かの武将は言いました。
「1本の矢は簡単に折れても、3本の矢は簡単には折れない」
セプターは言いました。
「1本の鎖では簡単に心が折れても、3本の鎖ではオフ会が開かれる」
これは、そんな逸話に基づくオフ会の記録・・・
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・・・という茶番は置いといて、今回の記事はリボルトのオフ会「カルドセプトリボルト 三鎖残心」のオフレポートとなります。
現状の最新作・リボルト発売から、もう7年になろうとしている現状。大宮ソフトが既に存在しないという噂も流れているようです。
「新作が出ない」「機種が古い」「人がいない」の三重苦・・・は特に関係なく、ただ対面でカルドセプトを遊べるチャンスと言うことで、参加してきました。
この呪縛から解き放たれる日が来るなら、それに越したことはないですけどね。
対戦開始前
今回の会場は代々木リボルト2018やラストリボルトと同じ、代々木のオリンピックセンター。ラストリボルトが2019年4月なので、実に4年振りです。
改札が1か所しかなかった、最寄り駅の参宮橋。4年間も見ない間にリニューアルしていたようで、改札が2か所に増えていました。
増えた方を通ればショートカットになるだろうなぁ・・・と思いつつ、カルドブログに上がっている道案内に忠実に進み、開場時刻の9時より早い8時半過ぎに到着。
まぁ意識高いセプター(自称)なので、集合時刻に余裕を持って到着するのは当然ですね。オフ会の恒例行事・ヒトモシ(ポケモンのキャラクター)ドール?の撮影を済ませ、早速建物に入ります。
参加者の1人・ぱんださんに案内されて会場の部屋に入ると、いたのは主催の部長さん1人。どうやら自分は3番目に到着したようです。
他の参加者を待ちつつ対戦の準備をしていると、さるたにさんが到着。自分は今回も代々木リボルトの名刺を持ってきており、名刺ホルダーにさるたにさんの名刺が無かったので、早速交換することにしました。
しかし、さるたにさんは名刺を持ってきていなかったのです。何なら当時この名刺を用意してくださった、部長さんも持ってきていないという(部長さんのは当時入手済み)。
流石に4年半も経つと、みんな存在を忘れるのだろうか・・・
とは言っても、自分以外にも名刺(名札)を持参してきた方はいましたけどね。
その後も続々と到着し、10人ほどになったところで卓分けされたので、対戦に取り掛かります。
今回は恒例行事に使ったヒトモシドールがおかしなことになってしまったので、こんなこともあろうかと用意しておいた、小型のヒトモシドールを装備。対戦に付き添ってもらいました。
今回の対戦は全てヘビーチェーン(ストーン)のため、対戦ごとのマップ名表記は省略します。
・・・そして大事なことを1つ。対戦の内容を殆ど覚えられなかったので、全体的に雑になります。というか平気で記憶違いを起こすと思います。
頭バルダンダースが進行したのかな?
