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1.はじめに

リボルト5周年の投稿祭に併せて、思考の整理も兼ねて普段どういうブックの組み方を行っているか、思考の整理も兼ねて公開することに。

この五年間で色々な方と一緒にカルドセプトを教えていただいた結果、無駄のないブックを作れるようになってきたのではないかなと思います。

既出の考え方も多く、かなり変態めいたことを書いていると思いますが、皆さんのブックづくりのお役に立てれば幸いです。

2.コンセプトの決定

レギュレーションに合わせてブックコンセプトを決定します。とりわけ、ブックを組むにあたって達成ラウンド数の想定はかなり重要な要素で、レギュレーションや環境によって大きく変動します。ブックの色よりも、先に決めています。

では、ライトフロアで使うブックを新たに作ることにします。

・カルドセプトの三要素

カルドセプトに関わる要素全て(ブック構成・立ち回り・個別カード・対戦相手)において“走”“攻”“守”の3つにカテゴライズします。基本的にこれらの要素は三すくみの関係にあると思っています。


走:手早く上がるためのカテゴリー

攻:相手の達成を妨害するためのカテゴリー

守:自分の資産を防衛するためのカテゴリー

 

・達成モデル・ブックの方向性の決定

久しぶりにカルドセプトに触るので、シンプルに「走」に寄せたブックを使うことにしました。

走り負けを避けるため、今回は17R達成を目指すことにします。

14R目にレベル5領地を天トラをすることで理論上17Rに達成することができますが、ライトフロアでは目標魔力が7,000Gとなりますので、14R目に5-1-1-1-1の形を作ればパターンに入れることができます。

・マップの選定

ライトフロアの特徴はマップが蓋を開けるまで分からないことです。

攻に寄せたプレイングをするセプターはツインリングを、走や守に寄せたプレイングをするセプターは【シンプルブランチ】か【ロングホーン】を選択しやすい傾向にある気がします。

ライトフロアのレギュレーションの中で、魔力が沸きやすく、ダイスの出目を操作しやすい(天トラを狙いやすい)マップは【ツインリング】または【スパイクス】ですが、ツインリングは踏みで決着をつけやすいマップなので、今回はスパイクスを選択しつつ、その他のマップにも対応できるようにブックを組みます。


※イン・ヤンやミドルサークルは特化ブックを持ち込まれる印象があります。

 

・ブックカラーの選定

本来であれば、走における特Sランクカードであるマカラのいる水ブックを選択したいところですが、ライトフロアでは、メタの対象が多岐に亘ることや、ツインリングで置き負けた際に、ある程度の”攻”の要素を採り入れなければならいことから地ブックを選択します。

 

3.ブック骨子の作成

〇〇が来なかったので負けたという事態を避けるため、100回対戦して、100回とも同じ動きが出来るのが理想です(ブックの動作安定性)。動作安定性をを担保するためにカード割を検討します。

まずは、ギフト4枚(3人対戦のためギフトによるドロー枚数平均2枚を想定)からスタート。

・クリーチャー

ライトフロアでは、10ラウンド目までにクリーチャーを8枚手札に引っ張ってくる理由がないのですが、クリーチャーを防具に転換できるという地援護の強みを最大限生かすため(クリーチャー事故を絶対に起こさないため)に、以下のようにクリーチャー割を決定。

・アイテム

アイテムの役割は2つ。グレムリンアイに耐性のある防具であるかどうか否か。5-5-1-1となっているべき16R時点で手札に2枚の防具があれば理論上干渉を捌ききれます。

ただし、それまでにアイテムを使った拠点防衛を2度行いたく(スニークハンドやシャッターによる手札干渉もケア)、今回はリビングアムル2枚を含めて7.21枚が必要となります。

なお、グレムリンアイを絡めた侵略から領地を守るための防具が必要となるため、8枚のうち2枚はグレムリンアイに耐性のあるカードを採用します。

今回は堅く見てリビングアムル2枚を含めてアイテム8枚から構築を開始します。

※水ブックでは援護による防衛がアクアデュークにしかできないため、A群とは別にB群から2枚採用しないと到底守り切れるブックとはなりません。地ブックは援護(ギガンテリウムやロックトロル等)が自然に採用でき、B群をA群に包含しても防衛能力が著しく劣らないということが分かってきたためB群をA群に包含することとしました。

・スペル

その他の走りきるために行使したい回数を検討して、以下のようにスペルを配分しました。

・ブック(骨子)

かくして最強のブックの骨子ができました。

 

<ん?

 

というわけで、ブックが54枚になりましたので、ここから4枚削る必要があります。

 

4.定義の再検討

ここで、プロフェシーを入れる形で4枚を削る方法を提案したのがふみひこさんの記事()。

プロフェシー入りも検討してみましたが、このブックにプロフェシーを入れることで、ブック圧縮に貢献しないことが分かったため今回は棄却。その他のドローソースの追加も検討しましたが、うまくいきませんでした。

そこで、その他の方法でブックを微調整することが必要になります。

・クリーチャー枚数

12Rまでに土地が5つある状況を作れれば良いので、明らかにクリ―チャーが過剰となっています。そのため、12Rまでにクリーチャーが8枚くれば良いと条件を緩めることにしました(要は妥協)。

