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トップページ » holst » 今、このカードがアツイ!

はじめに

この記事は僕が個人的に『今アツイ!』と感じたカードを紹介するだけです。ただオススメするだけです。

尚順番は何故かスペル→アイテム→クリーチャーの順です。

ウィークネス

ウィークネス G20
対象敵クリーチャーのST=0:カードを1枚引く

 1枚ドローの付いた安いスペルのひとつ。その中でもウィークネスは呪いスペルでないのが特徴で、クリーチャー移動や呪い上書きでは対処できない点が強み。基本的にルナティックヘア・ルナストーンによる即死コンボ、グレンデルの強打と併せて使う。テンペスト・ヘルブレイズなども相性良好。

また、相手の先制クリーチャーに使い、先制が苦手なシェイドフォークやドルールなどの単純な高ST殴り系・バジリスクやバロウワイトなどの攻撃成功時系クリーチャーの機能を上げることが出来る。特にボジャノーイ・ナイキーに対しては支援効果がない限りほぼ機能停止させるので効果大。あるいはバ=アルに使うと嫌らしいことこの上ない。

それ以外にも自分の領地横に置かれたコロッサスやグレンデルなどに対して使うと疑似ターンウォールとして働く。この場合コストがG60も安く1枚ドローもできるためお得。シェイドフォークやデコイに対してはほぼ無意味だが、イエティ・ダンピールにはそれなりに働く。特にシーボンズを守る際に有用。

逆に呪いスペルではないため、バインドミストなどを上書きしたり、そもそも自分のクリーチャーを対象に取れないので序盤のドローに使いづらいなど難点もある。

まとめ

・実は単体でもそこそこ強いので、コンボ用にたくさん入れてもブックに無理が生じない!

エグザイル

エグザイル G100
呪い効果の付いた、召喚条件の無いクリーチャー1体を手札に戻す

テレキネシスやイビルブラストに近い、クリーチャー単体を除去するタイプのスペル。イビルブラストが『オドラデク・ジャッカロープを除いたMHP30以下のクリーチャー』を除去、と考えると『呪い効果の付いた召喚条件のないクリーチャー』はかなり条件が厳しいように感じられる。ちなみに召喚条件とは『生け贄コスト』『領地コスト』のことである。なのでデコイは対象外。

イビルブラストと差別化する場合、主な対象はゴーレム、G・イール、マッドマン、ケンタウロスなどのばらまき兼高額地候補になる汎用クリーチャー+ジャッカロープあたり。ぶっちゃけ援護クリーチャー以外のばらまきクリーチャーと思ってもいい。

プレイグやディジーズなど妨害呪いと併せて使うのが普通だが、このカードの真髄は『他のプレイヤーに手伝ってもらう』ことができる点にある。すなわち『相手が呪いスペルを別の相手に使ってくれる』ようになりうる。手軽に使えて採用率の高いバイタリティだが、これを相手は安易に自分のクリーチャーに使うことができなくなり、逆に別の相手の高額地・高額地候補に使うようになる。エグザイルを恐れる者がひれ伏してくれるのだ。

これはあくまで一例で、アンチエレメントやシニリティなど全ての呪いスペルに睨みを利かせ、さらに先述したプレイグなど自前のスペルと併せることもでき、単純な除去スペル以上の働きが見込める。

まとめ

・コンボ用に使っても強いが、持ってるだけでも働くので見た目以上に強い影の功労者!

クイックサンド

クイックサンド G100
2ラウンドの間、通過セプターを対象の領地に止まらせる(効果は1度)

このカードに関しては以前記事にしたのでそちらをご覧あれ。

まとめ

・高額地にハメるために使っても十分強いのに、その裏で侵略用としても使えて単体としては限りなくオーバーパワー!

スクイーズ

スクイーズ G50
対象セプターの手札からカードを1枚選び、破壊する:カードを破壊されたセプターはG150の魔力を得る

 シャッターに次ぐ代表的な手札破壊カード。クリーチャーカードも破壊できる代わりに、相手に魔力を与えてしまうシャッターである。

グレムリンアムルと併せて使われるシェイドフォークやガルーダ・ナイトフィーンド等は、グレムリンアムルを破壊してもこちらのアイテムが無かったり、破壊されたりしてしまうと脅威となり得る。しかしスクイーズならこちらの防御アイテムを破壊されても相手の侵略クリーチャーを破壊してしまえるので安心。

魔力を与えるというデメリットに関しては、序盤こそ大きいものの終盤の局面では影響が小さい。すなわちシャッターと比べた場合、終盤ほど強みが増すカードである。あるいは侵略・妨害色の強いプレイヤーに引けを取らないスピードと自負するなら問題ないだろう。

同系統のブラックスミスと比べた場合、相手に与えるものがアイテムか魔力かという差だが、アイテムは中盤までの攻防および終盤の防衛力を与えてしまうので意外と馬鹿にできないアドバンテージを与えてしまう。スクイーズは『自分に使って確実にG100得る』という隠された増資力もあるので、そちらの方が一回り汎用性が高い。

まとめ

・相手の魔力なんて気にしない高速ブックなら、スクイーズの汎用性はピカイチ!

