カルドブログ

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トップページ » アワユキ » ミラーホプロンについて色々考えてみる

世の中が物騒になってから約3年。ようやく本来の日常に戻ってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
カルドセプトの新作どころか、その製作元・大宮ソフトの動きすら観測できない現状、セプターにとっては日常ではないかもしれませんが・・・

ところで今月は、カルドセプトをメインとするものとしては、おそらく昨年7月以来となるオフ会「三鎖残心」が開催されます。
主催は「リボルトのオフ会はもう主催しない」と公言していた部長さん。セプターは嘘つき
比較的行きやすい都内ということで、自分も参加することにしました。当日はよろしくお願いします。

さて、これまで自分がオフ会に参加した際は、必ずオフレポートを書いてきました。その軌跡はこちら→      
そんなわけで今回も書こうと考えているのですが、前述の昨年7月以来、一切カルドブログを書いていない身。
一度、記事を書くリハビリをしておいた方がいいかな?・・・という目的で、今回の記事を書くことにしました。

そんな今回のテーマとして選んだのは「ミラーホプロン」です。早速適当に考察しましょう。

基本性能

防具/レア度S/G50
戦闘相手がアイテムを使用しない場合、反射[全]

究極の防御手段、反射

過去作で猛威を振るった(らしい)、カウンターアムルやカウンターシールド。その代替として登場した(?)アイテムです。
それらが猛威を振るったのは、言うまでもなく「通常攻撃を反射」、つまり通常攻撃で受けるダメージをそのまま相手に返し、自身は無傷でいられる点にあります。
ミラーホプロンはそれに加え、前述2つのアイテムでは対応できなかった、巻物攻撃をも反射します。
あらゆる攻撃を相手にそのままお返しする。拠点防衛に於いて、非常に強力な効果を持ちます。

ひのきのぼうすら最強の矛

しかし、ミラーホプロンには前述2つには無い、致命的な欠陥があります。それは「戦闘相手がアイテムを使ったら反射できない」点。
わざわざ拠点を落としに来る相手がアイテム無しで攻め込むかと言えば、リビンググローブのように素の打点が優秀でない限り「NO」です。
ブーメランなんて持たれた日には、リビングアムルとともに泣いて謝るしかなくなります。
そもそも巻物攻撃を反射できたところで、アイテム無しで巻物攻撃をする可能性があるのはパイロマンサー、ボルカニックドラゴン、ディープシードラゴンのみです。
さらにミラーホプロンはHPを補強する効果が無いので、拠点防衛には向きません。

反射だけでは終わらない

では、ミラーホプロンはこれまでの反射アイテムより使い物にならないのでしょうか。

・・・少なくとも自分は、そうであるとは思いません。ミラーホプロンには、カウンター系に無い特徴があります。
それは「STが0にならない」点です。カウンターアムルやカウンターシールドは使用中、クリーチャーのSTを0にする効果があります。
拠点防衛に於いては自身が破壊されなければいいので、それほど気になりません。その一方で、侵略に使うことは難しくなります。
つまり相手を倒すことを見越す場合、反射ダメージだけで倒す必要のあった従来と違い、ミラーホプロンは使用クリーチャーのSTにも頼れるのです。

また「戦闘相手がアイテムを使ったら反射できない」デメリットは、裏を返せば「相手にアイテムの使用を強要する」と取ることもできます。
ミラーホプロンを手札に抱えて侵略するだけでも、それを使うか使わないかの読み合いが発生し、相手にプレッシャーを与えることができます。

この世で一番鏡を扱えるのはだぁれ?

