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トップページ » kikaikaboilers » リボルトタイマン攻略 ~実践編2~

今回は最終回です。

 

4thステージ

対戦相手は、星野安住(イヅナ)さん。この辺まで来ると参加者のブックの傾向も読みやすくなるだろうと思っていたのですが、星野さんがこれまで使っていたブックを眺めていても、いまいち傾向が掴めませんでした。

「ラハブ秘密教団」 カード比 20:7:23

「code=Origin regression」 カード比 22:8:20

「蓬莱の玉の枝」 カード比 21:8:21

 

コスト100Gとレイオブロウとか、ミスティワールドとメタモルフォシスとか、矛盾要素を恐れずに入れてくる人だなぁという印象でしたが、それだけに、特にこだわっている部分というのはなさそうです。悪く言えば、対戦相手に合わせて行き当たりばったりでブックを組んでいるんじゃなかろうかと思いました。ブックも回してみましたが、立ち上がりで出遅れてもどうにかなる4人戦の癖が抜けていないように思えます。ぶっちゃけ、「普通にやれば勝てそうだよなぁ……」と、完全に甘く見ておりました。

そんなわけで当初は無属性ビートダウンの「Nの助っ人」の改変前のブック(このときはタスカーが入っていなくて、スレイプニルやマッドハーレクインが入っていた)を使おうと思っていたのですが、最近ビートダウン使ってなかったしちょっと練習しておくかとカマキリさんとスパーしたところ、拙作「フルハンデス」の改良バージョンを使用されて敗北。やっぱチャリオット入ってた方が強いよなとか、ティラニーで手札減らしてからのネビロス殴りがエグイなぁとか、いろいろ感心させられました。

この対戦で、スレイプニルとかマッドハーレクインはティアマトの餌にしかならんからダメだわと完全にブックに対する信用を無くした私は、「仕方ない、今回もジャンケン勝負するか」と軌道修正。4人戦の考えを引きずったまま組んだタイマンブックで強いのは火か地なので、その対策さえしておけば有利に戦えるだろうと考えました。そして使用したブックはこちら。

「ID-0改」 カード比 25:10:15

対策編で紹介したブックをちょっといじって、ダンピールを入れたバージョンです。

対戦した星野さんのブックはこちら。

「揺蕩う蒸気機関」 カード比 22:8:20

開幕時の手札を見た瞬間、「あ、やべ、負けたな」と思いました。星野さんの方が無属性で来たのは、完全に想定外です。イエティやダンピールが、ただのミノタウロスになってしまいました。星野さんによれば、「今まで使ってないタイプのブックを使わないとボイラーズさんには読み負けると思った」とのこと。

というわけで、この対戦は読み負けで完敗でした。ここまで勝ち上がって来た相手を甘く見る時点でどうかしていましたね。

 

挑戦者決定戦

星野さんには敗れましたが、まだトーナメントが終わったわけではありません。敗者復活側に回って、挑戦者決定戦に勝てば、決勝進出です。対戦相手は、たまちょんさん。

たまちょんさんのブックの傾向ですが、敗者復活戦の4thステージでウェザリングさん相手に拙作「壁の中にいる」をコピーして使っているのを見た時点で、分析するのを断念しました。自分のブックに自信や思い入れがある人の方がブックの傾向は読みやすいのですが、そういうこだわりがない相手というのは、非常にやっかいです。ジャンケン勝負で勝てる気がしません。なので、もう相手のブックを考えるのはやめて、温存していたビートダウンを使うことにしました。

「Nの助っ人」 カード比 30:3:17

援護クリーチャーのグレムンアイ対策に、グレートタスカーを採用したバージョン。無属性のNにはロクなのがいません。

対戦した、たまちょんさんのブックはこちら。

「防水加工」 カード比 20:8:22

中盤までは地上戦で有利に立って押していたのですが、レベル4ラハブを踏んでしまい苦しくなります。実はこのときボージェス+バーニングハートで通行料は回避できたのですが、相手側のマッドハーレクインの応援を忘れるという失態を演じてしまいました。しかし、たまちょんさんも私のミスにつられたのかレベル4バハムートを、G・ノーチラスに交換せずに私のリビングアーマー+バーニングハートで失ってしまいます。

最後は泥臭い高額地をめぐる攻防の末に、アンドロギア+ロックタイタンというプロレス技でレベル5G・ノーチラスを落として辛勝。なんとか決勝進出を決めました。

 

決勝戦

対戦相手は、4thステージで対戦した星野さん。お互い配信環境がなく、決勝なのに配信がないのは寂しいということで、大阪オフに遠征して直接顔を合わせて対戦することに。ここまで来るともう難しいことは考えずに、自分が強いと思ったブックを使うだけでした。ジャンケン勝負は前に負けているので、もう懲り懲りでしたしね。

