採用しブックを積極的に圧縮、終盤はフレイムデュークの能力で復帰したアイテムを、連続で引こうという算段です。
この戦法は、たまちょんさんのブック「無限刃」から拝借させていただきました。

対戦内容

順番はテッドロアさん、ヨシさん、アワユキ、破魔矢さん。3番手です。
破魔矢さんが火、テッドロアさんとヨシさんが地と判明する中、自分の初手はマジカルリープとホープが2枚ずつにニュートラルクローク。毎度お馴染の手札事故です。
ホープを使いますが、それでもお三方から見て、自分の属性が分からない引きをします。要はクリーチャーを引けなかったわけです。
その後ようやく引いたのはクリーチャー・・・ではなく、ファイアーシフト。
続けて引いてきたクリーチャーは火属性・・・ではなく、ロックシェル。
仕方なく配置しますが「平和主義なんて許さない!」と踏み潰されてしまいます。
そしてここから、ヨシさんとテッドロアさんによる、口ハウントの応酬が始まります。
地属性同士、シルバンダッチェスの潰し合いをしてくれると助かるのですが・・・
1周したところで配置できたのは、バーナックル2体。
ロックシェルを悉く踏み潰されるのもあり、タイニーアーミーを狙うのは難しそうです。尤もタイニーアーミーも引けていないため、バーナックルを上げるプランを考えます。
そんな中ヨシさんは早々にレベル上げ。バーナックルの秘術に行動を消費させられ、なかなか上げる機会に恵まれません。
秘術を使った際、お三方に「アワユキさんは優しいなぁ」なんてことを言われました。
ロックシェルを採用するほどには平和主義なので、そこは否定しませんでした。
しかしダイスが悪くレベル3支払い。バーナックルのお蔭で軽減されますが、中々の痛手。
踏んだり蹴ったりですが、その後は特にアクシデントもなく、フレイムデュークを配置しつつファイアーシフトで連鎖を形成します。
やっとレベル上げのチャンスが来たため、Sゲート付近に置いたバーナックルをレベル4へ。
しかしその間にテッドロアさんが順調に伸び、点灯一歩手前まで来ます。
その場はヨシさんの高度な口ハウントで切り抜けますが、入れ替わる形でヨシさんが急上昇。
破魔矢さんの手札にムシュフシュがありますが、防具3枚とヨシさんの守りは堅いです。
攻めあぐねている隙にヨシさんが点灯。しかしダイスが悪く、Eゲートの1マス手前へ。
達成が1ラウンド遅れ阻止のチャンスが生まれたところで、なんと自分がヨシさんのレベル5を踏んでしまいます。バーナックルの秘術も無し。これは勝負が決まってしまいました。
クリーチャーは忘れましたが、HP50の誰かだったと思います。
とりあえず1枚でも防具を使わせるために、フレイムデュークにスペクターローブを持たせて突撃すると、マグマアーマーやマグマシールドを抱えておきながら、ヨシさんが使用したのもスペクターローブ。
数値次第でワンチャン・・・ということもなく、G3000の支払い。
ヨシさんの達成が確定的になったところで、ヨシさんの最後のドローはドレインマジック。
これをテッドロアさんに撃ち、G12000を超える圧倒的な魔力で達成となりました。
今回のオフ会の順位付けルールの1つに「魔力点」というものがあります。
魔力点は「1位を8000点とし、2位以下に魔力の差に応じて与えられる点数」です。
ヨシさんは他人に魔力点を稼がせないことも、しっかり意識されていたわけですね。

29ラウンド目標達成
1:ヨシさん:12109
2:破魔矢さん:5342
3:テッドロアさん:3081
4:アワユキ:982

休憩時間

2戦目が終わった卓から、それぞれ昼食を摂りに行っていました。
自分の卓は1時間以上の長丁場となったため、30分ほどしか時間がありませんでしたが。
オフレポートを書くために対戦内容のメモを取ったり、予め用意しておいた昼食を摂っているうちに休憩時間が終わってしまったので、この時間に交流はできませんでした。
・・・って、この流れ、前回の代々木と完全に一致してませんかね・・・