ここで「ミラーホプロンと相性の良いクリーチャー(個人の感想)」を何体か挙げます。

アイテム破壊効果持ち

あらゆるアイテムを破壊するグレムリンと、武器防具以外を破壊するカイザーペンギン、シルバンダッチェスが該当します。
特にグレムリンは先手を取ってのグレムリンアイ、アイテム防護や戦闘能力不可などの対策が無い場合、必ず反射の条件を満たせ、使い手として非常に強力です。
シルバンダッチェスは再生を持つことから、ミラーホプロンを絡めたブラフの適性があります。

シーフ

自身がアイテムを使用しなかった場合に、相手が使用したアイテムを奪って使用する効果を持ちます。
アイテムを使ったら盗まれる可能性があり、使わなかったらミラーホプロンで反射されるかもしれない・・・相手にとっては、非常に嫌な選択となるでしょう。

ナイトメア

貫通で地形効果を消すことにより、侵略で活躍できます。
同じく貫通を持つ他のクリーチャー(トロージャンホース、ピュトン、ファイアービーク)は全て防具不可。つまりリリースに頼らなければ、ミラーホプロンが使えません。
これまで散々不遇と言われていたこのクリーチャー、なんとミラーホプロンによって唯一性を確立していたのです。ナイトエラント+ドリルランスは知らん^q^

プルガサリ

アイテムを使うことでSTが20上乗せされます。
これまでの反射アイテムの仕様では無駄になっていたST増強も、ミラーホプロンであれば無駄になりません。
さらに相手がアイテムを使用した状態で生存すると、MHPを強化する効果も持ちます。反射が活きない場面でもタダでは終わらず、少なからずブラフの適性も持ちます。


ざっとこんなところですかね。
なおアクアデュークが使うと、反射より先に無効化が発動してしまい、ミラーホプロンである必要が無くなるので、それは除外しています。

ミラーホプロンを使ってみた

セプターの皆様、お待たせいたしました。今回はいつ以来かも分からない、考察したうえでの試運転までおこなってきました。いつ以来か把握してるじゃん
今回使った場面は、個人的に「某所」と呼んでいる、ぶるうすさんの配信の中。マップはバンブルビー(トラップ)です。
過去に「配信ではカルドセプトしないのにオフ会は参加する」と言われてしまったので、その汚名返上も兼ねてるかもしれません。寧ろ自虐ネタにしてるところある
ブックはこちら(比率24:10:16)。

好相性と判断したクリーチャーが風に偏っていたので、風ブックです。
アイテムを使い回せるケンタウロスも追加し、ミラーホプロンを使うチャンスを増やします。
他にも素の防御力を高めるためにラハブと、それを容易に配置できるエクスチェンジを搭載。さらに持て余しても合成に使えるスカラペンドラ、感応を狙えるクー・シーを投入した形です。

・・・で、結果としては2位と普通に負けました。
その2位という順位も、最終盤で魔力トラップからG900以上を回収したお蔭であり、ミラーホプロンのお蔭で食らいつけたわけでもありません。
そもそも反射を一度も決められておらず、寧ろカバー役として投入した、他の防具の厚さに救われた感があります。
しかし「相手にアイテムの使用を強要する」役目は果たしてくれたので、完全にお荷物ということはありませんでした。

欲から腕磨かず鏡で裏かくよ

試運転で反射を活かせなかった要因としては、間違いなく「ミラーホプロンを即撃ちした」が挙がるでしょう。
抱えることでプレッシャーを与えられるアイテムを即撃ちしては、抑止力を自ら捨てるようなものです。
従来の2種と違い、いざという時の拠点防衛で頼りない点が、裏目に出ましたね。
しかし「他の防御アイテムを多めに搭載した」方針は間違ってなかったと思います。
当初はその枠もかなり少なめにしていましたが、流石に心許なくなり、試運転の直前になって増やしました。

おわりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
反射アイテムを本格的に搭載したのすら今回が初めてですが、ミラーホプロン、なかなか面白いカードですね。
投入しておけば駆け引きが生まれそうですし、オフ会向けブックにも仕込む・・・かも?

ステータスバーを見たところ、なんだかんだリハビリで3000文字書いてますし、これならオフレポートも大丈夫そうですね(何が?)。
今回はこの辺で失礼させていただきます。

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