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トップページ » テレコム » ロングホーンリーグ~LHL~参戦記

よくよく考えたら令和初のブログになります。相変わらず間が空いてますね。

さて、ウェザリングさん主催のロングホーンリーグ(以下LHL)に参加をさせていただきました。カルド自体も90000G同盟以来。つまり令和になってから初めて触るような状態でしたが、そんな人間が参加を決めた理由としては大きく2つ。

1つは直前まで行われていた「カルドラリーグ」を見て、自分の中でカルド熱が少し高まったこと。

そしてもう1つ。代々木オフやラストリボルトなどの大きな大会に出場できなかった分を、少しでも取り戻したいと思ったこと。期間は空いてしまいましたが、このままフェードアウトするよりは、参加してどれぐらいやれるのかを見ておきたかったこと。

あとは、大会に出ることになったらやる気も出るだろうという希望的観測もありましたが、まあそこは置いておくとして。

とにかく久しぶりのカルドセプトです。勝敗というよりは自分がどこまで出来るかに重点を置いて、どこかで1勝出来ればいいなーぐらいのふわっとした目標で。ボコボコにされたらそれはそれで「うん、やっぱり老人だわ」とか言えますし、とりあえず楽しめたらいいなーと思いながら対戦に臨みました。

使用ブックと対戦記録

ブックについて、リーグ参加前に自分の中で決めていたことが2つ。

1.対戦相手は考慮に入れない(人メタは考えない)。
2.4属性全てのブックを使用する。

1についてはそのままですね。半年近く離れていますし、初めて対戦する方もいることを考えると、正確なメタ読みが出来るとは思えなかったのであえて考えないようにしました。

2はただの自分ルールです。以前からオフ会の時にやっていたことなのですが、今回もそうしようと。特に深い理由はありません。ただ単に4属性全部使いたかったというだけです。

という前置きの上で、リーグを振り返っていきましょう。

1戦目 (対戦相手:かめさん アイルトンさん ergoさん)

アリア - telcome06
リビングアムル2ストームアーマー1ウォーターシフト3
リビンググローブ1ストームシールド2エスケープ1
G・ノーチラス4スペクターローブ1ギフト4
アクアデューク3ゼラチンアーマー1シャッター2
スキュラ1リアクトアーマー1セフト1
スワンプスポーン1ウォーロックディスク2ドレインマジック1
ゼラチンウォール2 マジカルリープ4
マカラ3 ランドトランス2
ミストウィング3 ドリームテレイン2
ラハブ1 ホーリーワード81
クリーチャー21アイテム8スペル21
ロングホーンリーグ1回戦で使用
マップ: ロングホーン 人数: 4人戦 ゴールGP: 8000 Posse Book ID: 1947
作成日時: 2019-10-07T14:34:51.451+09:00
更新日時: 2019-11-10T14:20:45.707+09:00

1戦目ということもあり、まずは慣れるという意味合いが強いブックになっています。元となっているのは16bitsさんの「TEXAS」。ここにひでちゃんの記事からインスパイアされてスキュラをねじ込んだ、といった形です。

…つまり自分で解説出来ることもほとんど無く、お二方の考察に書いてあることが全てとなります。あらためての話になりますが、こういったマップ考察からブックを組めるのは理想だなとお二方を見て思います。

 

さて試合の方は、かめさんとアイルトンさんが火。自分とergoさんが水と2:2の構え。

この時点で火の2人から攻められる展開は容易に想像できましたが、問題はergoさんからも危険なカードが多数見えること。

ディスコード、バーニングハート、メタモルフォシスetc…

ただでさえ火の2人に押され気味の中、ergoさんにも気を付けながら立ち回るのは厳しく、なんとかergoさんの札が火の2人に飛ぶことを祈りながら進める形になります。

そうこうしているうちに状況はかめさん有利。自分のブックでどうにか出来る手段はほとんど無く、他のお二方が止めるのも難しいラインまで来てしまったことで、そろそろ勝負に出なければならなくなります。