残念ながら機材の不調で生配信は叶わなかったのですが、録画は出来たので動画はあります。ご覧になりたい方は、こちらのひろよしさんの記事を参照してください。

1 on 1 メタの変遷

私は1敗しているので、2連勝しないと優勝はありません。もう大会で使っていない手持ちのブックは「王牙」しかなかったのですが、2戦続けて同じブックを使うのはさすがにどうかと思ったので、臨時で用意したブックがこちら。

「みどり牛乳」 カード比 26:9:15

ブック名は、大会中のカイチさんとガス雄さんのやり取りが面白かったので、そこから適当に付けました。原型は、カイチさんのこちらのブックです。

「牛乳1L」 カード比 22:10:18

「ヨルムンガンド使うなら侵略アイテムはウォーロックディスクじゃない方が良くない?」と思ったのがブック作成のキッカケ。スピットコブラの秘術+アングリーマスクをメインコンセプトにしたかったのですが、星野さんはメタモルフォシス採用率が高かったため、泣く泣くアングリーマスクは1枚だけに。

対戦した星野さんのブックはこちら。

「けものフレンズ」 カード比 21:9:20

地属性対テュポーンなので例によってジャンケン勝負では負けているのですが、ポイズンマインドが要所でテュポーンを潰してくれたのでどうにか勝てました。終盤のリーチをかける前にポイズンマインドを引いて、星野さんが怖いカードを何も引いてこないことがわかったのも大きかったです。手札に何もアイテムがない状態でしたが、安心して上げることが出来ました。ポイズンマインド様々です。

 

決勝戦2

最後はこのブックで行くと決めていました。

「王牙」 カード比 28:9:13

対戦した星野さんのブックはこちら。

「炎帝の巫女」 カード比 21:9:20

星野さん、ブック事故で出遅れ。レベル5タスカーを踏ませて勝利。やっぱり普通にやったら勝てるじゃないですか。

というわけで、優勝です。リボルトの大会で優勝したのは初めてだったので、とても嬉しかったです。

 

以上で、リボルトタイマン攻略の記事を終わります。今回の記事はわりと自分のカルド感を出し切ったと思いますし、もうタイマンブックのネタは出てこないと思っていたのですが、現在開催されているタイマンカルド東西戦ではまた新しいネタを思いついたりして、自分で驚いています。

タイマンは思っていた以上に奥が深く、時間が経てばこの記事も陳腐化する日が来るのかもしれません。しかしそうなったとしても、通過点ぐらいの立ち位置であなたのタイマンカルドの一助になれば幸いです。最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。

この記事への反応

  • 名無し (2018年11月11日)

    さすがに失礼じゃないですか?対戦相手への言葉とは思えません。

  • kikaikaboilers (2018年11月11日)

    うーん。私としては当時考えていたことをなるべく包み隠さずに書こうと思ったのですが、表現に不適切な部分があったかもしれません。後ほど推敲して文章を修正しようと思います。気分を害されたのでしたら、申し訳ありません。

  • kikaikaboilers (2018年11月11日)

    取り急ぎ、挑戦者決定戦の部分を修正しました。

  • 名無し (2018年11月12日)

    名無しコメントは不謹慎厨のクレーマーにしか見えない
    失礼かどうかは当事者同士の関係性によって決まる
    本人からのクレームならいざ知らず自分の不快に感じた表現を叩いてるだけだろ?
    俺は楽しく読めたし修文の必要性を感じない
    ボイラーズさんは大人の対応

  • kikaikaboilers (2018年11月12日)

    現時点では、これ以上の修正はしないことにします。修正した部分は私自身が修正の必要性を感じたので、指摘していただいたことはありがたいと思っていますよ。

    挑戦者決定戦の修正前の文章ですが、私の中ではたまちょんさんに対して強敵と認識した上での、最大級の賛辞のつもりでした。しかし、指摘を受けて確かに不適切な表現だったかもしれないと考え、その部分は修正しました。たまちょんさん、並びに不快に思われた方には、お詫び申し上げます。

    星野さんに対しては全体的に辛めの解説になってしまっていますが、その辺りは「ここまで偉そうなこと言っといて負けるのかよw」というツッコミどころと捉えて、どうかご容赦いただきたく思います。

    対戦相手の分析というのはタイマンを語る上で外せない要素ではあるのですが、そこを文章にしようとするとどうしても対戦相手の評価を書かざるを得なくなってしまうんですよね。読む人によっては不快にさせかねないので、表現には細心の注意を払う必要があることを痛感しました。ご指摘、ありがとうございました。

  • たまちょん (2018年11月12日)

    ご高配ありがとうございます。
    私も修正前の記事は楽しく読ませていただきました。
    ボイラーズさんの当方への評価が的確でびっくりしました笑
    お褒めの言葉として受け取っているので、ご安心下さい。
    ぜひタイマンカルド東西戦でもお手合わせしたいです!

  • kikaikaboilers (2018年11月12日)

    >たまちょんさん
    ありがとうございます。そう言っていただけると救われます。
    東西戦もこの先当たる可能性ありますね。もし当たったら、今度は恥ずかしいミスのない試合にしましょうw