1戦目
対戦相手はさるたにさん、かめさん、Rexさんの3人。
自分が使用したブックはこちら(比率26:6:18)。
ロングラインを偽装したアセンブルカードブックです。
アセンブルカードの達成には四属性のクリーチャーが必須ですが、このブックには風属性クリーチャーが投入されていません。
その鍵となるのはヘルグラマイトです。戦闘で破壊されると風属性のサーペントフライになり、アセンブルカードを達成することができます。
破壊を待って交換するだけでなく手出しの自爆特攻でも工面できますが、いずれにせよ水土地が必要なので、連鎖を組む属性としては水に寄せました。
ロングラインも2枚だけ投入。基本的にドローに使いますが、条件が整えば収入に変換できます。
対戦内容
順番はかめさん、Rexさん、アワユキ、さるたにさん。3番手です。
Rexさんとさるたにさんは地、かめさんはデコイ入りの風で、序盤からデコイを配置しています。
いくらリボルトで相対的に弱体化したとはいえ、このブックには対抗手段が無いので、厄介なことに変わりはありません。
自分の初手は普通の水ブックのような感じになり、さらに手札にはロングライン。ひとまずロングライン狙いの動きをします。
かめさんとさるたにさんはバリアーを張り、妨害をシャットアウト。
さらに場にはミラーワールドがあります。とは言っても序盤とあって配置クリーチャーは少なく、それなりにばらけています。
その時2体配置されていたのは精々デコイくらいで、自分が丁度止まった時に落としたことで、ミラーワールドがほぼ飾りになります。
そこに自分がピュアリファイをドローしたので即撃ち。バリアーとミラーワールドを消すついでに、Rexさんが張っていた戦闘能力不可も消してG150を還元します。
しかしかめさんもさるたにさんも、すぐさま次のバリアーを使用します。これはピュアリファイを抱えて、次のバリアーを使ってから消した方が良かったですかね。
バードメイデンを使って自土地を隣接させていきますが、逆に素ダイスで水土地を取れてしまい、隣接が2から増えません。
そこへさるたにさんが再びミラーワールド。さらに遠隔移動をつけたエキノダームを踏まれてしまいます。
防御アイテムは抱えていましたが、相手も武器持ち。多分使われそうだと判断し捨てます。
想定通りに武器を使われ・・・たのも束の間。ミラーワールドの効果で自壊してしまいました。
アワユキ「よく見ないと駄目じゃないですか」
さるたにさん「そういうアワユキさんは気付いてたんですか?」
アワユキ「いや全然」
ロングラインの達成が難しくなってきたところで、手札にはバードメイデンとヘルグラマイト、そしてアセンブルカード。さらにミストウィングを引き、盤面にはちゃっかり風土地に配置したカクタスウォールもいます。
上手いこと動けばアセンブルカード達成まで持っていけるかな?ということで、本来のプランにチェンジし、ロングラインをドローに変換します。
しかしここで、かめさんが風土地のデコイをレベル5へ。場に対策札が見えず、自身にバリアーを張っているからか、強気の行動です。
このままではかめさんが達成してしまう状況で、さるたにさんがポイズンマインドをドロー。かめさんはバリアー中ということで、Rexさんに使い・・・
さるたにさん「あっ連打しちゃった(ウォーロックディスク破壊)」
なんとデコイを無慈悲に蹂躙できるカード・ウォーロックディスクを切ってしまいます。その時のRexさんの位置は、自身が持つマジカルリープでレベル5デコイを踏める場所。これは勝負が決まってしまいました。
せめてもの妨害として、かめさんが水の属性石を抱えていたので、自分が火の属性石を爆買い。さらに連鎖切りをするものの、6から5にしただけなので、大して削れません。
その後結局属性石も全て手放され、さるたにさんの追い上げを躱したかめさんが達成しました。
かめさんが達成目前でなければ、手札に3属性+ヘルグラマイト+アセンブルカードが揃っており、自爆特攻もできたんですけどね・・・
因みにアセンブルカード軸であることは全くバレませんでした。このあたりはコンセプトを発揮できていたと思います。
対戦直後にネタばらしすることも考えましたが、この場をもって種明かしとします。
20ラウンド目標達成
1:かめさん:G9023
2:さるたにさん:G8047
3:Rexさん:G2565
4:アワユキ:G1906
2戦目
対戦相手はえっくすさん、私色マナ(ほほほほほほ 以下、マナ)さん、さるたにさんの3人。
マナさんは某所へ時々遊びに来る方で、自分が某所のDiscordで周知したこのオフ会に興味を持ち、参加を決めたようです。
某所ではネタブックを使う傾向にあるので、謎の対抗心を燃やしつつ、自分が使用したブックはこちら(比率20:8:22)。
スティールジェムを採用した無属性ブックです。
対戦で全く見ることのないスティールジェムですが、過去にトゥイッター上でこのカードを簡単に考察したことがあり、それに基づいて組んだブックとなります。
相乗りの成功率を上げるにあたり自分が使うのは、連鎖を組む属性を後だしジャンケンできる無属性。
他3人の中で属性被りが起こっていれば、その敵対属性で連鎖を組みます。
また収入の補助として、ブックに投入されているクリーチャーが全てMHP30であることから、タイニーアーミーを投入しています。
バルダンダースはマスコット枠です。今日も一日がんバルダン!(ノルマ達成)
対戦内容
順番はマナさん、アワユキ、えっくすさん、さるたにさん。2番手です。
さるたにさんは地、マナさんも地(部分的に水もあったような)、えっくすさんはデスサイズを搭載した火・・・と思ったら、後に風軸と判明。
自分の初手には、しっかりスティールジェムが・・・!?