3戦目:ラクーン

対戦相手はブライスさん、カマキリさん、saikoさんの3人。
自分が使用したブックはこちら(比率23:7:20)。

走りが強いラクーンに於いて、まさかのナチュラルワールド搭載ブックです。
しかしこのブックは、その「走りが強い」ことをちゃんと意識して組みました。
走りが強いということは、使われやすい属性は水か地。特に地属性に狙いを定めています。
レベルを上げてダウンした瞬間にディスエレメントを引き、ウォーロックディスクで突撃することで、拠点を奪おうという作戦です。
連鎖を確保しやすいドリアードで脇を固め、奪ったら即達成に持っていきます。
「侵略をウォーロックディスクに頼るならナチュラルワールド要らなくね?」と思われるかもしれませんが、走りに有用な秘術を封じるため、また世界呪い対策のために投入しています。

対戦内容

順番はカマキリさん、アワユキ、saikoさん、ブライスさん。2番手です。
saikoさんとブライスさんは水、そしてカマキリさんは、仮想敵の地です。
そんな中自分の初手はリビングアーマーとリビンググローブ。地属性クリーチャー不在の状態でスタートします。やっぱり起こった手札事故。
最初のドローでタイガーウェタを引いたため事なきを得ますが、ダイスが悪く水土地に着地。
続けてグレートタスカー。領地コストを捻出できるようにアースシフトを撃ちますが、代償として属性石を買えず、ゲートも通れなかったため配置できません。
その間にお三方は属性石を買い漁り、saikoさんとブライスさんはマカラを配置。
ナチュラルワールドを引けなかったため、秘術を許してしまいます。
追い討ちをかけるように、カマキリさんの手札にはグーバクイーン。起動を許してしまうと、次々地属性土地を取られ、それによりドリアードが腐ってしまいます。
結果としてはドローに恵まれず、為す術もないままグーバを配置されてしまいました。
直後にようやくナチュラルワールドをドロー。完全に遅いですが、一応展開します。
お三方は属性石を抱えレベル上げ。完全にペースを握られてしまいます。
バタリングラムを引けたため、防御型クリーチャーを踏み潰して土地を取りたいところでしたが、手札のクリーチャーは武器を持てないドリアードのみ。
2枚目のナチュラルワールドを引きますが、カマキリさんのセフトで没収されます。
3枚目を引けずナチュラルワールドが終了。その隙にマカラやグーバクイーンを起動されて、差は広がる一方です。
一歩抜きん出たカマキリさんが、G・ノーチラスに挟まれたロックトロルをレベル5へ。
属性石を売ってもう1つレベル5を作れば点灯されるこの状況で、このブックのキーカード、ディスエレメントをドローします。
ウォーロックディスクを抱えていたのもあり、ドローのタイミング自体は完璧ですが、手札のクリーチャーは相変わらずドリアードのみ。
さらに場の自クリーチャーでロックトロルを倒せるのは、ダウンしたグレートタスカーのみ。回収して踏みに行こうにも手数が足りません。
とりあえず合成してディスエレメントを発動しますが、ダメ押しの一手として、自分が踏みに行けない位置にいる、ディスエレメントが掛かってないグーバをレベル5に上げ点灯。
水のお二方も止めることができず、そのままカマキリさんが達成となりました。
仮想敵に地を選んだ時点で、素のST50以上をなるべく投入する必要があったにも拘らず、ナチュラルワールドの影響を受けるロックトロルを1枚、シルバンダッチェスに至っては0枚としたのが、一番ダメなところでしょう。
それに対してヨルムンガンドは2枚も入っており、本当に噛み合っていませんでした。
これでも練習で使用した時は、1位を取れたんですけどねぇ・・・

