少し間が空きましたがオフ会レポートのようなものを。順序よく書こうとも思いましたがまとまらないので、印象にあることをピックアップして。
参加してない方にもほんのちょっとでも楽しい雰囲気が伝わってほしい、参加した方々には思い出すよすがになってほしいと祈りつつ。
庄内町へ
ウェザリングさん主催のボードゲームオフに参加すべく庄内町へ。pandaさん、teruさん、ザックさんとレンタカーでレッツゴー。道中は特にトラブルもなく、悲報も流れることもなく(笑)。
庄内平野を流れる最上川の河岸を西に進み、風力発電の風車を眺め、楽しくドライブ。正直、これだけでも十分楽しい。会場に到着する前に楽しいことは保証されていた。
体調面でやや不安があり、直前まで参加を迷ったけれども本当に参加して良い会だったと思えたので誘ってくれたpandaさんに感謝。
温泉
2泊3日だったのだけれども、お風呂は2晩とも共同浴場的な温泉へ。良い。温泉は良い。細かい説明は不要。毎日温泉に入りたい。俺はそう思う。みんなそう思うよね?マッサージマシーンとかも使ってみたけれどあれは良いものだ。ザックさんも抜け出せなくなっていた。
芋煮
二日目のお昼は芋煮をふるまっていただいたのだけれども大変美味しゅうございました。
庄内の芋煮はなんと宮城や福島同様、味噌ベース+豚肉なのだ。宮城・山形以外の方々はご存じないかもしれないが、毎年この季節には山形風芋煮(しょうゆベース+牛肉)と宮城風芋煮(味噌ベース+豚肉)との血で血を洗う仁義なき抗争が行われているのだ(誇張アリ)。
山形勢は言うに事欠いて「宮城の芋煮なんて豚汁パーティだ!芋煮を名乗るな!」などと酷いことを言うのだが…どうやら一枚岩ではなかったらしい。庄内の方々とは仲良くできそうだ!
お肉
三日目のお昼はみんなでバーベキューをしたのだが大変美味しゅうございました。
何食っても美味い、温泉はある、3日で3キロ肥ったので、フィラさんやpandaさんから後で写真見せてもらったら俺めちゃめちゃポコっと腹出てて悲しい。でも美味しかったから悔いはない。
何の話だったか。そう、肉だった。
色々焼いて、最後に大きめのお肉が残ったのだった。写真を撮ってtwitterでZAKUROさんに送ったところ、5倍くらいの質量の肉画像で殴り返されて敗北感を味わったので、ZAKUROさんに美食勝負を挑んではいけないとわからされた。別にその場にいないのに場を支配するZAKUROさん強い。んで、そのZAKUROさんも参加するらしいBBQの集いがあるらしいです。誰でも参加可能らしいので美味い肉食いたい人は絶体行くべきだと思う。
https://twipla.jp/events/322252
※マジで何の話なのか。
腰抜けは勝てない ~髑髏と薔薇~
ボードゲームのことも書かないと。
髑髏と薔薇。詳しいルールはググってください。ざっくり言えばダウトみたいなものだけど、守ってばかりいてチャレンジしないと勝てないゲームですねこれ(気づくの遅い)。俺は様子見して勝てずに終わってばかりでした。
まも~さん強かった!場に8枚くらいしか出てない状況で6枚チャレンジに挑むガッツ!しかもそれで成功!男らしかった。
ルールシンプル、それでいて駆け引きや探り合いもあり、1ゲームにかかる時間も10分程度ととても良いゲームだなと思います。5~6人でビールでも飲みながらワイワイやるのにちょうどいい感じではないでしょうか。BBQとかやりながら焼けるの待つ間にさっとできる感じ(というかそういうとこでやってました)。
君はシャドウだね?いいえ、ウルリッヒです! ~シャドウレイダーズ~
これも詳細はググっておくんなまし。悪のシャドウ陣営、正義のレイダー陣営、そして巻き込まれた市民に分かれて、正体を隠しつつバトルするいわゆる正体隠匿系のゲームです。
