2018.05.03代々木カルドセプトオフを開いてきました
遠方から参加してくれたセプターの皆様。本当にありがとうございました。
自分なりに覚えている事とか、考えていた事をレポートにまとめます。
■01.関東でオフ会を開く経緯について
恐らく、多くの人が「なんで仙台に住んでいる人がわざわざ関東でオフ会を開くの?」と思ったことと考えます。
思わなかった人は部長が毎年オフを開いているから、その感覚が麻痺しています。山形だか新潟知らないけれど、とにかく部長の居る方角に毎朝五体投地しましょう。
わたくし主催で仙台でまったりと毎月オフ会を開いているのですが、遠方にも関わらず毎月遠征してくださる2人のセプターが居ます。
遠征・・・というかオフ参加には資金はもちろん、時間や都合など様々な調整をつけた上で参加せねばならないものであり、遠征となればそれは更に倍率ドン……。
本当毎月毎月いつもありがとうございます。
んで、その2人に少しでも恩返しをしようと考えて関東でのオフ会を計画しました。遠方からみんなが集まりやすいのは当然休みが重なるGW。
さて、そこまでは良いのですがGWのいつにしようか……とグダグダ悩んでいる時にもう1人のキーマン、アイルトンさんが5/4にボードゲームオフを開くという朗報が!!
じゃあこの前日で良いじゃ~ン!!ということで5/3の会場(※20人部屋)を確保したわけです。
[TwiPla] 5/4 ぱんださんのSAN値削るオフ会 https://t.co/rRxUjU0wnR
— アイルトンおじ (@cepter_ayrton) March 19, 2018
■02.会場のキャパシティについて
オフ会主催ならばみんな経験があると思うんだけれども、「何人の部屋を借りるか」問題に直面しました。
実は関東でオフを開きたいなぁ~という欲求は昔からあったので、過去に取ったアンケートを見たところ、10名程度からしか返信がありませんでした。
と、こうなるわけです。皆さん。余裕があるときで構わないのでオフ会初心者の僕のためにもアンケートご協力ください。
GWともあって、なんと興味有りがどんどん増えていく。
チラッと見たときには「参加」と「興味有り」を足して27名にまで膨れ上がった辺りで、オフ会初心者の僕にも(これは会場を広くせなアカン)という事実に気づかされました。
急遽同日に空いていた40名部屋を確保し、定員36名と設定しました。
「待って!40名部屋だとあと4名入るじゃん!なんで少ないの!?この意地悪主催者!!」と思う人も居るかもしれませんが、スタッフ2名を足すと38名になり、この人数と荷物が入ると一杯一杯です。適正人数(快適に過ごせる人数)は28名くらいだったかと思います。
この度はこんな狭い会場に皆さんを押し込んでしまって申し訳なかったですが、皆さんは「カルドセプト」をプレイしに来たわけで多少狭くても我慢してもらえるんじゃないかなぁ。ともちょっぴり思っていました。次回からはデカイ箱借ります。
■03.オフ会準備について
40名規模のオフ会を主催するのは初めてであること、またこの人数はどう考えても1名だと間違いなく無理だと考えていました。
1人で捌ける範囲は20名が限界と考えており、参加者10人増えるごとにスタッフ1名が必要という持論があるため、この人数だと2名のスタッフが必要!
また、主催が遊びたい(重要)ならば優秀なスタッフ2名が必要……。
ということで、女神杯やらなにやらでもスタッフ経験のある如水さんとRexさんにお願いしました。2名とも快く受けて頂いたのでとてもありがたかったです。
何度でもいうけれど、当日動いてくれるスタッフは本当、宝物です!
■03-1.オフ会準備について(ルール編)
今回のルールはライフジェム争奪戦にしました。
理由はいくつかあるんですが、ざっとこんな感じです。
①トーナメントに比べ、ゆるく対戦ができると考えてカジュアル層にも来て欲しい。
②遠征者が多いため、時間に縛られず入室/退室をして欲しい。
③疲れたら自分のタイミングで休憩に入って欲しい。
④主催も適当に卓に入りたい!(重要)
特に「③疲れたら自分のタイミングで休憩に入って欲しい。」はわたくしはあまり気持ちは解らない(1日7戦とかやっても全然平気。むしろ数多くやりたい)のですが、人によっては3戦で疲れてヘトヘトという人もいるらしいので、休憩は自分のタイミングで適度に取れれば良いという考えでした。
疲れたら疲れたなりで考えなくて良いブック(シーボンズ拠点にすると複雑な計算しなくて済みます。高額を踏んだらスキュラ使えばゲームを壊しません!)を使えば良いという感覚があるし、個人的には全く気にしないですが、疲れたら休みたい人もきっと居るんだよ!!