アワユキ「えっ・・・ちょっ、なんでマナさんスティールジェム入れてるんですか!?」
なんとまさかのスティールジェム被り。これぞオフ会の醍醐味です。
さらにマナさんはオブリタレートも持っています。属性石の購入を躊躇わせる作戦でしょう。
ひとまず地被りが起き、この時点ではえっくすさんが風軸と分からなかったので、連鎖を組む属性は風に決まりました。
丁度風土地に止まれたので、ハーフリングを配置。タイニーアーミーも引けて、次々にクリーチャーを配置します。
さるたにさんはバリアーを張り、手札にはミラーワールド。おそらく1戦目と同じブックですね。
とここで、えっくすさんがバンディットをドロー。デスサイズは援護の餌だったようです。
丁度アーチビショップの土地に止まられ、土地とG180を取られます。
その後は全体的に少し停滞気味になり、無属性の天敵ウォーロックディスクも見えないので、このまま停滞させようとギフトをメタモルフォシスで消します。その一方で、自分はホープで悠々とドロー。
クリーチャーを5体配置できたところで、無事にタイニーアーミーの発動に成功。ハーフリングに加え、ボージェスを2体強化できました。
しかし投資先が無く、宝石屋に駆け込む前にさるたにさん(だっけ?)のドレインマジックに被弾します。
そしてここでこのブックの癒し枠・バルダンダースを引きます。
丁度マナさん(だっけ?)の土地に止まったので侵略すると、ブロンティーデスに変身します。すごいぞーかっこいいぞー!
えっくすさんはエンチャントレスを配置していますが、肝心の呪いスペルが見えません。
一体何の呪いを待っているのか、さるたにさんがポイズンマインドでブックを覗くと、出てきたのはピースが2枚。順当に侵略拒否でした。さらにえっくすさんはパトロナスを配置しています。
ここで拡散を許すと、延々バリアーを張られてしまう・・・という、まさにピースを引く直前、自分がそのパトロナスを踏みます。
手札には2枚目のバルダンダース、これは行くしかありません。突撃すると、デスリーチに変身します。
風土地ではなかったので無事に破壊し、延々バリアーは阻止しますが、ピースの拡散は許してしまいました。
そのピース拡散の裏で、さるたにさんが1人着々と伸びていたので、スティールジェムで属性石を減らします。
しかし自分の位置は宝石屋から遠く、全売りからさらに資産を減らすことはできません。そこで自分も損をすることになりますが、ハーフリングをレベル5に上げます。
無理やり属性石の価値を下げますが、さるたにさんは宝石屋を通過し、全て手放してからのレベル上げで点灯します。
そこにダメ押しをするように、マナさんがレベル4ランドアーチンを踏んでしまいます。これは勝負が・・・
マナさん「あれでもこれミラーワールドで落ちません?」
なんとそこはミラーワールドの所為で落ちる状態にありました。ディープシードラゴン(だった気がする、後の展開的に)で落とします。
そしてその土地の横には、ダウンしていないバルダンダース。折角なのでプリズムワンドを持たせて突撃すると・・・なんとアネイマブルに変身!
プリズムワンドは発動するものの、よりによって普通に殴り倒されるHP10・・・と思ったら、ブロンティーデスが配置されており、HPは10+40+10の60。
ギリギリ殴り倒したうえに抹消が発動します。複数積みされているとハーフリングが危ないので、ある意味好都合です。
さらにインフルエンスで風土地に変え、総魔力は目標のG8000に迫る勢い。しかし手数が足りず、さるたにさんが周回ボーナスで達成しました。
スティールジェムを絡めた魔力減らしはあまり有効に働かず、そもそも何故かスティールジェム被りを起こすという事態。
でもバルダンダースが強かったから勝ちでいいよね!!(そうかな?)