単なる数字遊びですが、クリーチャー枚数を3枚削ることに成功しました。

・現金干渉・手札干渉

当初想定していた干渉手段のカードは以下の通り。

×2  ×4 ×4

このように設定したのは序盤・中盤にランドドレインを2回、終盤にドレインマジック1回を行使するためです。

手札干渉のシャッターはライトフロアでは非常にお手軽かつ強力なカード。的確に必要なカードを割っていく事で”走”にも”守”にも”攻”にも転用でき、ゲーム中に是非2回使いたいです。

ただし、今回は干渉手段を以下のようにすることでランドドレインの採用枚数を1枚減らすこととしました(セフトでドレインマジックを現地調達する)。

×2 ×3 ×3 ×1

場のレベルが高い場合は、ドレインマジック×1、ランドドレイン×4としても良いが、ライトフロアでは一定数現金輸送するプレイヤーもいるため、ドレインマジックを2枚採用しました。

なお、ドワーフマイナーを1枚採用し、減らしたランドドレインを1枚分の現金獲得手段を得ることとにしました。

参考:ランドドレインとドレインマジックどっちが強い?

ランドドレインよりドレインマジックが有利になる魔力帯を表にしたもの。現金干渉を”走”の手段と見做した時、600~700Gの魔力帯を維持するプレイヤーが多いならばドレインマジックのほうが有利になる。

 

・ブック(骨子2)

 

5.クリ―チャー・アイテム選定

ここからは、クリ―チャーとアイテムの選定に入ります。今回のコンセプト上、候補となるカードは以下の通りになります。

ここからは想定される干渉(および好み)に対応して、適切な枚数を選択していきます。

・領地コストなし

から12枚

・領地コスト1

から3枚

※1枚はドワーフマイナーとする

・領地コスト2

から3枚

・アイテムA群

から4枚

※ここには記載していませんが、このブックではネクロスカラベを採用します。

・アイテムB群

から2枚

 

・クリーチャー選定手順

・走るための核となるクリーチャー

不屈クリーチャーを採用することで魔力調整が容易になるので、ピクシーを採用します。

マカラは不屈が強い。

連鎖のうち1つはピクシーとしたいので、連鎖形成段階で1枚来るように採用枚数は3枚となります。

・MHP60クリ―チャーの採用

グレートタスカー+ウォーロックディスクを解決するためにMHP60を複数枚採用する方向で検討します。

5-5-1-1となった時にレベル1の土地2つがMHP60であれば、グレートタスカーによる干渉を拒絶できるので、地被りの場では連鎖維持の駒をMHP60のクリーチャーとしたいところです。

採用枚数の根拠としては、

以上より、5枚採用します。

この防衛手法だとシルバンダッチェス+援護には何もできませんので、防具を使用したり、ランドアーチンを置くなど複数回の殴りに対応できるように配置していきます。

・テュポーンに対しての連鎖維持

風ブックのテュポーンに対しても同様に5枚採用したいですが、テュポーン側がウォーロックディスクを使うかどうかで択が発生してしまうため、

連鎖構築段階で1枚くれば良いとの考え方から3枚採用することにします。

風ブックが想定される場ではもう少し厚めに対策する必要があります。

・対ムシュフシュ

ムシュフシュ+ヘルパイロン応援+グレムリンアイの打点は105点。

レベル1の連鎖維持にあたって

ウッドフォーク(40)+ランク補正(10)+MHP60援護カード(60)=110

シルバンダッチェス(50)+ランク補正(10)+MHP50以上の援護カード(50)=110

で凌げます。

以上より、ウッドフォーク+シルバンダッチェス=5枚とします。

・ブック(骨子3)

こうしてクリーチャー割が決定しました。

 

・アイテム選定手順

・グレムリンアイ耐性もあり拠点防衛に有効なウォーロックディスクを2枚

・無効化盾を2枚(マグマシールド2枚あるいは1枚をスフィアシールドに差し替える)

・シルバンダッチェスには弱くなるものの、3枚採用しているストーンウォールに着せられるネクロスカラベを1枚

・グレムリンアイ耐性のあるスペクターローブを1枚

以上です。

・ブックの微調整

ライトフロアでは、武器を複数枚採用したセプターもおり、リビングアムルが腐る試合も相当数存在します。

リビングアムル1枚を減らしても、投入すべきアイテム枚数7.21枚の近似値を得られるため、リビングアムルを1枚ランドアーチンに差し替えることにします。

 

6.完成したブック「吉野家」

こうして完成したブックが以下の通りです。

立ち回りが決まっているので、プレイ段階で悩むことはほとんどないと思います。

バインドミストやスクリーマーなどのネガ呪い耐性がついたり、ランドアーチンの弾力的な運用ができるようになるリリーフが2枚入るとより防衛面では盤石になるので、気持ちに余裕があったらこの後のブック変更について補記するかもしれません。

〇おまけ

一人回しの時間を削減するために自動的に作成したブックをシャッフルする機能をつけてみたのですが、現実の配牌の不条理さを見せつけられて何とも言えない気持ちになります。

 

〇対戦動画

ブックは良いものが出来、動作安定性も確かなことがわかったのですが、使い手のプレイングがちょっとイマイチでした(インフルエンスの打ち方が最悪のそれ)。

勝った試合を自慢げに上げてもいいかとは思いますが、概ねコンセプト通りに立ち回りが出来ているので戒めも込めて公開。

カルドセプトは1試合が長いというけれど、ポケモンでの受けループと同じくらいの対戦時間で終わることに気づいてしまって何とも言えない気持ちになりました

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