ドレインマジック

ドレインマジック G80
使用者は対象セプターから、その魔力の30%を奪う

「普通に強いだろ」と言われそうな魔力の現金輸送を防ぐ伝統的カード。「手持ち魔力を持ちすぎるのはドレインマジックされるから避けよう」という暗黙のルールすら作り上げている。

増資カードとして見てみると、マナは周回数3で使うとG150増える。マジックブーストは価値80の土地をレベル1から5にする時に使うとG600-G60=G540得する。

これをドレインマジックで換算すると、前者はG580持っている相手に、後者はG1880持っている相手に使った時の増資量に相当する。増資力だけ見るとマナよりやや劣る程度。

しかしドレインマジックは相手の魔力を減らす(=スピードを落とす)効果に加え、マナの手軽さも持ち合わせてる。さらに持ってるだけで相手に魔力消費を促しマジックブーストでドン!も抑えられ、高額地を手放し一気に大金持ち!(=ランドトランス)も抑制orおいしくいただくことができ、誰かが高額地を踏んでしまったときに便乗する可能性も秘めているという、幾多ものプレイングに対応できる万能性を併せ持った増資カードなのだ。

まとめ

・使っても強い!持ってても強い!暗黙ルールの支配者!

グレムリンアムル

グレムリンアムル G100
戦闘開始時、対戦相手のアイテムを破壊する

これまた言わずと知れた強カード。実質お互いノーアイテムを強要するため、素が強いシェイドフォークやガルーダなど高STクリーチャーが侵略に使うことが多い。同じく素が強い防御型クリーチャーもまた相性が良い。

防御側が使う場合の主な目的は「コンボの否定」である。ニンジャ+フュージョンやバーンタイタン+パワーブレスレットなどの定番からルナティックヘア+サキュバスリングやコカトリス+ルナストーンなど奇襲系まで、ほとんどの即死級コンボをこれ一枚で封殺できる。

守りをアイテムで固める場合、無効化・反射系とHP増加系の二枚板が定石であるが、これにグレムリンアムルが加わると保険として大いに機能する。なにも全部持っていろとは言わない。「ブックに入っている」という可能性が大事なのである。

さらに守りを固めつつも、前述のとおりシェイドフォークをはじめとした侵略クリーチャーの切り札にもなりうる。どれも汎用性が高く、併せて使うことで対応力がグンとあがる。

まとめ

・侵略のキーカードにして防衛のバックアップを担う頼れるヤツ!

プリズムワンド

プリズムワンド G70
対戦相手と属性が違う場合、ST+40、HP+40

HPも上がる武器。条件付きだが、同系統のカタパルトよりも修正値が大きい。侵略アイテムとして使った場合、HPが増えるので先制で返り討ちに遭うことを防げる。防衛アイテムとして使った場合、STが増えるので守りつつ相手のクリーチャーを破壊することも可能。特にST0のクリーチャーでもシェイドフォークを倒せる点が優秀。武器であることも防具を使えないクリーチャーに対応できることから、ストーンウォールなど壁クリーチャーと相性が良い。

基本的に防衛アイテムとして使い、あわよくば侵略にも使える程度で十分。特に侵略力の弱いブックはこれ1枚あるだけでレベル1~3程度の侵略に役立つ。同じくSTとHPを増やせるパワーブレスレットと違い、STが一定数値あがるためSTが低くても使いこなせる。これによりシェイドフォークやガルーダなど能力値置換系が使ってもSTを伸ばせる。

発動条件について、同属性に強力な侵略クリーチャーがいなければ防衛用として問題なく使える。地属性はよほどのことがないかぎり事足りる。水属性はグレンデルがいるものの、無効化能力があれば強打も怖くない。火属性はパイロマンサーを防げないのであまり良くない。風属性は先制と相性が良いものの、風属性で争う傾向が高いので微妙か。侵略する場合も同様で、シェイドフォークは無属性なので有属性に全て対応でき文句なし。

逆に武器であることがゼラチンウォールやドリアードをはじめとした一部クリーチャーが使えなかったり、ST・HPが両方定数で上がる点からデコイに弱かったりなど弱点も否めない。うまくブックの構成に沿った使い方が重要となってくる。

まとめ

・普通に防衛に使える上、いざとなったら侵略にも使うことが出来て便利!でも使用する際はブック構成をよく考えようね!

