多色の土地を持っているメリット
侵略後の資産運用で一気に突き放す。自分の持っていない色の高レベル土地を奪えば、その土地は連鎖していないので
土地価値100の場合は
レベル3 400
レベル4 800
レベル5 1600
この数字が総魔力に加算されるわけです。レベル4以上なら十分な伸びになるでしょうが、侵略後のケアが必要になるケースがままあります。風のレベル5をジェネラル=カンで奪ったところデコイに横付けされたため、急いでトランスしたい。そういう状況になりうるのです。
そこで、自分が他に風土地を1つでも持っていた場合と、その後のトランスの結果がどう変わるかを見てみましょう。
まずは2連鎖している場合に、総魔力に加算される土地価値
レベル3 600
レベル4 1200
レベル5 2400
連鎖なしの土地価値と比べれば一目瞭然、1.5倍に跳ね上がっているのです。
これらをトランスした場合、0.8倍の換金となるので、その結果を見てみましょう。
連鎖なし 2連鎖
レベル3 400→ 320 600→ 480
レベル4 800→ 640 1200→ 960
レベル5 1600→1280 2400→1920
2連鎖レベル5をトランスした際の1920Gの現金化は強烈です。たかが2連鎖なのに。
このトランスで自分の色を1つレベル5にしてまだ手持ち魔力が余るのです。
結論 自分の持ってる土地すべて1色に染めてしまうのは手間とお金と手札を消費します。侵略後にうまくインフルエンスが引けるとは限りません。侵略後の連鎖期待が多色ブックの面白さです。
〇チャリオットは地変スペル
侵略を想定した多色ブックならチャリオットは欠かせません。2枚積みでもいいでしょう。
砦や城などの施設を飛び越えて欲しい空き地へクリーチャーを飛ばす。値段も安くブック復帰もある。このチャリオットは侵略で奪った土地が連鎖していない場合、適当なクリーチャーを飛ばして強引に連鎖を作りに行くのにも有効です。50Gの消費でレベル5の土地価値が1600Gから2400Gになるのですから。
〇リリーフも地変スペル
どんなブックでもクリーチャーを思い通りの色に配置するのは運任せな面があります。そんな状況でリリーフを用意してみましょう。たった30Gで2か所を地変するのです。2か所自力地変で600Gかかるところが、30Gで済むのです。
〇エスケープも地変スペル
多色ブックにとって空き地は大好物。どんな色だろうと取ればメリット。欲しい色が限られる単色ブックでエスケープは使いづらいでしょうが、多色ブックではあり。手に入れた土地が欲しい色なら、それはすでに地変スペルを打ち込み済みと解釈できます。
〇ローカストすらも地変スペル
ローカストが見えている盤面では、おいそれとレベルを上げるのは躊躇してしまうものです。しかし、手持ち魔力を余らせておくとドレマジが怖い。そうなると、やることは地変です。あとから地変スペルを引いてくるはずなのに、この状況でやることがないから自力地変に魔力を使ってしまうのです。後から引いてきた地変スペルは妨害地変として使われるでしょう。しかしこちらは多色ブックです。何色の地変スペルを打たれようと怖くありません。ということは、その妨害地変は他者へ向かうのです。
結論 地変スペルは形を変えて様々なカードに宿っています。それを活かせるのは多色ブックのみ!