失敗したなぁ~と思う点と考える対策
1)ライフジェムをみんな良く紛失していた。
→アナウンスで紛失しないようにするべき?袋を配布?
結果的に如水さんがすべて集計してくれたのでとても助かりました。
2)いま、誰がいくつのライフジェムを保持しているか解らなかった。
→1位~4位までが決勝卓に参加できる以上、リアルタイムで順位/個数を把握できるべき。そうしないと競技として参加するセプターに申し訳がないなぁ~と。
プロジェクターで現在の1~5位くらいまでをリアルタイムで出力できればよかった。スタッフもう1名必要。もしくは主催も始終業務かな。
3)人数の関係から卓が立たず、1試合分待つ人が出てしまった。
→これはどうすればいいんだろう。入室自由な以上、中々難しいような。
■03-2.オフ会準備について(準備物編)
さて、わたくしが準備したもの一覧が下記です。
・名札38枚(過去の使いまわしでかなりの手抜き)
・優勝トロフィー(めっちゃ出来よかった。注文して4日くらいで到着。すげえ)
・結果記載表90枚(表記にミスがあった。あと43枚しか使わなかった)
・卓建用品9セット(A~Iまで記載した紙をクリアケースに挟んだもの。裏にはルールも)
・延長コード沢山(部長に少し持ってきてもらった)
・A~Iの木で出来た置物(これ正直要らんかった。900円損失レベル)
・iPad(ノリで買った。めちゃめちゃ役立った)
■04.前日移動について
学生時代は体力が有り余っていたのですが、社会人になるとロクに運動をしていなかったのでだいぶ体力が落ちています。
そのため移動で疲れる→元気なくなる→主催業務を回せなくなるという悪循環コンボ(シナジーではなくコンボ)が想定されたために前日移動をしました。
結果的にこれは大正解。
上記荷物のほか、このくらいカバンに詰めていたら重量は20~30kg程度になりました。荷物を手で引いた瞬間(あ、これはアカン奴やで)と筋肉が悲鳴をあげたためタクシーで仙台駅へ移動する事に決めました。
ぱんだの持ち物
・優勝トロフィー(優勝したわけではない)
・ACタップ8個くらい
・3DS2台
・ノートPC+ミキサー+スピーカー
・結果記載表90枚
・卓建用品9セット
・ライフジェム300個
・名札38枚
・着替3日分
・iPad
・折り畳み傘
・カメラ
・団体宿泊の為の書類
・会場予約ハガキ— panda_@川越で遊びたい (@panda_) May 2, 2018
大宮駅で隣のお姉さんに起こされた後、東京駅→参宮橋駅に移動開始。
死ぬほどつかれました。東京はねぶた祭りのように人が多いし、田舎モノに優しくない。
次回があるならば「おっさんレンタル」で1時間借りて移動する事にします。割とマジで。
なんとか宿へチェックインし、疲れからか黒塗りの高級車をなんとか回避するものの吐き気とか疲労感MAXでした。車かおっさんレンタル必須です。
■05.当日について
9時から開場を考えていましたが、誰とは言いませんが星野さんが既に開場方面へ向かっているらしいという事実をTwitterで突き止めたため、最速の8:30開場を目指す事になりました。
早めに会場向かいます
施設が開いてることを願いつつ— 星野安住 (@cepter_izuna) May 2, 2018
会場を開場する(クソウマギャグ)と予想通りの広さ(40名は入るけれど、移動とかはするとめっちゃ混む奴)で、これならば何とか運営できるな。という程度の広さで安心しました。
ただ、正直「ギリのギリギリ」で運営できるレベルの広さであり、もう一段階広い部屋の方が良いのは間違いないです。
会場を借りるときは余裕を持って大きい会場を借りる事。また時間も余裕を持って長時間借りましょう。
会場しました!#代々木カルドセプト pic.twitter.com/FeKlUo5pW7
— panda@仙台カルドオフ (@panda_culd) May 2, 2018
saikoさんが優勝して
参加者の皆さんも楽しかったと思いますが、主催の私も本当に楽しかったです!
解説動画をかよさん、ヌーンさん、saikoさん、カマキリさんが作成してくださいました。
特に編集までしてくれたカマキリさんありがとう!