ベストメント

ベストメント G50
HP+30:アイテム破壊と盗みの効果を受けない

「アイテム破壊奪取」無効能力を持った防具。修正値は少ないが、実戦でもギリギリ及第点くらい。ほとんど使われていないが、それはこのカードがメタカード(対抗策になるカード)であるからで、これは主にグレムリンアムルに対抗する為のカードである。

今でこそ使われていないものの、(個人的に)最強の侵略アイテムはグレムリンアムル(だと思っている)なので、いつかグレムリンアムルが流行ったら光るだろう。グレムリンアムルをリフォームするという手段もあるが、アイテムにはアイテムで対応した方が持っているだけでいいので効率が良い。HP+30も高レベル土地なら十分守れる範囲だろう。

まとめ

・グレムリンアムルは最強のカードなので、対策はしっかりしよう!

ライフスティーラー

ライフスティーラー G50
ST40:雪辱[対戦相手のMHP-30]

雪辱能力を持った武器のうちのひとつ。雪辱武器の中で唯一クリーチャー破壊に繋がる雪辱能力を持っている。単体で使った場合、主な対象はシェルクリーパ・スプライト程度で、水属性が使うならアンダインも狙い目。

このカードを使うならまずコダマと合わせて使うべきである。コダマとライフスティーラーによる二重雪辱は悪名高きG・イールとアプサラスも射程圏内である。特にG・イールはその手軽さから常に使用率上位(公式調べ)なので、2戦に1回くらいは出くわすだろう。クリーチャーの無効化能力に対する二重雪辱はカウンターシールドでは防げないため成功率が高く、ワカラン殺しも含めた奇襲力も高い。

単体で使ってもプリズムワンド同様、レベル1程度の侵略には十分で、コダマも色を問わず使いやすいクリーチャー。特にG・イールを苦手とする風ブックには援護も相まって相性が良い。

まとめ

・コダマ+ライフスティーラーは奇襲性と汎用性を兼ね備えたニューメタ!

リビングスピア

リビングスピア G50 ST20 HP20
戦闘時、ST+20;HP+20のアイテムクリーチャーとして使用できる

リビングアイテムシリーズが一角。STとHPがバランス良く上がり、何故かコストとレアリティが最も高い。リビングアイテムに共通する強みとして、シャッターが効かない・クリーチャー数を水増しできる・どんなクリーチャーにも使える、などが挙げられる。

攻防に使える利点はプリズムワンドとほとんど同じ。修正値は控えめだがコーンフォーク(ST30/HP40)程度のクリーチャーが使えばレベル1の攻防で十分活躍できる。このレベル1で強いという点が、とにかく土地数を稼ぎたいブックと相性が良い。序盤ならリビングスピア自身も土地稼ぎに使えるからだ。もちろん中盤以降はクリーチャー交換やピースなどの後処理が必要。

しかしプリズムワンド以上に「アイテムクリーチャー」である事がネックになる場合もある。ゲームの仕様上、アイテムクリーチャーの効果はシェイドフォークをはじめとした「能力値置換」能力に上書きされてしまうため相性が悪い。バルダンダースなどの「変身」も同様。ブックに沿った使い方が重要な点もプリズムワンドのそれに近い。

まとめ

・土地数を稼ぎたいならリビングクリーチャーで水増ししろ!スピアはどっちもあがって使い時が多いぞ!

ヨーウィ

ヨーウィ G80 ST40 HP40 
配置した領地の通行料は、ランダムに1/2~2.5倍になる;強打[無属性] 

通行料がランダムになる奇特なクリーチャー。素の能力はミノタウロスで、地味に強打も付いている。ミノタウロスは確かに弱いが、いざ使ってみると他に強いクリーチャーがいるだけで、言われるほど弱いステータスではない。ST40という数字もレベル1の援護クリーチャーがアイテムを使わざるを得ないので及第点。強打能力はコロッサスをギリギリ倒せないのでほぼ使い処はない。むしろデコイの反射ダメージが増えてしまうので弱点ですらある。一応ニュートラクロークを実質無力化することもできるが相当のアイテム必須。