23ラウンド目標達成
1:さるたにさん:G8258
2:アワユキ:G8001
3:えっくすさん:G5150
4:マナさん:G3982
3戦目
間髪入れずに次の対戦へ。
対戦相手は部長(ウェザリング)さん、霧幻のフィラ(以下、フィラ)さん、かめさんの3人。
自分が使用したブックはこちら(比率10:6:34)。
ショッカー+デスリーチを搭載した、スピードペナルティブックです。うっ頭が・・・
焼きカードとして採用したのは当時苦しめられたクラスターバースト、お手軽マジックボルトに加え、ショッカーの「ダウンさせる」効果とも相性の良いディザスターです。
ヘビーチェーン(ストーン)は周回せずに宝石屋を回ることができ、土地を確保できなくとも宝石商ができる可能性があります。
一度通過してからもう一度通過するまで最短16歩と長いですが、その長さから戦術被りは起きないと判断しました。それにリミッションが強いですからね。
また司令塔から特攻を仕掛けられる可能性もあるので、フェニックスを用いた遅延ギミックも取り入れています。
対戦内容
この対戦はフィラさんと同卓のため、動画(機材の不調で6ラウンド目から)があります。
順番はかめさん、アワユキ、部長さん、フィラさん。2番手です。
かめさんは火、部長さんは風です。フィラさんは水地のようですが、そのクリーチャーはアンフィビアン、オドラデク、ジャッカロープ・・・ってこれ焼きブックですね!?
流石に周回は考えてそうですが、まさか遅延被りするなんて・・・前作ストーリーモードの天空の祭壇じゃないんですから。
自分はオフ会用にブックを組む時、そのブック名を「マップ名+数字」にしており、今回組んだブックのマップ名の部分を、ネタでヘビー遅延としたのですが、これは本当にヘビー遅延なフルラウンドになりそうです。
しかしこちらの初手には序盤に引きたくないインシネレートとレディビジョンがあり、先が思いやられます。
部長さんはここまでの対戦でナチュラルワールドに苦しめられたようで、対策をしてきたそうです。
順当にピュアリファイだと困るなぁ・・・と思っていたら、引いてきたのはミスティワールド。単純に上書きする作戦ですね。
スピードペナルティは最も周回数の多いセプターから「ランダムに」魔力を奪うので、ミスティワールドの悪影響は受けません。
しかしドレインマジックは勿論、素早く宝石屋に駆け込むためのヘイストや、その道中を安全にするブラックアウトは腐るので、あまり良いものではありません。
かめさんが周回したところで、手札で溢れそうになっていたスピードペナルティ発動。奪った魔力で属性石を買いますが、オブリタレートが見えているので爆買いはできません。
そしてここから、怒涛の焼きが始まります。フィラさんがクラスターバーストで無と風を焼き、続けてスウォーム。
戦闘では厄介なリビンググローブも、盤面ではHP30。あっさり焼かれてしまいます。
「ティアマトで連鎖を組む」と宣言したかめさんですが、自分が引いてきたのはそれに刺さるディザスター。さらに配置クリーチャーが増えてきたところで、プレイグを発動します。
早々にレベル上げを始めたフィラさんにも刺さるかと思いきや、リリーフで素早く衰弱を剥がし、その効果で高額土地にアクアデュークを配置します。
束の間の焼きが穏やかな期間になり、お三方は次々にクリーチャーを配置していきます。
これはプレイグがあまり刺さってませんね・・・そもそも自分以外に焼きがいる時点で、プレイグは早々に切ってよかったような気がします。
しかし盤面にティアマトが増えてきたことで、ディザスターが刺さります。かめさんがフィラさんのレベル4を落としたところで、ディザスター発動。
フィラさんも発動したことで、あの悪名高きティアマトが2体消えます。しかしこれ、水のレベルを上げてるフィラさんにとって好都合すぎないですかね・・・
さらに自分がクラスターバーストを引きます。丁度火と風が5体ずついたので発動すると、直後にフィラさんがスウォームを引き撃ち。盤面の火と風が一掃されます。
コーンフォークを配置している部長さんは魔力を得ますが、焼かれる予定ではなかったテュポーンが倒れます。
その後もクラスターバーストが炸裂し、20ラウンド経過したと思えない盤面に。
しかしレベル4土地は残っており、運良く司令塔に止まれた部長さんも、バードメイデンが焼かれる直前、リビンググローブに遠隔移動をつけたかめさんも、その土地を確保します。