05-1.失敗したと思うこと
A.決勝動画、音を撮り忘れた・・・。
→これ、めちゃめちゃ後悔してます。すげえ大失敗。
そもそもプロジェクターに映す時点でだいぶ時間かかっていて冷や汗かいてました。
焦っても結果は良くはならない。どっしりといこう。
B.予選の卓建て締め切り時間が早かった気がする。
→もう1戦くらい予選をやる時間をとっても良かった。
C.主催サイドが忙しすぎた。
→わたしも盲点だったのですが、アンケートに下記の様な内容がありました。
運営側が忙しそうだと手伝いたくなるけど、何もできないのが歯がゆいので、もうちょっと暇そうにしてて欲しい
正直、主催だけ忙しいのは仕方ない(巻き込まれたスタッフさんには申し訳ないですが)と考えていましたが、参加者の方からすると確かに忙しくて殺伐とした空気よりも余裕があったほうが印象も良いし、話しかけやすい。
暇であればあるほど、当日でも手伝いをお願いしやすい状況を作れるし、仰るとおりだと思います。
D.皆さん、お土産を持ってきてくれたんだけれど写真撮り忘れた。
→こんなにお土産頂いたんだゾイ!!って写真をアップするのは主催の勤めだと思うのですが、部屋が狭く、運営が忙しくそんな余裕はありませんでした。
正直、余るほど頂いたのですが、敏腕スタッフが皆に配ってくれて9割以上消化できました!どこまで出来るのこのスタッフ達は。。。(感謝の言葉です)
05-2.自分が出来ないと思ってやらなかったこと
A.無理に盛り上げようとしない。
わたし、盛り上げるのは苦手なので……。
ただ、その場は作ろうと決勝のスクリーン設営はしました。
結果、結構盛り上がっていたんじゃないでしょうかね。
saikoコールが何度も舞い上がったのは面白かったし、嬉しかったです。
(saikoコール入れてくれた人本当にありがとう!死ぬほど感謝してます)
B.インタビューとかやらない。
わたし、インタビューとか出来ないし、上手くコメントできないから……。
ただ、これに関してはウェザリングさんが、飲み会を上手く仕切ってくれてその場で決勝参加者1人1人にコメントを貰っていたのは流石だなぁ。と感じました。
(裏ミッションで『ウェザリングさんにはひとつも仕事させない!』は失敗しましたが、楽しそうにしていたので良しとしましょう)
C.自己紹介やらない。
わたし、自己紹介ゲロ吐きそうなほど苦手なので……。
ただ、アンケートの中で「初対面の人が多かったので自己紹介をして欲しい」と意見もチラホラありました。
みんな、自己紹介やっちゃって良いのかな!?
05-3.何を言いたいかまとめる
みんな、得意分野、不得意分野があると思います。わたしはたまたまオフを開くのが好きだからオフを開いたらみんなが集まってくれて、スタッフが仕事をしてくれて、上手いプレイヤーが決勝に上がって、盛り上がって、saikoさんが優勝して……。
今回、優勝したのはsaikoさんだけれど、初めてオフ会に参加したセプター様は忘れられないオフ会になったと思う(よね?)し、遠征者も遠征した価値はあったんじゃないかな。と思っています。
オフ会は善意で成り立っていると考えていますので、その善意の輪を「自分の出来る範囲」で少しずつ広げていくことで、もっと楽しいオフ会になるんじゃないかなー。
■07.オフ会の意義について
今はインターネットでネット対戦ができるし、SkypeやDiscordを使うとボイスチャットをしながら対戦できます。
でもやっぱり顔を合わせて対戦するのが一番楽しい!
そんなわたしにとっては当たり前の事をオフ会初参加の人に伝わってくれれば嬉しいです。
オフ会は、楽しい。
■08.最後に
準備期間2ヶ月位ありましたが、あっという間に時間は流れ、
当日も忙しくも何とか無事カルドセプトオフを終えることができました。
重たいカートを持ってガラガラ移動しているときは正直「これ絶対来年はやらねー」とは思いましたが、それ以上に満足感の方が強く、またどこかで開きたいという気持ちの方が強いです。
皆さん。またどこかのオフ会場で会いましょう。
あと仙台来てください。
weathering (2018年5月14日)
今回参加してみて、おれが開催する時も皆さんこんな風な気持ちなんだろうなぁ、と参加者側の気持ちを体験できたことがとても収穫でした。
自分が感じたことと、ぱんださんがこの記事に書いてくれたり直接話してくれたりしたことを、次の機会には活かしたいと思います。
そう……うっかり次の機会を作ってしまったので……。
開催おつかれさまでした。心から楽しめました。仙台もまた遊びに行きますね。