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トップページ » せぷを » ゲーム「トランプカルド」(初版)

カルドセプト風のトランプ遊びを考えてみました。
ぜひ遊んでみてください。
なお、ルールは今後改良していく考えです。
感想・御意見など、ぜひお寄せください。

1.ゲーム概要

「カルドセプト」をモチーフとした陣取りゲーム。
トランプのほか、サイコロと駒を用いた、カード+ボードゲームです。
プレイヤーは、サイコロを使ってマップ上の駒を進めながら、カードを駆使して、他のプレイヤーよりも多くの領地を獲得することを目指します。
プレイヤー人数は2~3人。
10ラウンド制。プレイ時間は1ゲーム15~20分程度。

2.用意するもの

  • トランプ:1組
    おすすめはカルドセプトサーガ予約特典のトランプですが、無い場合は普通のトランプでOKです。
    トランプ
  • サイコロ(六面体ダイス):1個
    おすすめはカルドセプトリボルト北米版リミテッドエディション附属のダイスですが、無い場合は普通のサイコロでOKです。
    サイコロ
  • 駒:2~3個(プレイヤー人数分)
    身の回りの小物でOKです。プレイヤーを識別しやすいものが良いでしょう。
    例として、写真左は100円ショップに売っていた小物、写真右は幼児用のクレヨンです。
    駒の例

3.準備

  1. ジョーカーは使用しないので除きます。
  2. カードをマーク別(スペード、ハート、ダイヤ、クラブ)に分けます。
  3. 各プレイヤーは好きなマークを選び、カードを裏返してシャッフルし、自分の山札とします。
    マークの強弱はありません。
  4. 残ったマーク(2人戦の場合は残ったマークのうち1種類)のカードをシャッフルし、円状に配置して「場(マップ)」を作成します。
    マップを構成するカード1枚1枚が「マス(領地)」となります。
    2人戦の場合、残りのマークのカードは使用しないので除きます。
  5. 各プレイヤーの順番を決めます。じゃんけん、ダイスを振るなど、決め方は自由です。
    3人戦の場合、1番のプレイヤーを決め、他は時計回りとします。
  6. 各プレイヤーは好きな駒を選び、マップ上に配置します。
    駒の初期位置は、1番手:J(ジャック)のマス、2番手:Q(クイーン)のマス、:3番手:K(キング)のマスとします。
    2人戦の場合、1番手:Q(クイーン)のマス、:2番手:K(キング)のマスとします。
  7. 各プレイヤーは自分の山札からカードを3枚めくり、自分の手札とします。
    手札は他のプレイヤーに見せなくて構いません。

以上でゲームの準備は完了です。
トランプカルドのセット

4.基本の行動

プレイヤーの手番における基本の行動は次のとおりです。

  1. 山札からカードを1枚めくり、手札に加えます。
  2. ダイスを振り、時計回りに駒を進めます。
  3. 止まったマスのカードよりも強いカードが手札にあれば、そのカードをマスに重ねて自分の領地にすることができます。
    自分の領地にできない場合は、そのまま手番終了となります。

5.カードの強さ

A(エース=1)が最も弱く、2~10は数字が大きいカードがより強く、J(=11)、Q(=12)がさらに強く、最強のカードがK(=13)となります。
ただし、Aは、Kにだけ勝つことができます。

6.ゲームの勝敗

10ラウンド(全てのプレイヤーが山札からカードを引き切るラウンド)終了時、領地の数が最も多いプレイヤーが優勝となります。
領地の数が同じプレイヤーが2人いる場合は引き分けとなります。
トランプカルドの勝敗例

7.スペシャルルール

7-1.カードを組み合わせて強くする(「援護」)

各プレイヤーは「援護」を宣言することにより、A(=1)及び2~10のカードを、2枚の合計が11以内となる組み合わせで使用することができます。

  • 例:2+3=5、A+10=11など。

6+7など、合計が11より大きくなる組み合わせでは使用できません。
また、Aを援護により組み合わせた場合は、Kに勝つことはできません。

7-2.カードをダイス代わりに使用する(「ホーリーワード」)

各プレイヤーは、ダイスを振る前に「ホーリーワード」を宣言してカードを提示することにより、A(=1)及び2~10を、ダイスの代わりに使用することができます。
例えば、10のカードを使用して、10マス進むことができます。
「ホーリーワード」を使用したラウンドは、ダイスを振ることはできません。
「ホーリーワード」として使用したカードを単体で、又は援護として使用して領地を獲得できる場合は、そのままマスに重ねて配置することができます。

  • 例:ホーリーワード9を使用して9マス進み、2を援護に使用して、9+2=11の強さのカードとして配置する。

「ホーリーワード」をダイスの代わりに使用し、別のカードで領地を獲得する場合は、「ホーリーワード」として使用したカードはディスカード(捨て札)となり、マップの中央に置きます。

  • 例:ホーリーワード3を使用して3マス進み、Kのカードを配置、3のカードはディスカード(捨て札)とする。

7-3.手札を山札に戻して引き直す(「リンカネーション」)

各プレイヤーは、ダイスを振る前に「リンカネーション」を宣言して手札の枚数を告げることにより、全ての手札を山札に戻してシャッフルし、山札に戻した枚数と同数のカードを引き直すことができます。
「リンカネーション」を宣言したラウンドは、「ホーリーワード」を宣言することはできません。
また、「リンカネーション」は1ゲーム中に1回だけ宣言することができます。

7-4.領地と手札のカード交換

各プレイヤーは、自分の領地のマスに止まった場合、配置されているカードと手札を交換することができます。
この場合、配置されているカードよりも弱いカードを配置しても構いません。

  • 例1:配置されているKを回収し、手札から5+6を援護として配置する。
  • 例2:ホーリーワード6を使用して6マス先の自分の領地に止まり、A+10のカードを回収し、Jを配置して、6はディスカードする。

ルールは以上です!

8.ゲームのヒント

  • ダイスは運まかせです。
    「ホーリーワード」を使用して、獲得できる領地を積極的に獲得していきましょう。
  • 領地を他のプレイヤーに奪われないよう、「援護」を使用するなどして、なるべく強いカードを配置しましょう。
  • Q、Kといった強いカードは、機会があればカード交換を利用して、繰り返し使うことも作戦のひとつです。
  • 手札の枚数が増えてきた時(=使える強いカードがない時)は、思い切って「リンカネーション」を宣言して、カードを引き直してみましょう。

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