天狗じゃ！　天狗の仕業じゃ！

　世間ではあれですね。妖怪がブームなんですかね。妖怪のせいにすれば１２０万本売れるんですかね。しかし、なめてもらっちゃあ困る。７万本以上売り上げている超スーパー人気ゲーム我らが「カルドセプト」。カルドセプトにも、じつは妖怪はいるのです。世の中のちびっ子よ、カルドセプトにもジバニャンみたいなカワイイのいっぱいいるよ？　チョンチョンとか。

　さて、カルドセプトにおける妖怪といえば？　幾つか例を挙げてみましょう。

「妖怪のせい」の例

• カウンターシールド持ち風属性レベル５レベラーをヘルブレイズ強打で落とされた！：テングのせいです
• コロッサスでコロッサスを殴ったのに死なない！：ヌエのせいです
• 相手の手札枚数を忘れて攻められない！：ムジナのせいですが覚えてないアナタが悪いです

「妖怪のせい」ではない例

• あいつの水属性だけ地形効果が二重に乗っている！：ネッシーは妖怪っていうかUMAです
• 通行料が倍近くも奪われた！：ヨーカイとヨーウィをもじるのは無理があります
• 基本ST40以上でちゃんと殴ったのに無効化された！：確かに赤くて似てますけどその猫ジバニャンじゃないです

　カルドセプト界にはびこる妖怪の有名どころを紹介しましたが、まだまだ君が知らない妖怪はたくさんいるぞ！　一緒に妖怪の世界を見て行きましょう！　

妖怪「１足りない」

　カルドセプト界のみならず、ゲーム界を手広くカバーするメジャーな妖怪。

　ことカルドセプトにおいては、数字は切っても切れない相手です。あともうちょっと○○だったら……。そう願ったことはセプターならば誰しもが有るはずです。そんな運命の交差点、決して望まぬ方向に、都合の悪いあと一歩、貴方に変わって踏み出します！

　レベル１マッドマンをコロッサスで踏まれた時には、優しく配置地属性クリーチャー数を４にしてくれます。全財産を護符に突っ込んでも、買えるのはアイツより１枚少ない枚数です。ダイス３が出れば達成してこの大会優勝という時には、空気を読んでダイス２にしてくれます！　死ねよマジで。ふざけんな。

妖怪「カルコロ返し」

　カルコロに卓を立てて、待てど暮らせど集まらない。しぶしぶ諦めて部屋をたたむと、直後に新たな部屋が立つ。なおかつ埋まる。何オレ、嫌われてんの？

　そう思った貴方！　大丈夫、それ多分妖怪のせいです。

　なんでかスポット的に人が集まらない時は「カルコロ返し」が他のプレイヤーに貴方の卓を見せないようにしているだけなのです。大丈夫、嫌われてるんじゃないんです。多分！　多分、大丈夫！　頑張って、心を強く！

　あと、カルコロ勝率4割超の貴方。貴方は単純に敬遠されてるだけです。ざまあみろ！　4人でやるゲームで4割勝つとか頭おかしいんじゃねえの、自重しろ自重。

　なお「カルコロ返し」の仲間として、無意味に対戦卓にログインして期待を持たせてくる「見学入道」もおります。見学者が5人超えたら1～2人はこの妖怪だと思ったほうがいいです。超迷惑。

妖怪「即死しらず」

ダンピール「あっ、メンゴまた外した（４回目」
俺「お前ダンピの服着たファイターでしょ！？」

　古くから伝わる「メテオと即死はカルドの華」という言葉は有名ですね。夜空にぱっと咲く花火のように、即死クリーチャーには華があります。

　しかし、この妖怪はその花火を湿気らせやがります。いや、高額踏んで即死しないのはもうあるあるだからいいんですよ。4割は外すわけですしね。でもさ、移動侵略で連鎖削ろうとしてる時に延々外すのやめろや……。4回って……マジテンション下がるわ……。俺、配置も含めて5回も領地支持機会使ってるのに……。でも隣に1位のレベ1あるから殴らないわけにもいかなくて……。こんなことなら地力地変でもしてれば良かったわ。

　宇宙一チーム戦の検討時に我々の中で、イエティが「ホント死なない」「産廃」「青いミノさん」と野次られたのもこの妖怪のせいなのです。お前「うわっ、ミノさんに80G出してるwww」って言われた俺の気持ちがわかるって言うのかよ！　ふざけんなよ！

妖怪「新作しらず」

　ホントやめて！！！！！！！！！！！　やめて！！！！！！！！！！

結びの言葉

　妖怪「同じハードで続編出ない」が「新作しらず」を倒してくれることを願って結びとさせていただきます。ウォッチ！　今何時？　セージ、スカージ、キュウマンジー！（別れの挨拶）