焼かれないアンフィビアンを配置するフィラさんは、相変わらず安定しています。
さらに終盤が近付いてきたからか、かめさんはクラスターバーストを意識した配置を始め、ここにきて自分が取り残されてしまいます。
ミスティワールドが切れた隙にドレインマジックを発動し、宝石屋に駆け込みますが、やはりオブリタレートを前に迂闊な行動はできません。
寧ろオブリタレートを抱えているかめさんの方が、それに感けて上手いこと宝石商していませんかね・・・
そして最終盤。これだけの焼きを受けても、上手いこと属性石を買い集めたかめさんが点灯し、さらに部長さんがレベル4リビンググローブを踏んでしまいます。
せっかくここまで遅延したことですし、せめてフルラウンドには持ち込もうと、スレイプニル+スペクターローブで落とすように唆します(マッドハーレクインだとウォーロックディスクで守れる)。
盤面の無属性以外が11体の状況で、スペクターローブの数値は・・・なんとST+25。ピッタリ落とし切ります。
しかしかめさんも負けじと、その土地へマジカルリープ。ムシュフシュ+ムラサメで奪い返し、そのままフルラウンドとなりました。
本格的な遅延ブックを使ったのは初めてですが、やはり難しいですね。例のあの対戦がぶん回りすぎていただけなのでしょう。
30ラウンド期間完了
1:かめさん:G8558
2:フィラさん:G5337
3:部長さん:G3376
4:アワユキ:G2793
昼休憩
3戦目が終わった卓から、それぞれ昼食を摂りに行っていました。
自分の卓は1時間以上の長丁場となったため、30分ほどしか時間がありませんでしたが。
オフレポートを書くために対戦内容のメモを取ったり・・・ってこの流れ、代々木に来る度毎回やってるような・・・
一応昼食代わりの軽食は持参していたのですが、何分このご時世。室内で食事を摂っていいのか謎だったので、撤収してから帰路の途中で食べました。
「部長さんに聞けばよかったじゃん」って?そりゃあなた、「病的なコミュ障」なんですから・・・(言い訳)
全員が戻ってきてから、次の対戦が始まります。
ここまでの3戦は終わった卓同士でシャッフルして・・・とやっていましたが、ここからはなるべく対戦してない人同士で当たるようにと、開始を揃えての対戦になります。
4戦目
対戦相手はかめさん、らをーさん、破魔矢さんの3人。
自分が使用したブックはこちら(比率24:8:18)。
毎日投稿企画をおこなった際に言及した、地属性の侵略ブックです。
デッドウォーロードとパイロクルス(ヘルパイロン)を出張させることで、地属性で侵略する際にST+20の応援を受けられます。
侵略要員として地変できるヨルムンガンドや、強打を持つブラックナイトを投入。防衛要員にはグリーンオーガよりHPが高く援護の餌にも良いドラゴンゾンビ、感応でHPが上がるグロウホーンを採用しました。
秘術持ちをはじめ影響を受けるクリーチャーが少ないことから、ナチュラルワールドも搭載しています。
対戦内容
順番はかめさん、アワユキ、らをーさん、破魔矢さん。2番手です。
かめさんは風、らをーさんは無、破魔矢さんは水風です。
自分の初手にはパイロクルスとデッドウォーロードに、合成に使えるヨルムンガンドとマジカルリープ。しかし最初のドローでライフストリームを引いたので、そちらでヘルパイロンを配置します。
続けてデッドウォーロードも配置。僅か2ラウンドで下準備ができました。
破魔矢さんはゼラチンウォールを次々に配置し、さらに手札にはゼラチンアーマーもあります。アウトレイジも入ってそうです。
かめさんはデコイを配置・・・ということは、1戦目と同じブックですかね。
らをーさんはニル=バーナを配置。イモビライズと組み合わせる、所謂芋バーナの気配です。
エグザイルを抱えていたので、焼きに手間がかかるクリーチャー(G・ノーチラスとか?)はバウンスする算段でしょうか。
属性石を買い溜めしたいところですが、かめさんのオブリタレートが見えている以上、あまり積極的には買えません。
破魔矢さんはさらにコーンフォークを配置し、手札にはゴールドグースを抱えています。属性石購入の魔力を捻出するつもりでしょう。
しかしここでナチュラルワールドが登場。少し前にメタモルフォシスも見えていましたし、消されると厄介なので早速使います。
破魔矢さん「あぁ~ゼラチンが!っていうかグースいらねぇ!」
