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速度についての話 (2024年1月5日)

まず前提として走りとはどんなものなのか。
ここでは自分の資産を他人より素早く伸ばして自力増幅で達成するブックのことである、としよう。

普通に他人より遅いブックフレームの場合、増幅要素が入ってたとしてもそれは走りとは言い難い。
何か紛れがあったら、あるいはその何かを自ら起こして「遅延している間に遅れて達成ラインに乗る」ようなブック構築のもつ「理」は、「他人より素早い」ことを実現することではない。

あるマップにおいて15〜17程度でゲームが終わると考え(仮定)、それに間に合わせるような考え方を「走り」。少しもつれて17〜21程度のゲームを想定して強みを出そうとするのは「中速」の考え方になる。21R以上かかるか達成プランの中でL5を奪うなど特殊な状況を前提とする本が「低速」本。

水春系以降テクニックで中速と低速の継ぎ目を消すようなプレイングや、ランドレ力場による諸々があるせいで境目は曖昧になっているが、両者は基本的には違うものである。

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さて、走りのアプローチが「より早く!」を達成するメリットは、諸々の要素が有効になる前に自分が達成ラインに乗るということである。
hsuさんがDS版の二心について述べたテキストにおいて、そもそも展開が速い場合止める要素を引く前に複数人が点灯して終わる状態でのゲームについて言及された。
要素も実際に登場する前にゲームが終わって仕舞えば存在しないも同じことである。

逆に走りが中速域のブックに追いつかれるのは、
・走る要素が噛み合わずそもそも速度が出なかった
・場面を考えた結果として自ら速度を出さなかった
などの場合がある。

リボルトでは走りと増幅カードを入れた中速程度のブックとの間で速度の差は1〜0.5周程度に収まる場合が多く、しかもその1〜0.5周はダイスがひどくばらつくためにダイスの少し走った中速と、少し遅れた走り本が同じ帯域にぶち込まれてしまうことがままある。

ゆえ、中速程度のブックに対して「そのブックは走れるんですか?」と問うのは
結構ナンセンスというか「ほっといて貰えるならNラウンドくらいで自走ラインには乗りますよ」という具体的なライン設定を引き出せないとあんまり意味がない。

例「このマップなんもないと走り本って17Rくらいで上がると思うんですが、そのブック自走しようとしたら何R位で点灯しますか」みたいな問いかけをしないとあまり意味がないです。通行量貰えば、土地を陥落すればみたいなことはオプションである(重大なファクターであるという指摘は別の部分である)。
中速までは当然に自力達成するんだから「走れるんですか?」を相手側が「自力達成可能なブックですか」と取り違えていたら「走れます」という一見して意味の分からん返答しか得られなくなるからね。

さらに言うと現金はラウンドゲインと周回によって時間経過に対して加算的に増えていくので、この枷を外すならば土地への投資・トランス・再投資を行う以外に手立てはない。
これについては例外に通行料収入があるがここでは割愛する。

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必然的に、走るブックについては最大値を指向すること+それを安定させることと永久に向き合い続ける悩みを構造的に抱える。
えてして走り指向のブックは穏当で一様で金太郎飴のような構築になりやすい。
ほとんどの走りブックが「合理的とされるブックフレーム」の範囲に落ち着き、構築がどれも似たように見える(一見)のは、システムと向き合った結果である。

(近代のブックが走ることから逸脱しない範囲での干渉をブックに装填しているのは、走りは同じ走り合いの盤面におけるゲームコントロールを志向せざるを得ないからである)

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さて走り本は実際に現出してしまった走れなかった展開を、マップなどの外部要因に起因するものだったのか、自分のブックに起因するものだったのかを無限に行き来する定めにある。

また、何がしか他人のプレイングの影響を受けて自分の速度を調整した場合「走らなかった」ということになるが。変則的な手順を踏もうとしたり、無理に伏せようとした場合「中速の射程圏速度」に捕まりやすくなるリスクが高まる。
意識もせずに「走り本全員がなぜか走らない状況に持っていかれ」て「中速を含めてお見合い」をし、結果的に飽和した要素で踏み運ゲーム展開になるのは、走りの視座に立つとなかなか愚かなことである。

ましてや侵略本に追いつかれるなど言うまでもない愚かである。

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逆に初めから「中速」を狙ってブックを構築する場合はその時間帯で有利を取る構築がマストとなることは古来から言われていたが、リボルトではダイスとラウンドゲインによって割と現金が湧いてしまうので、こっちが盤面を遅らせる要素をゲーム時間中に有効に提示できるかは割と怪しいもんである。(低速ギミックとなるとさらにあやしい)

そういったことで走りブックが自ずから少し遅れてくれた場合、天然トランス程度のことはできるブックでなければそもそも機能しない場合が多い。

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