シャドウ陣営はレイダー殲滅か市民殲滅で勝利、レイダー陣営はシャドウ殲滅で勝利、市民はプレイヤーごとに勝利条件が異なるというこのゲーム。正体を明かして戦っても良いのですが、色々思惑が絡むのでじりじりと腹の探り合いが続いたり。しびれを切らして「俺はシャドウだぜ!」って名乗った瞬間フルボッコにされたり、正体わからず様子見してる間に自分以外の見方が脱落してたり…となかなか難しい。
これだ!という必勝法がなかなか浮かばないだけに(俺の勘が悪いだけかも)、プレイするごとに新しい発見のある楽しいゲームではないでしょうか。1プレイは小一時間くらいかな。
7~8人で重すぎず軽すぎず、程よく遊べる良いゲームだと思います。俺はどうにも嘘が下手くそなのですが、次やる機会があったらもう少し上手にやりたい所存(3回くらいやって全敗でした)。
これぞ王道!なボードゲーム ~カタン~
ウェザリングさんが、未プレイなら是非やるべき!というのでプレイさせてもらいました、カタン。ウェザリングさんにゲームマスターをやってもらい、まも~さん、よしはるさん、ザックさん、俺という初心者4人でプレイ。
これもルールはググれ(雑)って感じですがやったことある人も多いのではないでしょうか。
ダイスを振って資材を獲得しながら島を開拓して、10ポイント先取したプレイヤーが勝ちというわかりやすいルールなのですが。
なんだろう、この感じ。ダイス振って、自分の領地から資材がもらえると嬉しいという(笑)。ポイント云々、発展云々差し置いて、鉄が出た!とかが嬉しくて仕方ない。ダイス振って、資材揃ったら道や村、街を建造して、またダイス振って…が楽しくて仕方ない。
だが盗賊、てめーはダメだ!
プレイヤー全員不慣れで夜更けにやって、全然進まないので7ポイント先取ルールに変更したけどそれでも1時間半くらいかかったのかな。なれれば1時間くらいで終わるかもしれないけど、なかなかの重さ。でも楽しいのでやめられない。
最終的にはよしはるさんをまくってザックさんが勝ったんだったっけかな…うろ覚え。俺も勝ちの目あったのに寝ぼけて見落としてました。とほほ。
これはハマる人が多いのも納得なザ・ボードゲームという感じの良いゲームだと思います。比較的実力差が出そうなのでできれば腕前の近い人同士でやった方が良いのかも。
これまた王道! ~宝石の煌めき~
これもルールは(略)。宝石の取引を繰り返して、15ポイント先取で勝利。
これもザ・カードゲームという感じで面白い!宝石を集めていかないと高ポイントは獲得できないのですが、宝石集めばかりしていてもポイントが集まらないし、他のプレイヤーの動向にも気を配らないと、気づいた時には高ポイントカードをゲットされていたり。
作戦と運が程よくミックスされているし、何よりまた宝石を集めるのが楽しくて仕方ない。俺はモノを無闇に集めるのが好きなのだ!大体ロープレでも本題後回しでアイテム集めばかりしているからね…勝てない理由がわかった気がする。
なれれば1プレイ30分くらい、気の合う仲間で4人くらいで集まれるなら、お昼休みとかにさっと遊ぶのが楽しげな感じのゲームです。
30年の時を超えて ~モンスターメーカー~
中学生のころ友人が「こんなん怠くてやってらんねーからお前にやるよ!」と言ってくれたゲームボーイのソフトがありました。その名も「モンスターメーカー」。なんでも、同名のカードゲームをもとにして作られたRPGだとか。友人は怠いと言っていたし実際怠かったのですが、何か琴線に触れるものがあり、大好きなゲームの一つでした。
その後、元になったというカードゲームのシリーズもお小遣いで購入したのですが…4人そろえないとできないこと、中学生には難解なルールだったこと、何より周りにカードゲームやボードゲームに興味のある友人がいなかったため、一度もプレイすることかなわず25年以上たってしまったのでした…。
が!今回pandaさんがリメイク版を持ってきてくれたおかげで長年の時を超えて夢がかなったのです!大好きだったキャラクター達が、今、俺の手の中に!嬉しい!
