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カルドセプトリボルトで導入された世界呪いスペルは9種類ありますが、その効果の大きさのわりに、出てきてビックリ的な扱いをされることが少なくないように思えます。個人の感想です。

各カードの効果を再確認したい方は、下記参照。いずれも6Rの間、ゲームのルールを大きく変えてしまいます。
https://card.culdcept.net/revolt/wc/

このうち使用率と危険度が高いのはこの3つ。

ナチュラルワールド
秘術・自破壊時・戦闘終了時の能力が発動しなくなる

ミスティワールド
全セプターがスペルの対象に選べなくなる

ミラーワールド
同じクリーチャーが配置されていると戦闘時に破壊される

他のカードももちろん大きな効果を持ちますが、ブックを尖らせるチューニングが必要だったり、自分だけ有利になるような使い方をするのが難しかったり、特定のタイミングだけ必要だったり、色々大変なのであまり遭遇率は高くありません。

上の3つはその点が異なり、基本的に引くたび撃って効果を維持し続ければ自然に有利になりやすく、また有利になりやすいブックを作る際にそれほど尖った構成にする必要がないため、一般的なブックを少し改変してやるだけで大きな有利を得やすくなります。

というわけで今回はこの3つについて書きます。

ナチュラルワールド

これが貼られていると、こんなカードが弱体化します。(もちろんもっとあります)

アーマードラゴン、リビングアムル、サルファバルーン、バードメイデン、バーナックル、フェイト、ヘルグラマイト、マカラ、ルーンアデプト、スクリーマー、ウィッチ、コーンフォーク、シルフ、スレイプニル、ホーリーラマ、アングリーマスク、ゼラチンアーマー、シニリティ、プレイグ

秘術持ちは全滅ですし、不屈クリーチャーに秘術呪いをつけて何度も使いまわす、みたいなブックも機能しなくなります。何よりリビングアムルとマカラを潰せるのが大きい。

共通するのは広いマップにばらまく形の戦い方をするブックが大きく影響を受けること。マップが広めだなと感じる場合、ナチュラルワールドの採用率が高まるかもしれないと考えて、それに弱いブックを使う場合は何らかの対策を入れておかないと、最悪爆死します。

ミスティワールド

セプターを対象に取るスペルが無意味になります。手札破壊、各種呪いスペル、ドレインマジック、ランドドレインなど採用率が高いスペルカードが軒並み紙切れになってしまう恐ろしいカードです。

大抵のブックでは他人に干渉するスペルが4~8枚くらいは入っているもので、その多くがセプターを対象に取るスペルです。自分以外全員のブックのドローを10%くらい無意味にできるわけですから、全ての世界呪いの中で最も凶悪といっても過言ではありません。

しかも2つのヤバい点があって、ひとつはマップを問わないこと、もうひとつはこのカードに対抗するために手札破壊などを入れても、このカード自身が対策になってしまうことです。

ミラーワールド

ナチュラルワールドとミスティワールドは相手のやりたいことをやらせない、相手の邪魔をする呪いです。ミラーワールドにも同じ側面はありますが、どちらかというと自分だけが得をするブックを組み、相対的に他の人が苦しむという形になります。ブックが尖ったものになりやすいという点では、ナチュラル・ミスティより、今回取り上げない他の世界呪いに近い性質です。

ただ使われる影響が大きすぎること、専用ブックを組むのも比較的簡単なことから、凶悪さではナチュラル・ミスティに並びます。戦闘が起きやすい小規模マップでも、多くのクリーチャーが配置されやすい広めのマップでも、どちらでも影響を受けやすいです。

対策について

ナチュラルワールドについては、広めのマップで対戦するなら「リビングアムルありきのアイテム構成にしない」「水ブックでマカラを使う時でも地変スペルをさぼらない」というのが必要です。

そして自破壊時の能力や秘術持ちを沢山いれたコンセプトブックを組むなら、手札破壊を多めに入れるか、呪いを消せるカードを入れるか、自分自身も世界呪いを使って上書きできるようにする必要があるでしょう。

ミスティワールドについては、対策らしい対策は無いというのが恐ろしいです。ミスティを使う人と、それ以外の相手とでは、ドローの質に差が大きく出てしまう (ドローの10%が無意味なカードになる) ので、よーいどんで走り勝負をしたら負けてしまいます。

ただ、対象にとるスペルを減らすなどの対策をするのは難しいです。ミスティはどのマップでも有効なので、マップが狭いとか広いとかに関わらず使われる可能性があり、読みにくいからです。

ただミスティを使うブックはそもそも、妨害を全く入れないか少なめにして、走り勝ちを目指す形になりやすいので、場のプレイングで1人浮きにさせて他の3人の共通敵にし、みんなで叩くという形を目指すのが良いかもしれません。

ミラーワールドを使われた場合は、属性被りがあるかどうかで大きく変わります。被っていないということは自分でコントロールできますから、グローブなどの無属性を気にしておく程度で済みます。大変なのは属性が被った場合で、これはもう被った相手との呼吸次第ということになってしまいます。

ただ、ミラーワールドというスペルそのものは、ミスティとは違って手札破壊を防ぐなどの効果が当然ありませんから、ミラワブックと当たった際に自分が他のセプターと属性被りだったら、手札破壊を積極的に当てていくことで効果が発揮される時間を抑えるのが良いかと。

もちろん、自分が属性被りでなく、他のセプターが属性被りだった場合、被ってる人同士が苦しんでくれる、イコール自分は相対的に有利になるので、そのような場合はミラワを潰さずに泳がせましょう。自分が地属性、対戦相手が火被り2人とミラワ水、みたいな状況だったら、火被り2人はミラワを潰すためにリソースを割いてくれるので、自分は漁夫の利を得るべく、また浮き過ぎて早めに矛先が自分に向いたりしないように、速度コントロールを重視しながらゲームを進めていくことになると思います。

最後に

カルドラリーグで唯一勝った試合の動画を貼っておきます。自分の勝った動画は何度見ても気持ちいいし、まあ一応ナチュラルワールドがちゃんと効果を発揮した試合のサンプルでもあるので。

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weathering ウェザリング
@weathering
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大会を開催する運命にあります。

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