この隙にゼラチンウォールやリビングアムルを潰して回ります。ついでにちょこちょこ属性石を買い、価値を少しずつ高めるためにちょこちょこレベル上げします。
一方、あまり悪影響を受けないかめさんはSゲート右の風土地2つを確保。Nゲート横とSゲート横、その向かいの複属性は土地価値が高く、そのぶん通行料も高いので厄介です。
あれよあれよとレベルを上げ、属性石全売りからオブリタレートを発動します。
自分とらをーさんは絶妙に手持ち魔力がマイナス、破魔矢さんは大きくマイナスに落ちます。
さらに(よく覚えてないけど、多分このマイナスの隙に)らをーさんの高額領地へ。スペクターローブを持って侵略すると、とどめと言わんばかりのST+70を叩き出し、点灯します。
形式上だけでも阻止に回った方がいいなと判断し、レベル4グレムリンの横にブラックナイトを横付け。マジカルリープでダウンを解除して侵略します。
2種の応援は相変わらず有効でST+20、強打が発動するので90ダメージ出せます。
かめさんのアイテムはシルバープロウとバーニングハートで、ギリギリ耐えられない・・・のですが、同時にリビングアムルを持っており、それで防御されます。
しかし相手は無属性。らをーさんがアーマードラゴンを起動してくれれば・・・
らをーさん「あぁ~ダウン解除されてない!」
・・・ということで、順当にかめさんが達成しました。やっぱりナチュラルワールドは4積み安定ですかね。
ライフストリームとかいうカードを外せば良かったかも・・・と思う反面、初手にそれを使ってヘルパイロンを配置したので、難しいところです。
23ラウンド目標達成
1:かめさん:G10538
2:破魔矢さん:G7118
3:アワユキ:G4270
4:らをーさん:G1493
5戦目
対戦相手は風騎士さん、外鴨なきく(以下、なきく)さん、saikoさんの3人。
なきくさんは自身のトゥイッターアイコンにある、何かのキャラクターそっくりの被り物をしていました。初めて参加したオフ会でも見た気がしますが、あれ何なんですかね?
それはともかく、自分が使用したブックはこちら(比率23:10:17)。
・・・え?「ミラーホプロン考察記事の使い回しじゃねーか!」って?
そう思われるかもしれませんが実は順序が逆で、このオフ会用に組んだものを試運転に回したのがあちらなのです。
その対戦の内容を踏まえて調整したのがこのブック、というわけです。決して手抜きではありません。
安定感を高めるためにクー・シーを外してイエローオーガとテュポーンを、さらに宝石マップということで、オブリタレートを投入しています。
対戦内容
順番は風騎士さん、アワユキ、なきくさん、saikoさん。なんか今回2番手多いですね。
風騎士さんとなきくさんは水、saikoさんは火です。
自分の初手にはラハブがいましたがエクスチェンジは無し、さらにこれを置いてしまうと風騎士さんとなきくさんが有利になってしまうので、早々にディスカードしました。
プルガサリを連続で引き、上手い具合に風土地やその近辺、司令塔に止まれたので配置します。
場にオブリタレートが見えていないので、今回は属性石を少し多めに購入。適当に配置したテュポーンをリリーフで風土地に飛ばし、ちまちまとレベルを上げていきます。
しかしレベル3まで上げたところで、saikoさんがその土地を踏みます。手札にはティアマト+グレムリンアイ、そもそもヘルパイロンもいます。
あっさり奪われ、Sゲート周囲にはsaikoさんの高額土地が乱立。風騎士さんの高額土地もあり、歩きにくくなります。
まぁ自分の手札にはマジカルリープがあるので、いざとなったらこれで逃げながら・・・
・・・と思ったのも束の間。saikoさんがオールドウィロウを引いてきます。
1つの高額土地を避けたところで、それとは別の場所をオールドウィロウに変えられては、結局踏んでしまいます。
これは流石にマジカルリープを切れない・・・と素ダイスを振ると、出た目は3。三叉路にある風騎士さんのレベル4スキュラを踏んでしまいました。
せめてスカラペンドラ(合成できない)で衰弱を付与しようとしたところで、スキュラにはそれが効かないことを思い出し、何もできず支払い。
その魔力を元手に、風騎士さんがレベル上げにより点灯。オールドウィロウも躱して普通に達成していきました。
流石にオールドウィロウを警戒し過ぎましたかね?
