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トップページ » ペロきち » 【年末年始は9万字】ブックオブリボルト

久しぶりに開いたら何やら皆さんが一丸になって頑張っているので、支援すると同時に未完成に終わったブックの吐きだし口にしてみる。

先に一個だけ言っておくと、これはコンセプトブックの話なので、知識や発見の養分にならないことは断っておく。

さて、僕がこのブックに冠するはずだった名は”ブックオブリボルト”

この大仰な名前は、決して最強を目指したわけではないが、リボルトらしくありたいブックにしたいという想いでつけようと思った名前だ。

未完成のまま終わったこのブックのレシピは以下。

 

ハーフリング×1

リビングアーマー×2

リビンググローブ×2

アモン×1

ナイトエラント×2

フェニックス×2

アクアホーン×2

フェイト×1

ミストウィング×1

グレートタスカー×2

スクリーマー×1

ランドアーチン×2

クー・シー×1

ケンタウロス×2

サーペントフライ×1

イーグルレイピア×1

スパイクシールド×1

スペクターローブ×1

ダイヤアーマー×1

ニュートラルクローク×1

バーニングハート×1

プラックソード×2

ワンダーチャーム×2

ウェイストワールド×2

ジョイントワールド×2

ソリッドワールド×1

プレイグ×1

ホープ×3

マーシフルワールド×1

マジカルリープ×3

ミスティワールド×1

ミラーワールド×2

リリーフ×1

 

ストーリークリア時のブック紹介とかではない。れっきとした、対人仕様を想定したブックである。

ただし、これは以下3つのコンセプト(縛りともいう)に基づいたブックだ。

1:1冊のブックで”すべてのリボルト”を楽しむため、各色のクリーチャーを”傭兵的な使い方をすることなく”4枚以上ずついれる。

2:リボルトの世界観を凝縮するため、世界呪いを6種10枚以上入れる。

3:ブックの挙動がコンセプトブックと化すことを防ぐためにコンボやシナジーのような挙動をとる構築ではなく、いわゆる”ガチンコ”な対戦を想定した構築とする。

 

なかなかに狂気じみたコンセプトだ。通常単色、多くて2色の推奨されるゲーム性に正面からケンカを売っているし、コンセプトを絞って使うべき世界呪いが詰め合わさっている。

だがそれだけに、まさに混沌、実にリボルトらしいできばえで、それなりに形になってくれただけでもかなりの満足を感じた。

 

しかし結局このブックを、完成と呼べるレベルに引き上げることはできなかった。

理由は大きく二つ。

1)調整したくなくなるほどコンセプトがいびつすぎて弱い。

いうまでもなくコレよ。いや、面白いブックだと思って着手したし今でも思ってる。でも本当弱くて、使ってるのが苦しかったんだよ・・・。

ウィストワールドとミラーワールドとソリッドワールドとジョイントワールド抱えて、僕は一体どこに行こうというのだろうか?

 

2)結局ノイズが多いだけのウェイストプラックタスカーアーチン。

プラックフェニックスとか、プラックケンタウロスとか、プラックアクアホーンとか、防魔拠点とか、いろいろ詰め込んであるのは感じてもらえると思う。

けどいざ実戦になるとさ、ブックの最大風速出るところ使っちゃうんだよね・・・

例えばツインリングで初手5を出すでしょ、ランドアーチンとミストウィングとクーシー持ってたら、どこに進むか、そんなの、決まってるじゃん・・・。

ブック自体の性能がただでさえ頭打ちで、上振れた動きができないと勝てないとなるとなおさらじゃん・・・。

見た目の多様さからは想像つかないほどに、何度やっても地属性狙いに進んでいく事実。

 

まあ僕のビルダーとしての能力が頭打ちだっただけといえばそうなんだけど、これ以上上を目指そうと思えないまま、このブックは僕のブックリストの中に、ひっそりと眠り続けることになった。

とはいえこんな無茶苦茶なブックコンセプトに挑んだのはなかなか面白かったので、ユニークな構築経験という意味では非常に有意義だった。

願わくばこのコンセプトに共感してくれる狂人が完成にこぎつけてくれたらおかしいです。

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