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トップページ » テレコム » リボルトの90000Gについて

なんかどうも2018年の90000G対戦は中止(延期?)になるらしいので、なんか寂しくなってリボルトの90000Gについて考えてみることにしました(去年ヨシさんがすでにやってくれてるとか言わない)。

・資産形成のプロセス

リボルトには護符が無いため過去作の90000Gと比べると大きく資産の持ち方が異なります。去年のデータで見ると属性石で賄えたのは15600G。土地で賄える魔力が精々25000~43000ぐらいだとすると、少なくとも30000~50000ぐらいは手持ち魔力で持つことになります。

また護符が無いということは、レベル上げたら一気に総魔力が30000ぐらい一気に増えるようなことは起きません。あくまで地道に魔力を増やしていかなければならないのです。

そこで問題となるのが、リボルトに大きく場の魔力を増やせる要素が存在しないことです。

例えば3DS版ならグレイス。例えばDS版ならバランス。そして護符ボーナス。これらの要素が無いリボルトでは、通常の対戦とほとんど同じような感じでしか魔力は増えていきません。それはつまり過去作よりも莫大な時間がかかることを意味します。

恐らくリボルトで最も「手持ち魔力を増やす」ことが出来るカードはドレインマジックになるのですが、そこにはレディビジョンという大きな問題が存在します。いくら他者からドレインマジックで魔力をかき集め手持ち魔力を増やしても、それはレディビジョン1発で瓦解してしまいます。

レディビジョンがあることを考えると、「ただ手持ち魔力を増やす」だけではいけません。大事なのは、「場の魔力を増やす」ことです。ドレインマジックではそれが出来ません。

その条件に一番合致するのがドリームテレインです。というかそれ以外にあてになるカードがほとんどありません。精々マナかランドトランスかそれとも500G密命かといったぐらいで、その他のカードでは役に立たないと言ってしまっていいと思います。

ではドリームトレインはというと、誰かがレベル5を踏むと場の魔力が1500ほど増えます。2人なら3000です(詳しくは前述のヨシさんの記事を)。実はこれでも過去作のグレイスやバランス、護符ボーナスと比べると弱いと言わざる負えないのですが、残念ながらリボルトではこれが最強なのです。

ドリームテレインを撃ちながら周回ボーナスとゲートボーナス、そしてラウンドゲインで地道に魔力を貯めこんでいく…。なんかここまで書くとどれだけリボルトの90000Gが辛いものなのか何となく想像できますね。

・達成プラン

ドレインマジックしかありません(多分)。先ほども書いた通り、リボルトで最も「手持ち魔力を増やす」ことが出来るのはドレインマジックであり、そしてそれはリボルトで最も「総魔力を瞬間的に増やす」ことが出来るということでもあるからです。

おそらく総魔力を80000前後まで貯め、手持ち30000前後の人間にドレインマジックを撃って達成するのが一番分かりやすい達成パターンだと思います。もし2、3ターンに渡ってドレインマジックを連打することが出来れば、総魔力70000ぐらいからでも可能性もあります。連打する間の妨害をバリアーでかわすことが出来れば決して不可能ではないでしょう。

しかし、ここでも問題になるのがレディビジョンの存在。バリアーを貫通するこのカードがある以上、連打プランは止まってしまう可能性が存在します。1発で達成圏内に持って行っても、そのターンに達成出来なければ引き撃ちレディビジョンですべてが瓦解する恐れもあります。

よって最も安全かつ確実なのは、「ドレインマジック撃ったターンに達成してしまう」ことになります。素ダイス勝負になってしまいますがそこは諦めましょう。

ちなみに類似効果のフラクシオンでも可能ではありますが、発動条件が邪魔をする可能性があります。特に連打プランの時には1発撃った後にはもう撃てなくなるので注意が必要です。あくまでフラクシオンは追加のドレインマジックという立ち位置で、ドレインマジックより優先することは無いと思います。

・ブックについて

まずスペル面。

  • ドレインマジック、ドリームテレイン:上記参照。達成するために、それまでの魔力を作るためにそれぞれ必須。
  • リンカネーション:90000Gにおいて最も適したドロースペル。詳しくはヨシさんのブログ参照。
  • レディビジョン:必要悪。このカードが存在する以上、ブラストトラップやオブリタレートといった「魔力を減らす」カードを入れる意味が薄くなる。
  • スクイーズ:90000Gにおいて最も信頼できる手札干渉。90000Gではほぼノーコストであり、かつ何でも切ることが出来る。万能。
  • ターンウォール:場に出てくる厄介なクリーチャーを壁に変えることが出来る。90000Gで盤面に残るのは強いクリーチャーしかいないことを考えると欲しい。
  • メタモルフォシス:場から狙ったカードを消すことが出来る。みんなのブックが何週もすることを考えると、最終盤に邪魔なスペルを消して上がりに向かうことになるか。
  • セフト:直接欲しいカードを奪うことが出来る。主なねらい目はやはりドレインマジックだろうか。
  • リバイバル:3DS版ではチェンジリングが存在したゆえ、必須と言われたカード。リボルトにチェンジリングは無いが、それでも入るのか?
  • バリアー:最終盤、上がりに向かう時に妨害をかわせるカード。他者のドレインマジックを避ける、手札のドレインマジックをハンデスから守る等の使い方になるか。
  • マジカルリープ:ただ便利。それだけ。
  • マナ、ランドトランス:ドリームテレインを入れた上でさらに場の魔力を増やしたい時に入れるかもしれない。
  • ブラストトラップ、オブリタレートレディビジョン撃たれたら意味無くなるだろ!!

以上のカードが中心となり、そこに各々が選ぶテクいカードが足される形になると思います。個人的には去年ひろよしさんが入れていたクワイエチュードは面白いなと思いました。

 

そしてアイテムとクリーチャーですが、正直全く分かりません。

3DS版ではシンリュウという絶対的な存在がおり、対シンリュウから守れるクリーチャーが主に使われていましたが、リボルトにそういった絶対的なクリーチャーはいません。ラーバキンは90000Gに合ったクリーチャーではあるが絶対的ではないですね。

つまり通常の対戦で強いと言われてるカードがそのまま90000Gでも強いという可能性はあります。ティアマト、リビンググローブ、シルバンダッチェスなどなど…。これらのカードを中心に考えるといいのかもしれません。実際昨年はそんな感じでしたね。

ちなみにブリードドラゴンがいる場合、もちろんそれが一番強いクリーチャーになります。ブリードドラゴンをミラクルコールで引き込んで、リバイバルで復活させる。そんな動きも可能ですね。

同じようにアイテムも特別90000Gに適したカードはありません。つまり防御アイテムならウォーロックディスク辺りが中心でしょうし、侵略ならチェーンソーやムラサメが主になるでしょう。

リンカネーションが主なドロースペルとした場合、あまりアイテムに枚数は割きたくないですが、3DS版と比べるとノーアイテムで守れるクリーチャーは少ないので難しいところ。最終盤の上がりの形を考えると、ある程度土地は持っていないといけないのでサボることは出来ません。

まあリボルトの90000Gはまだ1回しか行われていないので、最適解は出ていませんし、正直好きに組んだらいい気はします。

・最後に

なんでこんなに真面目に考えたんだ、私。

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