まあ、簡単に言えば「かめさん踏んでくれないかな」ってことですね。

かめさんの1歩先のミストウイングを4まで上げて、踏まなかったらさっさとトランスしよう(アイルトンさんがナパームアローを持っていたため)。確率は相当低いですし危険ですが、本能的にここしかないと思ったのでそれに従うことにしました。さてかめさんのターンですが…

あ、ナパームアロー引かれた。踏まれたら落とされる…あ、ダイス1だ。落ちた。

見事なトップでした。ブック的に入っているだろうし、そろそろ引かれてもおかしくないとは思っていましたが、引かれたものは仕方ありません。結果、かめさんがそのまま押し切って1位。自分は4位となりました。

書き起こして思いましたが、危険な橋を渡りすぎだなとは思います。かなり記憶が曖昧なのですが、その前にもう少しいい盤面が作れていたらそんな無茶な賭けをしなくてもよかった…、いやでもそうするともっと干渉をもらってた…?難しいところですね。

2戦目 (対戦相手:サンダーさん ぱんださん フィラさん)

シリウス - telcome06
リビングアムル2チェーンソー1エアーシフト3
リビンググローブ1ストームアーマー1エスケープ1
イエローオーガ3ストームシールド2ギフト4
クー・シー1スフィアシールド1シャッター1
グレムリン2スペクターローブ1スニークハンド1
シルフ2リアクトアーマー1セフト1
テュポーン3ウォーロックディスク1ドレインマジック1
ホーリーラマ1 マジカルリープ4
マーシャルモンク2 ランドトランス1
マッドハーレクイン4 ドリームテレイン1
バイタリティ2
ホーリーワード81
クリーチャー21アイテム8スペル21
ロングホーンリーグ2回戦で使用
マップ: ロングホーン 人数: 4人戦 ゴールGP: 8000 Posse Book ID: 1948
作成日時: 2019-10-10T14:05:43.921+09:00
更新日時: 2019-11-10T14:22:20.847+09:00

1戦目のブックを元に、風で組んでみたらどうなるかというブック。…というのは建前で、実際には色々と詰め込みすぎたごった煮のようになっています。

中身としては、1戦目のブック+自分の引き出しにある風ブック+直前のスパーでウェザリングさんが使用していたブックの3つを、強引に1つのブックにまとめた形です。1枚刺しのスペルの多さが、いかに無理やりまとめたかを物語っていると思います。非常に美しくない。

 

対戦についてですが、フィラさんが録画してくれていますので詳しくはそちらを。

結果的にはトップでシフトを引かれなければ…といったところですが、過程の部分では1戦目以上の我慢の展開でした。アイテムがアムルとチェーンソーしかない時間が長かったのは厳しかった。動くに動けなかったですね。

それでも勝負に絡めたのはドリームテレインがちょこちょこと稼いでくれたおかげ。試合としては、トランスを決めて押し通したサンダーさんが完全に握っていたと思うので、順当な結果なのかなと思います。お見事でした。

3戦目 (対戦相手:ヌーンさん 針咏さん(くまさん) カイチさん)

Aurora - telcome06
リビングアムル2スペクターローブ1アースシフト3
リビンググローブ1マグマアーマー1ギフト4
ウッドフォーク4マグマシールド2シャッター1
カクタスウォール2リアクトアーマー1セフト1
シルバンダッチェス3ウォーロックディスク2ドレインマジック1
ドワーフマイナー3 マジカルリープ4
ランドアーチン3 ランドドレイン2
ロックトロル3 グリード4
ホーリーワード82
クリーチャー21アイテム7スペル22
ロングホーンリーグ3回戦、4回戦で使用
マップ: ロングホーン 人数: 4人戦 ゴールGP: 8000 Posse Book ID: 1987
作成日時: 2019-10-24T19:23:46.841+09:00
更新日時: 2019-11-10T14:21:46.887+09:00

元となっているのはアールさんの「一夜城」。当時話題になったブックなので覚えてる方もいるのではないでしょうか。

踏みが発生しやすいマップであるロングホーンですが、かといってレベル4踏み一発で勝てるかというとそうでもなく。踏んだ側もトランスにつなげればカバーできることを考えると、ゲームを決める力があるのはレベル5踏み、あるいは複数回レベル4を踏んでもらうことに限った話なのではないかと思ったわけです。