ヨーウィの本当の強さは「踏みたくないクリーチャー」であることに限る。通行料が下がることがあるとはいえ、期待値は1.5倍であり2.5倍という脅威を考えるとまず踏みたくない。援護クリーチャーがスペクターに攻められたくない感覚に近い。ちなみに変動する通行料は最低値から最高値までG1刻み。

この「踏みたくない」が最も活きるのはレベル2~3の時である。特にレベル3は手軽に作れてデメリットが小さい。陥落してもまだまだやっていけるレベルであるのに対し、「踏みたくない度」はレベル5相当とローリスクハイリターンである。さらにレベル3の弱点(?)である「ランドトランスに使われやすい」ことも、通行料がランダムなので補っている。また、先述したデコイの反射ダメージもレベル3だとギリギリ凌げる(どちらかに支援効果があるだけで崩れるが)ので相性ばっちし。

まとめ

・レベル3のヨーウィはとてつもなく嫌らしい!ただしデコイに気をつけろ!

あとがき

今回挙げたカードは実際に使ってみて「意外と強い!」と感じ、「こういうところが強い!」と考察したものです。

嘘です。実は一部使ってないカードもあります(2つくらい)。が、考察した結果「強い」という結論に至ったので書きました。

あと「今、アツイ!」の意味は「最近考察したら強そうに感じた」というだけで、別に最近のメタ(流行り)に合ってるわけでもないですし、何を持って「アツイ」のかはサッパリです。ただ言いたかっただけですすみません。

「いや強くねーから」とか「こう使った方が強いよ」という意見もあるでしょう。お待ちしております。

この記事への反応

  • nussansannussansan (2014年1月24日)

    ベストメントは気になっていた
    単色は無理だけど多色ならいける気がする
    イサフラ魔王とかベストメント捗るわー

  • integral (2014年1月24日)

    「最強の侵略アイテムはグレムリンアムル」に賛同。

    ベストメントは地ブックに入れたことがあります。
    使えるときもあるけど、相手がグレアム持ってないとわかると結局捨ててしまうので汎用性考えるとやや微妙かと思いました。

    風ブックでコダマ入れながらブックバランスとるのが面倒な場合プッシュプルとかいう忘れ去られたクリーチャーが日の目を…見ないですよね。

    あと私はブラックスミス派です。経験上ブラックスミスで生成されたアイテムはほとんど捨てられるので、デメリットはあってないようなものだという認識。鍛冶屋の気分しだいという話はありますが。

  • ルヴィアネ (2014年1月25日)

    コダマ入り風属性でガルーダにも持たせる事を考えるとライフスティーラーよりトンファがオススメ。
    風被り無しでも風クリを自前で7体配置できれば140/70に。
    風被りした場合、ガルーダスティーラーではニュートラ+レベル1ガルーダを支援無しでは狩れない。
    しかし、風クリが9体以上居ればニュートラ+レベル5ガルーダがトンファで落ちる。
    ついでにナイトとも相性が良い。

  • ルヴィアネ (2014年1月25日)

    後、個人的にはグレムリンアムルでレベル5が落とされるのは、構築の不備だと思う派。

  • ルヴィアネ (2014年1月25日)

    間違えた、ニュートラ使ったガルーダが勘定から外れるからレベル5落とすなら風10体以上です。
    多重連投スマソ。いつも思いつきで適当な事を書くからこう、訂正してばっかりw

  • rr (2014年1月25日)

    こういう細かい記事は、自分が気づいていない利点・差異(ウィークネスは横移動、呪い上書きで外せない)に気づけてヒントになったりするので好きです。

    「自分にも打てるか?」

    を各カード毎に把握しておくのは結構重要ですね。

    ・シニリティかけられた自分のアンダインをイビブラで殺して横付け鰻で早めにリカバリ
    ・デコイに横付けされた自分のグレンデルにウィークネス
    ・終盤足勝負、二心のポイズンマインドを自分打ちで擬似フォーサイトみたいに使う。

    こういう事をしようとして対象に選べなくてorzとなった経験も何回かありますw
    ディジーズでアンチメ・シニリティ上書きとかは手軽なので好きですね

  • 155 (2014年1月25日)

    リビング系はコロちゃんも持てるから安心だね。
    コロッサス+リビングソード=71/100
    お手軽に打点が出るし、HP+1がうざいw

  • 黄琼琼 (2016年12月26日)

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カルド覇道を突き進む中級者中の中級者。戦闘タイムテーブルが得意。

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