16ラウンド目標達成
1:カマキリさん:9014
2:saikoさん:7107
3:ブライスさん:6334
4:アワユキ:3552

4戦目:ロングホーン

対戦相手は16bitsさん、ひでちゃんさん、しろくまさんの3人。
自分が使用したブックはこちら(比率19:8:23)。

ウェイストワールドを搭載した、守り寄りの水属性ブックです。
因みにこのブックのレア度比率はN34:S12:R4となっております。
安い無効化持ちを多く揃えることで、相手が侵略に要するコストを増やして浪費させます。
ロングホーンが戦闘マップであることを加味して、プラックソードを投入。さらにレベル5のG・ノーチラスを落とせるようバインドミストと、配置制限のないアマゾンを投入しました。
相手がレベル上げを躊躇しないよう、バインドミストは終盤に引くことを祈って1枚です。
ラハブは他に水ブックがいないようであれば配置、いるようであれば容赦なく捨てます。

対戦内容

順番はひでちゃんさん、16bitsさん、アワユキ、しろくまさん。3番手です。
火、地、風の3属性に対する無効化を多く揃えたこのブックは、相手がそれらの属性ブックを使ってくることが重要です。
しかしいざ蓋を開けてみると、まさかの全員水ブックという事態。アンダインを投入してないこのブック、真面に無効化できるのがアクアホーンしかいません。
そのアクアホーンに加えこのブックの要、ウェイストワールドを初手に引けずスタート。
16bitsさんが仕方なく水土地に置いたリビンググローブを、丁度踏めるダイスを出したため、強くなる前に潰すべく踏みに行きます。
ひでちゃんさんはゲートに止まったため、他のクリーチャーは無し。G・ノーチラスで小突くだけでも落ちますが、16bitsさんの手札にはリアクトアーマー。
万が一使われた時に悲惨なので、確定で倒せて魔力奪取もできるアマゾンで侵略します。
しかし戦闘に入ると、リビンググローブが開幕で自滅してしまいます。
リビンググローブの強化基準は、配置された「他の属性の」クリーチャー。無属性はカウントされないため0体、HP=0というわけです。
お三方はこの仕様をしっかり理解していたようで、俄かを曝してしまいました。
そのお三方は普通の水ブックなので次々にマカラを配置、爆速で水土地が増えていきます。
しろくまさんの手札には大量のクイックサンド。踏ませる気満々です。
一方、ひでちゃんさんの手札には大量のドリームテレイン。相乗りする気満々です。
6ラウンド経過したところで、ようやくウェイストワールドが登場。完全に遅いですが、一応展開します。この流れ、さっきも見たような・・・
高いミノタウロスと化したイエティを次々ディスカードしながら土地を確保していきますが、地変をウォーターシフトに頼らざるを得ないため、苦しい状況が続きます。
全員が大して侵略力を持っていないため、レベル3が乱立します。
マジカルリープを温存して3マス先のレベル3を踏むなど、調子が悪いです。
仕方なくトランスするものの、間違えて隣に相手のクリーチャー(属性不一致)がいる領地を手放してしまいます。これでは相手が伸びるのを手助けするだけです。
「クラスターバースト撃ったら全滅する」という冗談まで出るなか、16bitsさんが突出し始めます。
場に侵略力や遅延手段がまるで無いため、伸びる一方です。
踏みを発生させようと3人でレベル上げを行いますが、ダイスが良く悉く躱されます。
もたもたしている隙にトランスを決め16bitsさんが点灯。手札にはホーリーワード8。
このままでは達成されると、しろくまさんが16bitsさんの目の前にある、自身の領地にクイックサンドを撃ちレベル4へ。
これで阻止はできますが、仮にそれが成功した場合しろくまさんが伸びてしまいます。
ひでちゃんさんが16bitsさんの連鎖切りをするものの、しろくまさんのレベル4を踏み支払い。しろくまさん達成の線が濃厚になります。
そんな中で16bitsさんが引いたのは、なんとマジカルリープ。
これでクイックサンドを回避するだけでなく、新たに水土地を獲得。再び点灯します。
不発に終わったクイックサンドですが、その時の自分の位置は4マス手前。
このままでは自分が支払ってしまうので、大事に抱えていたブラックアウトを発動します。
しかし出たダイスは1。この時は拍子抜けしてしまいました。
ひでちゃんさんから得た通行料でレベル5を作りしろくまさんも点灯しますが、16bitsさんがホーリーワード8でゲートを通過し、達成となりました。
戦闘マップのロングホーンで水4被りが起こるのは、流石に想定外でした。
因みに16bitsさんは、考察に考察を重ねたうえで水を選択したとのこと。
このオフレポを書くためのメモ取りで忙しかったため、ちゃんとは聞けませんでしたが・・・