とか思ってたのですが某Aさんは「昭和のゲーム!」と連呼してました。いや、うん…。実際、カードゲーム一作目は1988年、昭和63年発売とのことなので昭和のゲームなんですね。だが思い出補正の入っている俺にとってはそんなの関係ない!100点満点中120点あげちゃいます(ひどい)。
ゲーム自体はシンプルなので、慣れれば1ゲーム20分くらいかな。あまり駆け引きとかなく、カード引いてアクションしてサクサクプレイする感じ。空き時間とかに5人くらいでサッとプレイする感じのゲームではないでしょうか。
オリジナルイラストを担当していた九月姫作画版も今年発売予定と教えてもらったのでぜひ購入せねば!と思ってます。ついでだから6巻で絶版になってしまってるコミック版「モンスターメーカーサガ」も続刊出してほしい。
これプレイできただけでもこの会参加して良かった(笑)。
分かり合えない悲しみ? ~デクリプト~
2チームに分かれて、お互いの暗号を解読しあうゲーム。詳細は(略)。
自分らのチームにはわかるように、相手チームにはわからないようにヒントを出さないといけないのですが…これが難しい!いや、自分で言うけど語彙力にはそこそこ自信があったんですよ。あったんですが…まさか仲間の感覚と俺の感覚がこんなにずれているとは!って感じ(笑)
対戦相手は忘れましたがうちのチームはまも~さん、よしはるさん。
うちのチームの4つのワードは
1.朝ごはん 2.ペンギン 3.そり 4.下着
の4つ。ふむふむ。
で、最初のターンによしはるさんが出してくれたヒントは
「1番下」「納豆」「飛ぶ」…だったかな。
ええとですね、この時点で俺もうずれてたんです。俺の感覚だと
「1番下」…きっと南極だな。ペンギン!
「納豆」…朝ごはんだなこれは。
「飛ぶ」…飛ぶ?そり?あれ、じゃあこれペンギンかな…???
って感じ。まも~さんに聞いたら「1番下」は「下着」っしょとのことでようやくああ、そうか!と思った感じですよ。そんなこと思ったことなかったよ…。
ちなみに俺が出したヒントは
南→ペンギン
シマシマ→下着
犬→そり
でした。これで相手チームにほぼばれちゃったのですが、納得いかないのが相手チームの皆さんは
ペンギン→アホウドリ
下着→地層
と思ってたこと。全然合ってないのに暗号は解読されるという…ぬぬぬぬぬ。
そりはマルバレでした。
んで、最後によしはるさんが出してくれたヒントが
「大事なもの」「卵」「レース」。
俺:
大事なもの→朝ごはんしかないじゃん!
レース→下着。
卵→消去法でペンギン?
だったんですが
まも~さん:
大事なもの→下着!
レース→そりでしょ。
卵→朝ご飯かペンギン
で合わず…。ここはまも~さんに寄せるしかないか…とか迷って卵でミスったんだったかな?相手チームに解読されて敗北。無念。
語彙力云々じゃなく、センスが似てる人じゃないと通じ合えない!て思い知らされました(笑)。それも含めてよいゲームだと思います。これは機会があればぜひやってみてほしいですね。楽しいです。
勝ち負けだけじゃない楽しみ ~パカパカお馬~
こだっくさんとちびっこちゃんが遊んでたのが楽しげだったので、混ぜてもらってプレイしたのがパカパカお馬。ざっくり言えばすごろくです。放牧に出てたお馬さんたちが、落とし物をひろいながら馬小屋に帰るゲーム。
二つのダイス投げて、駒を進めるか落とし物拾うかしながら進めていくのですが、正直勝ち負けどうでもよいのですよね。ボードのイラストが絵本みたい。ヒツジやうまやアヒルとかかわいいイラストがたくさん。そして馬の形の駒もかわいい。黒いの、白いの、ぶち模様の、全部で四頭。
で、さいころを振って馬を動かすたびにちびっこが楽しそうにニコニコするのでつられてみんなわらってしまう。本当、心の底から楽しいなあと思える感じでした。
ゲーム関係ない!て言われそうだけど、実のところみんなゲーム始めた頃ってこんな感じだったと思うんですよね。勝った負けたじゃなく、みんなと遊べることが楽しい、って。違うかな。
そんなこんなで
勝てなかったり、分かり合えなかったりノスタルジーに浸ったりと色々とありましたが、結局はみんなで遊ぶの楽しいね!というのに尽きると思います。
ボードゲームがクソつまんなくても、楽しい仲間とプレイしたらきっと楽しい思い出なんですよね、身もふたもないこと言ってしまえば。(もちろんゲームが面白いことに越したことないよね)
美味しいもの食べて、みんなで遊んで、楽しい2泊3日でした、本当参加して良かったです、ウェザリングさんに感謝。
で、このレポートを読んでボードゲームで遊んでみたいな…と思った人が居れば、オフ会に参加してみてください、楽しい世界の扉が開かれる!かも。
代々木リボルトの大会翌日に緩く遊ぶ会が企画されているようなので、興味のある方は覗いてみては?
https://twipla.jp/events/315638