とはいえ、このマップでレベル5を作るのはトランスを絡めない限り時間がかかってしまいますし、複数回レベル4を踏んでもらうことを前提に入れるのはさすがに強欲すぎる。何とかレベル4以下の踏みで、より大きなリターンを得られないだろうか…

あ、グリード→そうだ、「一夜城」→これ使えないかな? の流れで決定しました。結構雑。

 

対戦については、カイチさんが録画してくれていますので詳しくはそちらを。

一言で言えば、最も反省点の多かった試合でした。

面子的に、ヌーンさんを踏ませたら他2人から殴られるのは目に見えているのに、気づいたのは踏ませた後。これによって色々と苦しくなった結果、終盤で取れる連鎖を見落とすミス。何というか抜けてるなーという試合でした。

まあむしろここまでよく戦えてるなと思っていたので、現実を見たということで意味のある試合だったのかもしれません。後付けですが。

4戦目 (対戦相手:もっちーさん aprioさん imotaさん)

3戦目からの期間が短かったこと、直後にMTGアリーナ予選が控えていることから、使用ブックは3戦目と同じ「Aurora」。

ただこれまでの3戦全てに火が2人いたこと、3戦目でやや脆さを露呈した(自業自得ですが)ことを踏まえ、ホーリーワード8を1枚、エンジェルケープに変更しました。

 

試合としては、もっちーさんとimotaさんが火。aprioさんが水。これで4戦連続の火被り。特に3戦目で痛い目にあっていることもあり、開始早々やや意気消沈。これだけ殴られる環境なら、このブックじゃなかったな…と思ってしまいます。

そんな落ち込みがプレイにも影響。もっちーさんのチャリオットを見落として、交差点レベル3を奪われてしまいます。これも上げてからチャリオットの存在に気付く、完全に抜けたプレイでした。

ただ幸いだったのは、このミスからすぐに気持ちを切り替えることが出来たこと。「レベル3なら大丈夫」と思えるぐらいには、土地はしっかり確保できていたので、まだ可能性は全然あるなと思うことが出来ました。

さて状況としては、aprioさんがレイオブロウをちらつかせながら、ヘルグラマイトやリビングアムルで固めていく自分のペースに持ち込んで優勢。そのままトランスをきれいに決めて達成間近まで迫ります。しかしここから火2人の干渉がaprioさんに激しく飛んだ結果、レベル5をトランスしたものの上げれる土地がなく、そのまま現金輸送を余儀なくされます。

その間、自分とimotaさんがほぼ横並びで伸ばして6000ほど。もっちーさんはトランス後にドレインマジックを食らったこともあり伸び悩んでいる状況。自分かimotaさんのどちらかがドレインマジックを引き当て、aprioさんに当てることが出来れば勝負が決まるだろうという局面。先に引き当てたのはimotaさんでした。

吸った魔力で増資し、残り3マスの地点でimotaさんリーチ。この時点で6700Gほどの自分が次のラウンドで上がれる可能性は無く、勝つのは厳し…いや、1つだけありました。

これからダイスを振るaprioさんの6歩先。そこにある自分のレベル4ランドアーチンにはグリードがかかっており、そこを踏んでもらえれば1500G入って8200G。グリード分で光ります。この場合、手番がimotaさんより前の自分が4以上出せば自分の勝ちになります。

運命のaprioさんのダイスは…6

土壇場で光った直後の自分のターン、ドローはなんとマジカルリープ。これで確定上がりとなり、勝利。目標だった1勝をなんとか達成することが出来ました。

運がよかったのは間違いありません。ただ、グリードが無ければ足りていなかったことを考えると、ブックの方向自体は間違ってなかったのかなと思います。ミスもありましたが、それ以上に嬉しい嬉しい1勝でした。

5戦目 (対戦相手:セサミさん たまちょんさん 諏訪湖のベルさん)