23ラウンド目標達成
1:16bitsさん:8721
2:しろくまさん:9091
3:アワユキ:5433
4:ひでちゃんさん:5218

結果としては

というわけで、前回の代々木に引き続き今回も4戦全敗ということで、当然決勝ラウンドには進めませんでした。
さらに2戦目の結果が災いし、唯一の魔力点4桁で総合最下位を叩き出しました。
これはもう、最弱セプターの座を恣にしていると言ってもいいのではないでしょうか。
この後は上位16人による準決勝、そこで勝った4人による決勝と続きます。

・・・しかし、まだ終わりではありません。
今回のオフ会では、準決勝に進出できなかった人が準決勝の裏で対戦する、所謂敗者ラウンドが存在します。
気を取り直して、そちらの対戦の準備を始めます。

敗者ラウンド:ラクーン

対戦相手はカイチさん、やどぅさん、りちょさんの3人。
りちょさんは今回のオフ会で、運営ならびに手伝いをされていた方です。
ウェザリングさんが準決勝に進出できなかったということで、一時的に交代したとのこと。
なんでもりちょさんは、これがリボルトに於ける初対戦だとか(シリーズ経験者です)。
これはお手柔らかに相手せねば!
・・・ということで(?)、自分が使用したブックはこちら(比率23:8:19)

「やりたい事を自由にやる」自分としては珍しく、走りメタを搭載したブックです。
予選ラウンドの3戦目と同様、特に地属性に対するメタを多く投入しています。
それでいてクー・シーやソードプリンセス(アームドプリンセス)といった、優秀な拠点要員を搭載しているため、自力で走ることもできるようになっています。
当初は侵略ブック寄りの構成になっていましたが、ラクーンの速度を知らない状態で構築したため、その速さを身を以て体感した結果、この形に落ち着きました。
オブリタレートは扱うのがド下手なため、投入を見送りました。





しかしこの時、アワユキはまだ知らなかった。
前日の怪我、1戦目の落ち、2戦目のレベル5踏みと、立て続けにアクシデントに見舞われた今回のオフ会、流石にこれ以上の波乱はないだろう。
ましてリボルト初対戦の人を混ぜた敗者ラウンド。ワイワイ楽しい対戦が待っているだろう。

