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色焼きスペルの使い方 (2013年12月31日)

今回のテーマは色焼きスペル(デスクラウド、サンダーストーム、アイスストーム、エクスプロード)です。色焼きスペルはコストパフォーマンス的には悪くないのにほとんど使われないので、題材にしてみました。

①色焼きスペルの特徴

コスト80G各色のクリーチャーに対してHP-20の焼き。テンペストが200G+生贄のHP-20の全体焼きであることを考えると対象が複数いる場合に打てれば実はかなりコストパフォーマンスが良い。ただし、全く効果がない盤面というのも多々ある。

テンペスト同様メタ対象に対して1回打つことでHP削り、複数回打つ(スウォームと組み合わせても良い)ことで土地破壊を狙える。実際には手札に3枚以上そろえるのは難しいので主に狙い目はMHP40以下の奴ら。MHP50のクリーチャーは1回周回回復を挟んでも3回で焼けるため引き運次第では焼き切れる。

テンペストに比べ焼きの範囲は狭い。それゆえにブック構築の自由度が高い。また多数のセプターから同時にヘイトを買うことが少ないので手札破壊にやや強い。

自分のブックの弱点になりやすい相手を手軽につぶすことができる代わりに汎用性は低い。

②各色色焼きスペルの分析

・サンダーストーム

主な意識対象…援護勢(ジャッカは除く)、マッドマン、コブラ、バンパイアなど

一回打つことで地援護のHPを削ることができ、他のカードとのコンボが狙える。また複数枚連打すれば地援護の連鎖を切ることができる。地援護側からするとうっとうしいことこの上ないスペルだが、ジャッカロープの存在がやや気になる。また地に対するメタカードはこれ以外にも多数存在するので、ブックスペースを割いてまで複数枚積む価値があるかはよく考える必要がある。

・アイスストーム

主な意識対象…アベンジャー、ガスクラウド、ケットシー、シャラザード、ヴァルキリー、サルファ、カン、オールドウィロウなど

火の主要クリーチャーの大部分をメタることができ、2回連打するだけで火ブックは割と死ぬと思う。アイスストームだけ使ったことないんだ実は。

・エクスプロード

主な意識対象…プリン、ブックワーム(主に同盟)、アンダイン、ケルピー、フェイト、アプサラス、ネッシー、ボジャノーイ、シーボンズ、イエティ、スラッジタイタン

水の戦闘破壊しにくいクリーチャーたちを焼くことができる。そのため水ブックを苦手としやすい制圧系のブックと特に相性が良い。1発でプリン、ブックワーム、タイタンを処理できるのもポイントが高い。一方でMHP50以上の水クリは多いのでそこは対処法を考えておこう。

・デスクラウド

主な意識対象…ほとんどの風クリ

2連打で風崩壊。ガルーラガルーダを苦手とする火ブックや、制圧系のブックで有効。

③運用方法

HP削りを目的とする場合はテンペストと基本的に変わりません。違うのは仮想敵がより明確なのと自分をまきこむ必要が無い点とカードコストだけで、運用方法自体は変わらないのでテンペスト本をベースに考えて問題ないと思われます。

かってが違うのは全焼きを狙う場合。ブックに投入するのは1色もしくは2色が望ましい。3色以上いれるのはブックスペース的に難しいし、そこまで広範囲の焼きをしたいならテンペストやカタストロフィの方がてっとりばやい。

そもそも焼きスペルであるので、土地破壊を狙う場合はブックの回転率をある程度高める必要がある。ファインドやブラスアイドルと相性が良い(ただしファインドは手札圧迫が激しい)。もちろんシンプルにホープ、チャリティ、バイタリティでも良い。

また腐りやすいスペルなので、生贄コストを要求するカードをブックに投入することである程度リスクを軽減するとよい。

焼かないクリーチャーに対しては別の手段である程度ケアできること、(もしくはメタ読みが完璧であること)が望ましい。

④ブックサンプル

チェーン水・リバイアサンティラニー型2012年12月(by メタルクウラ)
スチームギア1スティンクボトル1アンチエレメント1
バトルギアβ2マイトダガー2ウィークネス1
リビングシールド2ライフスティーラー1カモフラージュ1
バーンタイタン1 サンダーストーム1
パイロマンサー2 シャッター3
G・イール2 シンク1
フェイト1 チャリティ3
ボジャノーイ1 ティラニー1
リザードマン3 デスクラウド1
リバイアサン3 テレポート1
ドレインマジック1
バイタリティ3
ヘイスト1
ホーリーワード61
ホーリーワード84
マナ3
リバイバル1
クリーチャー18アイテム4スペル28

メタルクウラさんのブックを勝手に掲載させていただきました。色焼きによってHPを削り、侵略を成功させることを目的にしているようです。

メタビート(by インテグラル)
コロッサス3 エクスプロード4
サイクロプス2 シニリティ1
バトルギアα2 スウォーム2
ブラスアイドル4 チャリオット1
エグゼクター1 デスクラウド3
ソン=ギョウジャ2 ドレインマジック2
イエティ2 ピース4
アンゴスツーラ2 ホーリーワード82
グリマルキン1 リフォーム4
サクヤ2 リンカネーション1
ジャッカロープ3
ドリアード1
ダンピール1
クリーチャー26アイテム0スペル24

援護を軸にして侵略するブック。援護による侵略手段では対処不能なガルーダ、水拠点対策に色焼きを入れ、全焼きを狙います。

この記事への反応

  • ガルーだ (2013年12月31日)

    ガルーラってポケモンに毒されてますぜ、ダンナ。
    色焼きは強いけど、ドローパワーの構築がかなり重要になるので、
    その辺でブック構築に負担がかかるのがやや面倒がある。
    焼きブックを使い慣れていない人にはなかなか扱いづらいかもね。

  • rarirururu64000rarirururu64000 (2014年1月1日)

    予測変換でガルーラとみた

  • integral (2014年1月2日)

    修正しましたw

    悪くないと思うんですけどね色焼き。。全体焼き自体がブックとして組みにくいのは確かにそうですが…。

    テンペストと違ってブック内のクリーチャーの選定が割と自由なので、総合的にみれば得することも多いんですよね。
    ST50以上のクリーチャーって全部コスト60以上なので序盤にレベル3踏んで死亡みたいな展開がテンペストブックだと割とよくありますが、そういうことは色焼きではまず起きませんし。

  • ガルーだ (2014年1月2日)

    色焼きは強いと思いますが、
    ・手軽な色焼きだけだとHP40以上を焼き損なうことがある。
    ・重たいスウォームまで入れるとブック自体が焼きに大きく傾く。
    この2点のバランスで穴埋めに色焼きを添える感覚では採用しにくいと感じるのかと。
    スウォーム無しでそこそこ焼ける、ドロー込みで8枚位の手軽な基本セットがあれば、
    もっと使用者が増えるかも知れませんね。

    後は地走りには手が出にくいので、他でカバーする必要あり。

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3dsからカルドセプトをはじめました。ブック構築が好きです。

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