ブッコロしよう!
悪のこっきゅんはダーク風ブック使いなのですが、こっきゅんが作った風ブックを使って試合をしている際に「風ブックを使っているくせに火ブックへのあたりが弱すぎる。ゲームに参加させるな、ティアマトの息の根を止めてから試合を開始しろ。何手ぬるいことしているんだ、緩めるな、いい人ぶってないでちゃんとぶっ殺せ。仲良しごっこは他所でやれ」というようなことを2時間半かけて詰められ、トトロの不在証明の留年を言い渡されました。カルドセプトは無期懲役……。
辛すぎたので、ココ最近思いついた「このブックに当たったときにはこう!」ということを思いつく限り列挙したブッコロリストを作成しましたので、皆様の殺伐としたカルドセプトライフにお役立てください。みんなギスギスしろ! 俺だけつらいの嫌だ!
足止め系クリーチャーブック
通行料収入は最高!! 俺も通行料だけで生計を立てたい。
天然ランドトランスとかがクリティカルに決まってもせいぜい儲けは1300Gとかですが、レベル5踏ませれば1発でその倍稼ぐことが可能です。コレは間違いなくカルドセプト界において最強の攻撃であり、決まればそれだけで勝ち切る可能性が高い必殺技です。
なので、足止め系クリーチャーを持っているセプターは、ブック設計段階で「成功したら勝つ」ギミックが搭載されているのです。しかも1枚出てきたってことは、多分今後もう3枚くらいウィロウ引いてきますよその人。許してはならない。
基本的にはスニークハンドやアイテム削り侵略をきっちりとねじ込み、通行料確保に耐えうる状況は現出させない、あるいは現出より先に自分が走り切ることが必要になります。ただし相手はレベル5を1個作ればいいのに対し、自分はレベル5を2個以上は造成しないと勝利条件を満たせないので、無風状態での走りあいでは勝負にならない(ウィロウ側に負ける)でしょう。共通認識を持ってほか3人全員でブッコロすべき筆頭と言えるブックです。
グーバブック
「r>>」 - くるしま | |||||
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リビングアムル | 2 | ウォーロックディスク | 1 | アースシフト | 3 |
カクタスウォール | 2 | スフィアシールド | 1 | ギフト | 4 |
グーバクイーン | 4 | ダイヤアーマー | 1 | クレアボヤンス | 4 |
ピクシー | 2 | マグマアーマー | 1 | セフト | 2 |
ランドアーチン | 4 | マグマシールド | 2 | フィロソフィー | 3 |
ワーベア | 4 | ホーリーワード8 | 4 | ||
マジカルリープ | 4 | ||||
ランドトランス | 2 | ||||
クリーチャー | 18 | アイテム | 6 | スペル | 26 |
カルスタ5連勝 | |||||
このブックをCepter's Libなの。に送り、新たなブックの元とする →●Branch this book | このブックをBookSimulatorなの。に送り、分析や一人回し練習をする →●Analyse this book |
来島さんが昨今アンカーで猛威を振るったグーバブック。観測している中では最もカタログスペックが早いブックにお見受けしています。スペルターンに連鎖&土地が増やせるので、1Rでテンパイまで漕ぎ着かれることもしばしば。グーバをレベル上げ&天トラとかされると手のつけようがなく、対人戦でも14Rとか15Rとかが見えるハイスピードブックです。
基本的に自分より早いブックは走りあいになると負けますので、ブッコロしに行かないといけません。アイテムが無いと絶対に守れない状況は現出しやすいので、色の合っていないグーバクイーンでも必ず触る(アイテム消費を促す)、不屈を地土地にぶっ転がして「へいへい反復横とびでグーバに触るぜ!」という姿勢を見せるなどの対応が必要になります。
これは主観かつ余談ですが、ウォーロックディスクをメタモすると基本的にはかえってグーバブックの守備力を上げてしまう(ディスクはどんなクリが使ってもグーバ倒せるので)イメージの方が大きいです。
自分に致命的なブック
風ブックや軽い水ブックを使っているときのティアマト&バインドミストなんかは基本的に容認できません。本当に何なんだアイツは。ブッコロする他ない。