・・・その見解が「甘かった」ということを・・・

対戦内容

順番はアワユキ、りちょさん、カイチさん、やどぅさん。1番手です。
メタブックに於いて重要なことは「相手がメタ対象のブックを使ってくるか」です。
お三方のブックを確認したところ、りちょさんは水、カイチさんはゴブリンズレア入りの風。
見事にメタを外し「あぁこれはダンピールが腐るなぁ・・・」と思い、やどぅさんのブックを確認した時、自分の眼を疑いました。
やどぅさんの手札にあったのはスピードペナルティ。まさかの宝石商ブックです。
扱いが下手だからと、オブリタレートの投入を見送ったことを後悔します。
だからと言ってどうすることもできないため、とりあえずモーフ土地にマッドハーレクインを配置するところからスタートします。
りちょさんもモーフ土地にブラッドプリンを配置しますが、やどぅさんがクラスターバーストを発動。ブラッドプリンがこんがり焼けてしまいます。
ソードプリンセスと置き換えることも考えましたが、Nゲート横の土地に止まれたため交換はせず、普通にソードプリンセスを配置します。
カイチさんはゴブリンズレアで順調に土地を確保していきます。
この時は「マッドハーレクインが風であることを考慮し、風で連鎖を組むゴブリンブック」と考えていたため、お役御免のダンピールを投げつけ、破壊かアイテム消費の二択を迫ります。
ブラッドプリンを倒されたことで領地コストが捻出できず、りちょさんはクリーチャーを配置できないまま周回します。
すると早速、やどぅさんのスピードペナルティが炸裂。りちょさんから魔力を奪います。
立て続けにランドドレインをカイチさんに撃ち、稼いだ魔力で属性石を買い漁ります。
この被弾によって、りちょさんとカイチさんが同盟を結成、1対1対2の構図になります。
運良くスピードペナルティを回避した自分は要所にクー・シーを配置。りちょさんが水属性のクリーチャーを置き次第、一気に上げるプランを考えます。
しかしここで、やどぅさんがプレイグをドロー。さらに手札をよく見ると、リビングアムルにフェニックス、バーニングハートがあるではないですか。
同盟を組んだお二方と一緒に衰弱の解除に追われているうちに、やどぅさんが次々と自爆特攻を仕掛けます。
衰弱を解除する間に、クラスターバーストに追いプレイグ。手数が圧倒的に足りません。
おまけにシャイニングガイザーまで引いてきたため、あれもこれも考慮すると一切レベル上げできない状況になります。
そこで、ソードプリンセスをレベル上げし「今ならプレイグを撃たれない」と判断した段階でアームドプリンセスを降臨させるプランに変更します。
そしてこのあたりから、何やら周囲が騒がしくなってきます。
なんとこの卓以外、準決勝も敗者ラウンドも全て終了したとの報せが入ります。
騒がしくなったのは、ギャラリーが集まってきたためというわけです。
「速い」と云われるラクーンに於いて、誰も目標の半分、G4000にすら到達しないまま、対戦は20ラウンド経過。フルラウンドを覚悟します。
そんな中でも魔力奪取は続き、りちょさんや、その時1位のカイチさんが被弾します。
ここも運良く回避でき、Sゲート付近に衰弱していないソードプリンセス。遂にレベル上げのチャンスが到来しました。
りちょさんのクインテッセンスが見えていたこと、手持ち魔力に余裕があったことから一気にレベル5まで上げます。
直後にやどぅさんがドレインマジックをドロー。完璧なタイミングでレベル上げできました。
・・・と思ったのも束の間、やどぅさんがギフトでアステロイドを引いてきます。
ソードプリンセスが回避できるのはダメージスペルのみ。ダウン解除が間に合わずレベル4に落とされます。
しかし順番が幸いし、クインテッセンスを撃ち込まれる前に変身させることに成功。
この時、クインテッセンスを撃てないことに困惑していたため、アームドプリンセスが防魔を持っていることを教えてあげました。
その間に風土地を増やしていたカイチさんが、Sゲート付近の三叉路をレベル上げ。
横にソードプリンセスを付けていたため変身、隙を見て奪うことを試みます。
すると早速チャンス到来。やどぅさんのスピードペナルティがカイチさんに直撃。カイチさんの手持ち魔力がマイナスになります。
この隙を逃さずマジカルリープでゲートに着地。アームドプリンセスで落とします。
レベル4のアームドプリンセスをレベル5に戻し、運命の最終ラウンド。
自分が取れる手段は風土地の確保、若しくはダウン解除からのレベル上げです。
その時自分の風領地は5連鎖。風土地を取っても総魔力はあまり伸びませんが、やどぅさんのシャイニングガイザーが未だに撃たれず保持されています。
マッドハーレクインを配置していたため、間違いなくそこに撃たれると判断し風土地の確保を選択。連鎖を6に伸ばします。
カイチさんはエアーシフトを駆使して連鎖を増やし、レベルを上げますが一歩及ばず。
想定通り、自分のマッドハーレクインに合成シャイニングガイザーが撃たれますが、風土地を確保していたお蔭で転落を免れます。
手札にフェニックスとバーニングハートがあったものの、ダイスが悪く自爆特攻は行われずに30ラウンドが終了。G200の差で、自分が勝利となりました。
走りマップのラクーンに於いて、まさかフルラウンドさせられるとは思っていませんでした。
予選ラウンドが散々だったため、敗者ラウンドでとはいえ、1勝を挙げることができてとても嬉しかったです。

