超大型で非常に強い勢力の、台風19号。関東圏の皆様、諸々の備えは万全でしょうか。
とはいっても、これを安心して読む頃には、その脅威も去っていることと思います。
尤も、自分も関東圏なので、これを書いている余裕があるかと言うと・・・
「折角の三連休が1日無駄になった」で終わることを祈るばかりです。
そんな今回は台風、即ち「嵐」に準えて、ストームシフトについて適当に書きます。
なお、対極のマグマシフトには触れません。白状するとネタが無いからです^q^
基本性能
単体瞬間/レア度S/G120
レベル3以下の対象水領地を風に変える、またはレベル3以下の対象風領地を水に変える
敵領地に撃てる地変スペル
リボルトに於いて一般的に使われる地変スペルは、四属性の「○○シフト」です。
嘗てのアップヒーバル、シンク、ワイルドグロース、ウェザリングより安価、さらに対象領地のレベルに関係なく使用することができます。
しかし、嘗ての地変スペルは妨害としても使えたのに対して、四属性の「○○シフト」は自分伸ばしにしか使えません。
ストームシフトは、嘗ての地変スペルのように、妨害として使用することができます。
属性が限定される
そんなストームシフトですが、決して万能ではありません。
カードテキストを見れば分かる通り、対象に取れるのは水領地、または風領地のみです。
それもレベル3以下にしか使えないため、トランスに使われる傾向にあるレベル4や、拠点となるレベル5を妨害することはできません。
自分伸ばしに使おうにも水ブックで風土地、或いは風ブックで水土地を取る必要があります。
その使い方であれば四属性の「○○シフト」を投入した方が、ずっと有意義に使えます。
そのため連鎖削りに使いたいところですが、相手が水や風でないと意味がありません。
さらに「連鎖を削るだけ」であれば、より適したカードが存在します。
自分伸ばしも可能な万能妨害
それがクインテッセンスです。対象領地の属性に関係なく使用することができます。
さらにレベル4まで使用可能と、その範囲もストームシフトより広くなっています。
それでいてコストもG80と安価です。
複属性土地に変える都合上、自力地変に必要な魔力も通常より安くなりますが、それは自分に使った場合も同じです。
四属性の「○○シフト」より手間はかかりますが、自分伸ばしも不可能ではないのです。
この取り回しやすさを持つクインテッセンスより、ストームシフトが優先されることはない、と言っても強ち間違いではありません。
それでも利点はある
「それじゃあ投入する意味ないよね?」と結論付けてもいいのですが、それであればこの記事を書くこともないです。わあメタ発言。
妨害として見た時、クインテッセンスより優れているところは、ちゃんとあります。
そこで「ストームシフトが優れている点」をいくつか挙げていきます。
地形効果を失わせることができる
これこそが、クインテッセンスでは絶対にできない芸当です。
四属性のクリーチャーは、配置した土地と自身の属性が合っていると地形効果を得られます。
また、複属性土地に配置しても地形効果を得られるため、クインテッセンスで妨害しても地形効果が残ります。
例外(サーペントフライ)こそありますが、ストームシフトは地形効果を持つクリーチャーに使うことで、その地形効果を失くすことができるのです。
「ハーフリングは?」って?だってあれ防魔持ってますし・・・
自力地変にかかる魔力を増やせる
上でも述べましたが、複属性土地の自力地変は通常より安くなります。G200ですね。
クインテッセンスでレベル4を地変しても、G400で属性を戻すことができます。
対してストームシフトは、レベル3の時点でG500と、浪費を強いることができます。
四属性の「○○シフト」やインフルエンスを使われたら、この限りではないですが・・・
奪った後の地変の手間を減らせる
これはかなり限定的なものですが、例えば水土地に対してストームシフトを使い、その領地を風属性のクリーチャーで落とすことで、すぐに地形効果を得ることができます。
自身と異なる属性のクリーチャーが配置された領地を落とした場合、大体は属性不一致となり地形効果が得られません。それだけならクインテッセンスでよくね。
それを即時で解決するだけでなく、連鎖伸ばしにも直結させることが可能となります。
地形効果も連鎖構築も一手で解決できる神龍やっぱりおかしい。
器用に立ち回りたい
さて、ここまでは只管「妨害として使う」ことに着目してきました。
自分伸ばしは四属性の「○○シフト」の方が優れているので、当然と言えば当然ですが・・・
敢えてストームシフトだけを取り上げたのには、ちゃんと理由があります。
それは、面白い使い方ができるカードが存在するからです。
それがサンダースポーンです。水領地を多く持っていると侵略で強くなります。
サンダースポーンとストームシフトを組み合わせると、何が起こるのでしょうか。
「この2枚を組み合わせてできること」を、適当に挙げていきます。
領地コストを捻出したら強化に回せる
サンダースポーンを配置するには、風土地が1つ必要となります。
それでいて強化基準は水土地の数と噛み合いませんが、配置できれば風土地は不要です。
遠隔移動を考慮すると、配置した方が何かと都合がいいです。
サンダースポーンを配置したら、ストームシフトで水土地に変えてしまおうというわけです。
領地コストの捻出ができる
反対に「サンダースポーンを配置したいけど水土地しかない!」という時に使うことで、すぐ領地コストを工面することもできます。
マカラを組み合わせれば、風土地と水土地を自在にスイッチすることも可能となります。
1つは風土地のままキープしておく、とすれば、この限りではないですが・・・
遠隔移動の条件を満たせる
勿論、攻撃に転用することもできます。
水属性クリーチャーが配置された水土地や、風属性クリーチャーが配置された風土地に対してストームシフトを使うと、属性不一致の状態を作れます。
サンダースポーンが遠隔移動できるのは属性不一致の敵領地なので、理に適っています。
ストームシフトを使ってみよう
さて、初期の記事ではこの辺りで「考察したカードを組み込んだブック」を組み、カルスタやライトフロアで試運転していましたが、最近はブック紹介のみです。
台風が接近している状況なので、今回も例によって試運転は行いません。
今回は「ストームシフトを搭載した、自己流サンプルブックの紹介」に留めます。
サンダースポーンと組み合わせて、このようにしてみました(比率21:9:20)。
流石にストームシフトを軸にする勇気はなかったので、4積みはしていません。
サンダースポーンの特性上、水土地を多く確保することになるので、連鎖を組む属性には水を選んでいます。
水領地数に比例して強くなるアンダイン、領地コスト捻出要員のブリーズスピリット、水土地を増やせるバハムートやマカラなどを投入しました。
「結局クインテッセンスあるじゃねーか!」という点はご愛嬌です。確実に属性不一致の状況を作れるので・・・
おわりに
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
台風への備えが大体終わり、特にやることもなくなってきたので、気分転換に記事を書くことにしました。
万が一、この記事を最後に、トゥイッターもカルドブログも更新が途絶えていたら、そういうことだと考えておいてください。
はたして自分は、この台風をきのこることができるのか・・・それはカルドラ様のみぞ知る。
何はともあれ、今回はこの辺で失礼させていただきます。