とは言っても、それを引いた時点ではsaikoさんが1位で「1人(この場面ではアワユキ)を蹴落とすことで実質3人戦にする」をされそうだったので、警戒しないわけにはいかず・・・
折角のミラーホプロンも刺さらず終わってしまいましたし、良いこと無しです。
22ラウンド目標達成
1:風騎士さん:G8762
2:saikoさん:G6723
3:アワユキ:G4522
4:なきくさん:G4381
6戦目
対戦相手はカマキリさん、ヌーンさん、うらかすみさんの3人。
うらかすみさんとは何度かオフ会でお会いしており、ニコニコ動画でも何度かプレイを見てはいましたが、対戦するのはこれが初めてです。
自分はトゥイッターで「^q^」の顔文字をよく使うのですが、ひょっとしたら影響を受けてます。
面白いブックを使う傾向にあり、とにかく堅実なカマキリさん、ヌーンさんとは対照的と言えるかもしれません。
そんな中で自分が使用したブックはこちら(比率20:8:22)。
リミッションを駆使して高速周回を目指すブックです。
今回のマップにあるゲート3つのうち、2つは12歩で1周できる位置にあります。
延々とリミッションを使い続ける補助として、手札を消費しないルーンアデプト、素早く引き込むリンカネーション、使い切っても安心のリバイバルを投入しました。
また高速周回と相性の良いアマゾンを投入。手札がダブついた時に適当に投げます。
あまりネタ要素の無いブックですが、あまりにネタ要素が強すぎて勝つ気があるのか謎すぎる水ブックの代わりとして、急遽組んだものなのでご了承を。
対戦内容
順番はカマキリさん、ヌーンさん、アワユキ、うらかすみさん。3番手です。
カマキリさんとヌーンさんは水、うらかすみさんは火のようですがディスコードが見えます。
ネタばらしすると、上述の急遽組み替える前のブックがマイコロンを使うブックだったのです。これは組み替えて正解でしたね。
しかし何やら様子がおかしく、大量のディスエレメントに加えてグランギアにニル=バーナも出てきます。無火混合のアンドロギアブックでしょうか。
カマキリさんはイモビライズを引いてきます。これはまさかのコンビ撃ち芋バーナ・・・!?