新世界 - telcome06
リビンググローブ2ウォーロックディスク1ギフト4
ケットシー2グレムリンアイ1シャッター2
シグルド1スペクターローブ1スニークハンド1
ティアマト3ゼラチンアーマー2セフト1
ナイトエラント2ナパームアロー1ドリームテレイン2
ネビロス2マグマシールド2ドレインマジック1
バーナックル4リアクトアーマー1ファイアーシフト3
パイロクルス2 フラクシオン1
ローンビースト3 マジカルリープ4
ランドトランス1
クリーチャー21アイテム9スペル20
ロングホーンリーグ5回戦で使用
マップ: ロングホーン 人数: 4人戦 ゴールGP: 8000 Posse Book ID: 1998
作成日時: 2019-11-10T14:19:26.382+09:00
更新日時: 2019-11-10T14:19:29.996+09:00

ここまで4戦連続火被り。その中で自分が火ブックを使うとなった時、出来る限り侵略勝負にはしたくないなというエゴのもと、出来上がったブック。

当初はゼラチンアーマーだけ差し込んだ、以前ブログに書いたものに近かったのですが、どうも気に入らなくて直前で変更。元となっている16bitsさんの「鮮血のジュレ」から、ネビロスを引っ張ってきて少し近づけた形になります。

正直な話、自分がうまく扱えるかどうかも含めて一番不安だったブックですね。侵略に寄せたくないからとバインドミスト等を棄却したはいいものの、それによって勝ち筋が減ってるのではないかと不安でした。

 

試合としては、セサミさん火。諏訪ベルさん水、たまちょんさん風。これにより5戦全て火被りの実績を解除しました。別にそんな実績無いですし、望んでもないですが。

展開としては、序盤はやや空回り。少し土地取りに苦労しているところでアイテムを消費させられたので、ネビロスとギフトで引き増して何とか遅れを取り戻そうとした感じ。その後各々レベルを上げていく中で、セサミさんがタイニーアーミーを発動。これにより少し飛び出た状態となります。

勝負の分かれ目となったのが、自分がセサミさんのレベル4エラントがある左角に向かい周回を取ろうとした所。隣にリビンググローブを置いたうえで、次のターン折り返しで踏んだ場合のことを考えます。

セサミさんのアイテムは度重なる干渉でリビングアムルのみ。自分の手札にはスニークハンド。そしてたまちょんさんの手札にチェーンソーとアングリーマスクがある状況。チェーンソーを取れば仮に踏んでも横移動で落とすことはできますが、反射で相打ち。アングリーだとアムルで守られる。もし踏んだ時のことを考えると、ここはチェーンソーを取っておいたほうがいいか…

と、そんなことを考えていたら。セサミさんが横付けされたグローブのプレッシャーから天トラを試みますが失敗。手持ちが40Gほどになりアムルが使えなくなります。

自分のターン、ここぞとばかりにアングリーをスニハン。周回から横移動でレベル4を奪うと同時に、危険な札を1枚消すことにも成功するビッグアクション。こういった所を見逃さずにプレイできたことは、一つ自信にもなりました。

その後セサミさんにレベル4を踏んでもらうことにも成功。直後のターンを時間切れを無駄にしてしまい、結果として2ターン余分にかかってしまいましたがそのまま無事勝利。とはいえ何かワンチャンスつかまれる可能性もあったことを考えると、さすがに時間切れはいかんですね。反省。

LHLを終えて

ということで、結果としては42211と尻上がりに調子を上げて5位。目標であった1勝も達成できましたし、なにより全試合楽しんでプレイすることが出来ました。久しぶりの割にはよくやれたと思いますし、大満足のLHLでした。

中でも最もうれしかったのは、1戦目終了後にergoさんから「テレコムさんと久しぶりに対戦出来て楽しかった」と言っていただけたこと。これだけで、今回のリーグに参加をしてよかったなと思います。

これからどれだけリボルトで対戦することがあるのか分かりませんが、たとえ期間が空いてもどこかで戻って来て対戦することが出来たらなと思います。もし当たった時はよろしくお願いいします。

最後になりますが主催のウェザリングさん、対戦していただいた参加者の皆さんありがとうございました。優勝者のかめさん、おめでとうございます。

では長くなりましたがこの辺りで。

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