カルドラフトの遊び方 (ウェザリング版) です。前回よりシンプルになりました。
参加側の条件
参加者は「全種類のカードを1枚ずつ持っていること」が条件となります。ただしブリードカードとブリード関連スペル2種類 (ペナライズ、ミラクルコール) は使用しないので、それ以外のカードが揃っていれば問題ありません。
上記を満たせば遊ぶことは可能ですが、できれば
- レア度Nのカードは全種類3枚ずつ
- レア度Sのカードは全種類2枚ずつ
- レア度Rのカードは全種類1枚ずつ
揃っているほうがブック構築の自由度が上がるので望ましいです。
とはいえ必須ではないので、カルドラフトはカード資産がそれほど揃ってなくても (フルコンプリート前提のガチ対戦に比べれば) 遊びやすいゲームと言えるでしょう。
準備編
ブリード関連スペル (ペナライズ、ミラクルコール) 以外の全てのカード (442種類) をリアルカードとして準備します。
全カードをクリーチャー・アイテム・スペルに分け、クリーチャーは属性ごとに分けます。それぞれのカードの束をシャッフルし、順不同にします。
分けたカードを、AからZまで26の「パック」にします。A〜Zのカード置き場を作り、それぞれの置き場に無属性、火属性、水属性、地属性、風属性、アイテム、スペルの順にどんどんカードを置いていきます。
各パックはクリーチャーが9〜10枚、アイテムが2〜3枚、スペルが5〜6枚で、どのパックも合計は17枚になります。
ドラフト
まずは各参加者が使用するパックを3パックずつ、ランダムに選びます。この時点では、まだ自分が手にしたパックの中身を見ないようにしてください。
次に3〜8名でテーブルを囲みます。できれば4人か8人が望ましいのですが、無理にこだわる必要はありません。テーブルができたら「ピック」を開始します。手順は次の通りです。
- 自分の3パックの中から最初のパックを1つ選ぶ
- 他の参加者には見えないように、17枚のカードを見る
- パックの中から使いたいカードを1枚選ぶ
- 選んだカードを裏向きにして自分の前に置く
- 残りのカードを時計回り (左隣) の参加者に渡す
全員の最初のピックが終わったら、次に回ってきた16枚のパックを見て、同じ手順でピックを繰り返します。これを16回繰り返して、最後に回ってきた1枚を自分のカードに加えたら、1パック目終了となります。
1パック目が終わったら、2パック目です。手順は同じですが、今度はピックの後、反時計回り (右隣) にカードを回します。3パック目は再度、時計回り (左隣) に回します。
全てのピックが終わったら、自分の手元に51枚のカードが残ります。これを使ってブックを作ります。
ブック構築
ドラフトが終わったら、手に入った51枚のカードを使ってブックを組みます。
このとき、カードのレア度によって、ブックに組み込めるカードの枚数が変わります。
- レア度Nのカードは3枚まで使用できる
- レア度Sのカードは2枚まで使用できる
- レア度Rのカードは1枚のみ使用できる
ブックの総数は50枚ですから、仮にレア度Rのカードばかり51枚ピックしてしまうと、ほとんど自由度はありません。逆にレア度Nのカードが多いほど、ブックを柔軟に組むことができます。
あとは出来上がったブックを持ち寄って対戦するだけです。