自分はNゲート横にルーンアデプトを配置。リミッションは手札に無いので、マジカルリープで短縮しながら普通に周回。
一方でヌーンさんは普通にリミッションを使い、素早く周回を重ねます。
その後自分もリミッションを引き、ルーンアデプト経由で発動。後はマップ上部のループを回るだけ・・・と上手いことは行かず、ヌーンさんにセフトで没収されます。
三叉路にいる、ヌーンさんのG・ノーチラスがレベル3に上がったところで、うらかすみさんの合成ディスエレメントが発動します。
それを受けたヌーンさんは、すかさず別の土地をレベル上げしてトランス・・・を狙おうとしたところ計算ミスをしたようで、手持ち魔力はG30。アイテムが使えません。
この隙を逃さず、自分はマジカルリープでその土地に着地。この時、場にはデッドウォーロードがいたのですが、すっかり忘れてスペクターローブを無駄消費してしまいます。
レベル3を奪ったものの守れる手段が無い時に、うらかすみさんがグランギアで移動侵略。手札にはスカイギアがおり、無傷での合体を許してしまいます。
そのレベル3争奪戦をしている間に、カマキリさんは順調に自分伸ばし。それを警戒したヌーンさんが、ひたすらスワンプスポーンの秘術で遅延していました。
その後ヌーンさんも持ち直し、堅実なお二方はどんどん伸びていきます。
移動侵略できる位置にアマゾンはいますが、その相手はゼラチンウォールであり、逆に魔力を与えてしまうので何もできず。
ルーンアデプト経由のマジカルリープで安全に周回することしかできず、その隙にカマキリさんは属性石を手放しレベル上げ。
するとここで、ヌーンさんがスワンプスポーンの秘術を発動し、カマキリさんの遅延を狙います。
その時のカマキリさんの位置は、3マス先まで全てレベル3以上。さらにそのうち2マスは自分の土地です。
これはおこぼれを貰うチャンス!とばかりに、2マス先のバハムートをレベル4へ。
これで踏んでくれれば・・・と思ったら、マジカルリープで4マス先、それもゲートの2マス隣へ飛んでしまいます。
最終的には(グラフの伸び方的に多分マカラで連鎖を伸ばしてから)ゲートダイスを出し、カマキリさんが達成しました。
セフトが見えた時点で、リミッションをルーンアデプト経由でなく、普通に使うべきだったかもしれませんね。
4枚積んでいる以上、1枚使ったところで次を引く可能性もあったわけですし、そこは明確にプレミだと思います。
21ラウンド目標達成
1:カマキリさん:G8509
2:ヌーンさん:G7554
3:うらかすみさん:G4470
4:アワユキ:G4463
結果としては
というわけで、今回も1勝もできずに終わってしまいました。
今回のオフ会の順位決めはポイント制で、最後にポイント上位から4人ずつの卓に別れて対戦、という形式でもう1戦おこなったので、実はもう1戦あります。
しかし、このオフ会向けに用意したブックはここまでの6つで全部であり、別の作り置きブック(ランダム軸)を使ったこと。
さらに一度AI化が発生して仕切り直しとなった結果、時間が圧して途中(21ラウンド)で打ち切りになったこと。
そして何よりこの対戦のメモを取る時間が無く、内容を記録できなかったことから、書くのは断念しました。
対戦相手のうらかすみさん、Rexさん、らをーさん。この対戦の内容を期待されていたら、誠に申し訳ありません。
だからって詫び記事は出ないからな!1
最終的に最多ポイントとなったのはかめさんでした。おめでとうございます!
撤収
この後は場所を新宿駅周辺に移しての二次会です。
しかしその場所が居酒屋に決まったとのことで、居酒屋の空気が得意ではない自分は不参加とし、新宿駅に到着したところで別れました。
それにアルコール類も口にしませんからね。
個人的に名刺を渡したかったRexさんには無事それを渡せましたし、何より久々にそこそこの大人数が集まったオフ会。とても楽しかったです。
主催の部長さん、おそらく運営的立ち位置にいたぱんださん、そして参加者の皆様。今回は本当にありがとうございました!
おわりに
というわけで、三鎖残心のオフレポートは以上となります。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
前回参加したオフ会のオフレポートは、結局自分しか上げなかったという結果に終わり、(今回書いていいのかな・・・)とも思いましたが、やはり書きたいものは書きたいので、平常運転で書きました。
それにピートロさんに半ば強制的に書かせることになりましたし、これで書かなかったら妖怪オフレポート書いてけの名が廃ります(そうかな?)。
今なお張り巡らされる「新作が出ない」「機種が古い」「人がいない」の3本の鎖。この鎖が切れ、界隈に活気が戻る日は来るのでしょうか。
それを知る者は最早誰もいないかもしれませんが、なんだかんだ自分は待つと思います。
何はともあれ、今回はこの辺で失礼させていただきます。
fira (2023年4月26日)
圧巻のオフレポ、ありがとうございます
フェニックス活躍してましたね!
次は名刺持っていこうと思いました、、、!
Sarutani (2023年4月28日)
当日は対戦ありがとうございました。
名刺忘れたのは今回のオフで最大のミスでした。
ポイズンマインドは割るカードを基本的に自分で選べないスペルなので、
あれはカルドラ様のお導きだと思っていただければ…。