そうしたブックに対して妨害を飛ばし続け、行動の余地を削いでいくのはとても大切なことです。
最もシンプルなのはやはりレベル1侵略。どうせディスクはスニークハンドされるんですから、さっさとレベル1にぶち込むのも一つです。特にティアマト相手には、2個めの火領地を削って「まだティアマトを出すな」と圧をかけられると良いです。自力地変せざるを得ない状況に追い込んだりすると、ティアマト2.5体分のコストを強要できるので、更に機能し始める時間帯が後ろ倒しになります。
水ブックなどでは干渉要素は少ないでしょうが、タラスクでディスクする、ランドドレインを当てて行動資金を削ぐ(たとえ隣の水ブックの方が土地を持っていたとしてもだ!)ことが重要になります。
走りの速度がしっかりと出せて相手の妨害を受ける前に上がれるならベストといえばベスト。基本的に遅延ブックの要素が濃くなればなるほど、陥落以外の達成方法は無くなりがちなので、要素を引き切る前に上がられると弱い。しかし、基本的には敵の牙の方が早く届きうる状態になることのほうが早いです。きっちり妨害をねじ込んで最後まで寝ててもらうと非常に良いです。一発逆転を許すな。
金持ち・高額領地持ち・トランス持ち・石持ち
孫子の兵法に「金持ちの土地を殴れ」と書いてあるのはあまりにも有名で、セプターなら誰でも一度は聞いたことがあると思います。古のブッコロリストですね。本作では石持ちも同じです。
金持ちにドレインマジックを打てれば自分も伸びて良いのですが、5連鎖レベル5スペルランドトランス→レベル5増資→ドレインマジック、だとせいぜい500G程度しか吸えず、あんまり根本的な解決になりません。
投資先のダウンしていないクリーチャーを殴ったり、レベル1を陥落して4個目の土地を持てないようにしたりするほうが手順遅延効果は高いです。
石を持てている相手は、預金残高は大したことがなくても現金化は容易で、ダウンシステムである本作においては簡単に石売りからレベルが上がってきます。有効な石を5個持っているやつは、レベル5領地を預けてると思っといたほうが良いです。石はカルドセプト界の新NISA。ぱっと見総魔力が伸びていなくてもあっという間に2個めのレベ5が出てくるので、きちんと土地を削っておくなどの対応が必要です。
自分以外の色かぶっている人たち(水以外)
特に序盤において、自分以外の2人以上が地とか火とかで被っている場合、2個めの土地を取らせないように動く(ティアマトとダッチェスを置けないようにすると)と、同じ色で殴り合いを始めることがあります。
もし無理なくグローブなどを投げつけられる場合には、意識してみると場の妨害リソースを他に差し向けることが出来るかもしれません。
水相手だと、ただマカラを他に置き出すだけなので、あまり効果はないかも。
番外編 ブッコロせばいいってもんでもないリスト
焼きブック
焼こうと思えば焼かれる。今作はシャイニングガイザーがあるからな!
なので立ち向かってもどうしようもないし、本人もそもそも土地にクリーチャーをあんまり展開しないので、ブッコロしようがないケースが多いです。ブッコロというよりは、受け流さなければならない。本当に久々に対戦したら完璧に忘れててひどい目に会いました。
全体焼きに対しては横に広く展開するとあっという間に交換が間に合わず焼けてしまうので、3連鎖とかでこじんまりさせておく。地変やレベル上げは後回しにする(あるいは交換が間に合うように不屈のHP50を上げる)などが対応として求められます。
HP40とかランドトランスはゴミ、ドレインマジックは唯一神。
遅延ブックが1~2人いるときの走りブック(並走相手)
貴方が遅延ブックを使っている場合においては、もうちゃんとブッコロしていただければと思います。がんばってください。
きちんと設計された遅延ブックは、基本的には場が遅くなればなるほど有利になります。火殴り火殴り地走り地走りみたいな状態で、地が地のレベ1にタスカーディスクするとか基本的には悪手で、殴りブックが有利な遅い場にするための手伝いをしているようなものです。
走り組は手を取り合って走り、場にある遅延要素を自分と並走相手の「2人あるいは3人で」受け切る様にして、遅延ブックの手が間に合わない「早い場」の造成を試みるべきです。