30ラウンド期間終了
1:アワユキ:6913
2:カイチさん:6718
3:やどぅさん:4499
4:りちょさん:4172

決勝戦

1時間以上の長丁場を切り抜け、いよいよ決勝戦が始まります。
・・・が、その内容や結果については、ここでは触れません。
と言うのも、このオフレポートのメモを書くのに追われて、序盤を全く見ていないためです。
配信者の方が進出していたため、動画が上がるかもしれません。
そちらを見ていただければ、と思います。
優勝した方、本当におめでとうございます。

決勝戦終了後

この後は場所を移動しての交流会。「発つ鳥跡を濁さず」と言うように、後片付けをします。
とは言っても、その殆どは自分たちが敗者ラウンドを行っている間に終わっていました。
移動準備を始める中、交流会に不参加のぶるうすさんが話しかけてきました。
ぶるうすさんは週に1回、ニコニコ生放送で配信を行っている人です。
自分のトゥイッターで時折出る「某所」とは、この配信を指しています。
その配信で行っているのが、リボルトのフレ戦と、デジタルカードバトル「ドラゴンクエストライバルズ」の2つ。
リボルトの対戦では「(前回の配信での勝者が)ルールを決め、そのルールに沿って対戦」という、特殊ルールを採用されています。
ラストリボルト前週に行われた配信は「サイドトリップでシャイニングガイザー4枚投入」というルールで募集されており、自分がそれに参加していたのです。
その時は裏をかいて所謂粉ブックで1位を勝ち取り、その対戦の話をしました。
さらに、ドラゴンクエストライバルズについて「アワユキさんはデスゴーゴンのイメージ」という言葉を頂きました(詳しくはこちらの動画(ニコニコ動画)を参照)。
・・・なんだか「仙台の首領」と呼ばれる方の気持ちが、少し分かったような気がします。

交流会

舞台はJR代々木駅付近の「原価ビストロBAN!」へ。早い話が食事会です。
とは言っても、案の定病的なコミュ障が発動し、食べるのに集中していました。
話しかけられれば受け答えしましたが、基本自分からは話しかけませんでした。
今回の交流会で何が一番印象に残ったかといえば、やはり某氏のサプライズですね。
ここでは触れませんが、気になる人はハッシュタグ「#ラストリボルト」でトゥイッターを検索してみてください。

そしてこの交流会終了とともに、自分は撤収させていただきました。

オフ会を終えて

自身3度目となるオフ会でしたが、今回も楽しませていただきました。
去年の10月に開催が発表された、ラストリボルト。当初はカルドセプトのモチベーションがこの日まで持つか不安で、参加を迷っていました。
しかし今は、意を決して参加表明をして、本当によかったと思っています。
名刺交換をあまりできなかった(今回は10人)のが、少し心残りですが・・・
なにはともあれ、主催のウェザリングさん、運営や手伝いの方々、そして参加者の皆様、本当にありがとうございました。
次回作が発表されるかは分かりませんが、自分が行きやすい場所でオフ会が開催される時は、また参加を検討したいと思います。

おわりに

というわけで、今回のオフレポートは以上となります。
ここまで長々と読んでくださり、ありがとうございます。
これからも気の向くままに、カルドセプトで遊びたいと考えています。
次の記事が考察記事なのか、オフレポートなのか、はたまた一時期流行った自己紹介なのか、そしてそれがいつなのかは分かりませんが、こちらも気が向いた時に書くかもしれません。
それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。

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