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”切り札”って超かっこいいじゃないですか.

状況を一変させる一枚の衝撃は何にも代えがたい快感です.特に試合が少しずつアガリに近づいてはいるものの依然として続く睨み合いのスリルとブックに眠っている切り札を待つ緊張が私は大好きです.地変3枚目を今引けばそのままゴールできる,あいつの拠点はブックの底で眠っている一枚だけ入れたチェーンソーで落とせる,まだロングラインがばれてないっぽい…….みたいなカルド特有のドキドキは至福そのものです.往々にして引けずに負けるんですが.そもそも30Rしかないんですよリボルト.短い.ドキドキの時間なんて大体5,6Rくらいしか続かず,もたもたしていると試合が終わってしまいます.

 

カードのパワーが状況によって変わることはよくあることです(自分以外全員地の時のムシュフシュ,念のためイエティを入れていたら火侵略が来た など).しかし事前に価値を推し量るのは至難であり多くの場合ブックに入った珠玉の50枚でさえ,今こそ欲しいカードとそうでないカードに分かれます.ですが都合よいドローなど早々起こらず,最後まで切り札が引けなかった場合,負けに直結しかねません.特にリボルトは追加ドローがなければ30Rで引けるカードは35枚しかないため15枚は最期まで引けないカードが存在することになります.今回は切り札が引けない!そんな悲劇の防ぎ方について考察していきます.

概要

強いカードをたくさん使う

その状況で強いカードを使えることは勝敗を大きく左右します.特に,その場で強いカードをたくさん使用できれば大きく勝利に近づくことができます.

手札にカードを加えるという動作はつまりそのカードの使用権利を得ることです.引かないと使えないのだからどんなカードもたくさん使うにはそもそもたくさん引かなくてはなりません.ここに追加ドローの恩恵の1つがあります.特にブックが一周することが稀なリボルトでは期待値的に0.5回しか使えないカードが1回使えるようになる恩恵(より確実に試合中,特定のカードを使えるようになる恩恵)もこれに含まれます.

ここで重要なのはカルドセプトではブックに入っていても手札にないカードは存在しないものと同じという事実です.(その場だけでみれば)手札にないディスクより手札にあるチェインメイルの方が防衛に貢献できます.

追加ドローを用いると試合全体を通しての使用可能になるカード選択肢が増え,必然的に強いカードの使用回数が増加します.そのため(状況判断が正確な限り)ブックの総パワーが上がります.

強いカードを早く使う

その状況で強いカードを使えることは勝敗を大きく左右します.欲しいカードをたくさん使うことと同様に欲しいカードを欲しい時に使えることは勝敗を揺るがします.

侵略ブックの武器やバイミス,条件がそろった状態での達成系密命カード,最序盤での粉ブックの粉,リーチをかけれるタイミングのトランス,敵達成直前時の2枚目のアステロイドなどなど……ここぞ!で使いたい切り札は「今こそ欲しいカード」の最も極端な例です.

切り札は引ければ大きく自身の勝利を呼び寄せ,引けなければ場合によっては負けに直結します.そうでなくとも来るべき時にスムーズに勝利へ近づくために,切り札を引くのにかかるラウンドの短縮は極めて重要な問題であり,その最も単純な解決策がたくさん引くことです.

ブックの上から5枚目に切り札が埋まっていた場合,何もしなければ引くのに追加で5ラウンドかかりますが途中でホープを使えば3ラウンドで,4位ギフトを使えば次のラウンドに引くことができます.実際には何枚目に埋まっているかはわかりませんが,ブックの底に埋まっているカードを能動的に”掘る”ことで必ず使用タイミングを早めることができます.

結論

・どんなに強力なカードも手札になければ使えない

・ドローを増やすことで手札に来るカード総数を増やすことができる

・試合中の手札に来るカード総数を増やすことで特定カードの使用回数が増える

・時間当たりの手札に来るカード総数を増やすことで特定カードの使用タイミングが早まる

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