カルドブログ

だれでも書ける みんなで作る カルドセプトのブログ★

トップページ » hydechandayo » 【マップ考察】ロストウッド

○はじめに

カルスタのロストウッド対戦会で5戦4勝、勝率8割とすることができたので、カルドブログに思考を残しておくことにしました。

○マップ特性の把握

初めてのマップということで、要素を整理。

・土地数がやたら広い(合計47!!)
※リビンググローブやグーバ、パウダーイーターが明らかに強い
・周回ルートに多様性があり、踏みも発生しづらい
※ただし、N→W→S 周回の際に現金が足りなくなるかもしれないので、現金管理に注意する
・ショップでマジカルリープが現地調達可能
※マジカルリープを採用せず、足回りはヘイストを採用したい
・宝石マップ ただし、アクセス性は微妙で買込には工夫が必要です。

○周回ルート

一周目に伸びそうな石を、二週目後半にこのあとのトランスのための現金調整を目的にタイニーアーミーによる増収などを助けに魔法石を買い込んでいきたいので、周回ルートは【E→S→W→N→E→N→W→S】とするが最も強力と思われますが、システムクリーチャーの配置を優先させたいので、周回ルートに大きく固執せず、維持できそうな土地への配置優先で周回していました。
というか、クリーチャーコストを極限まで絞った影響で懸念していた現金が足りないという場面がありませんでした。

○構築の軸について

以上より、ラクーンなどで有力と見られるマカラ起動型の水ブックですら、速度負けする可能性が高いため、グーバクイーン・パウダーイーターを軸に構築を組むのが丸いと判断しました。
宝石屋をレベル4トランスのトリガーとしたいため、6-7の土地数(単色または二色で連鎖を組む)を確保しながら、魔法石売買ではなく天トラを軸に立ち回る方向性で考えます。
そのためにクリーチャー・連鎖形成のコストをできるだけ絞りたいと考えました。
二色で連鎖を組めるくらい土地数を確保するプレイを目指したので、マカラで無理やり水に合わせる行為に疑問を感じ、宝石マップの定石となっている水ブックを棄却しました。
※焼き対策も兼ねて4連勝後の5戦目での使用も検討し、実際に作成もしましたが、仕上がりが微妙でお蔵入り。

○干渉要素について

遅れたときの一発逆転の手段として、リビンググローブ+グレムリンアイが最も分かりやすいですが、対戦相手もグーバ、パウダーイーターがいることを想定し、侵略要素として、アームドパラディン、ガルーダなども悪くないのではないかと考えました。

○使用ブックまとめ

以上のような思考をベースに組んだ4つのブックは以下のとおりです。
1.コナとグミの女王
強いと思われる要素を詰め込んだブックを最初の一戦で使用。まさかのハイブワーカー2被りでぐんぐん伸びる(リビンググローブより伸びてビビる)中、石を買い込んでなんとか勝利しました。1戦1勝
2.女王の教室
ハイブワーカーが被ったり、リビンググローブ同士で打ち合うシーンを想定すると、ゼラチンアーマーが有力なので、グーバクイーンとハイブクイーンを採用した構築を作成しました。
ナイトエラントとグーバ(&グレアイまたはブーメラン)を大事に抱えて圧力をかけつつ走るのが面白かったです。ナイトエラントを抱える立ち回りをすることから、フィロソフィーを絡めたブックの動作安定性も非常に高く、満足の仕上がりです。
2戦2勝。なお、ハイブワーカーは初戦を除き一度も遭遇しませんでした。
3.女王の盾
3連勝後に残り2戦で使用すべく構築したものです。5連勝を意識し、自分に向いてくると想定されるシャイニングガイザーやアステロイド、ミラーワールド、その他手札現金干渉に耐性をつけた形に変更しました。
ランドドレインを被弾しないよう、バリアーを採用する関係で、ダイスの運によって速度負けすることを懸念し、フライを採用しました。この案は、カルドラリーグにおけるtedloaさんの構築を参考にさせていただきました。
結果はパウダーイーター&ホームグラウンド型に1R速度負け。
ここを拾えれば5連勝だったので、悔やまれる敗戦となりました。
4.SPHERE
パウダーイーターに負けてから、グーバではなくパウダーイーターが最速なのではないかと考えるようになりました。
ただし、クリーチャー数を絞るタイプの構築はミラーワールドや焼きが見えた瞬間に即負けとなってしまうため、一般的な風ブックにパウダーイーターを入れる形を目指しました。
相手のパウダーイーター(+リビングアムル)を伸ばさせないパウダーイーター入りということで、圧力要素となるダブルコスト枠にエアロダッチェス(60G)&ガルーダ(40G)を採用した構築を作成。
実戦では軽い(30G)、防魔、バリアー、タイニーアーミーが複数発動可能(MHP20以下)と、このマップで必要とされる要素の大部分を持つパトロナスおよび、シャイニングガイザー耐性がありコストの軽めなルフ(60G)をシングルコスト枠に投入。
この環境の地ブックはダッチェス・タスカー型ではなく、グーバ・ドワーフマイナー・ピクシー型が有力でテュポーンもそこそこ刺さるかと思われますが、魔法石の練度に自信があったので、重いカードはあえて採用せず速度勝ちすることで対策することにしました。

○最後に

久しぶりに納得感のある勝ち方が出来たので、素直に嬉しかったです。魔法陣焼きが怖い構成でしたが、焼かれる前に伸ばすことができました。

この記事への反応