休憩も明けて、遂に決勝戦開始。

試合前のブック公開で会場を沸かせた、ヨーウィ＋グリード＋ドリームテレインの通行料による一撃必殺のロマンブックのもっちーさんと、侵略メインのパウダーイーターブックという野心的な構成のりょうちゃんさんの二人が潰しあった隙をスタンダードタイプの二人が上手く突いた形になりましたが、盤面の流れを作っていたのは個性派ブックの二人だったことは間違いないでしょう。

りょうちゃんさんによるシニリティからの連続侵略をもっちーさんが凌ぎ切れずにフルボッコな場面で「魅せる試合を心がける」なるもっちーさんのコメントを紹介する解説陣ってばマジドＳ。
後日見たニコ生で、シニリティで奪われるのが確定のレベル5をもっちーさんが天トラし損ねた場面でのコメント「妖怪１足りない」には悪いと思いつつも大笑いしてしまいました。

最終的にはダイス＆ドローに恵まれた上、レベル1土地へのピースで高額領地の安全をキープするといった手堅いプレイが功を奏して、ロカ（しぐれ）さんが一気に走って達成勝利。
「つまんねーwww 準決勝と同じブックじゃねーか!!」
…決勝開始前のブック紹介で、ロカさんの同伴枠で観戦してた人がヤジってたのはここだけの秘密です。

嫌がる武重Pに「カルド、最高ー!!」を無理言ってやらせた大会終了後、ウェザリング部長が音頭を取る打ち上げ呑み会への参加者でごった返すエンターブレイン入り口。
予定の人数が揃うまで待ちぼうけだった我々の前に決勝戦で解説を務めた服部氏が現れたので、いい機会だからと全員で歓迎してみたところ、
「「パウダーの話が多すぎ」って実況中に突っ込まれたけど、他に実況するネタが無いんだから仕方ないだろ！」
なるぶっちゃけぶりが聞けてしまって一同爆笑。
実際、連鎖を構築する「仕込み」を懇切丁寧に解説しても一見さんには伝わらないでしょうし、これはこれで正しい判断だったと思います。

そんなこんなで人数も集まり、半蔵門駅近くの中華料理屋で打ち上げ開始。
すし詰め状態の席で自慢の3DSをドヤ顔で繰り出す八朔さんが期待通り過ぎてもうね。

呑み会自体は今回の大会やら昔話やらとカルド話で盛り上がりまくり、大変楽しい場でありました。

特に八朔さんとはレトロゲームにカルド…というかマインを始めとする名（迷）スペル話を交わしていたのですが、
マイン呪いが付いた土地にエグザイルをかけたら呪いは残るのか?
という2EX環境限定の問いに八朔さんが答えられなかったのが非常に残念でした。八朔さんならマインに関する質問に何でも答えてくれると信じてたのに！
（ちなみに後日検証したところ、焼きスペルでクリーチャーを排除したときと同じようにマイン呪いはエグザイル後も残りました）

呑み会が一段落した後、翌日開催予定のレトロゲームイベント・ゲームレジェンドに八朔さんを誘おうかと思って周りを探してみたものの、呑み会終盤の時点で疲労の極地に達していた様子の八朔さんは撤退済みだったようで見当たらず。
連絡先くらい聞いとけばよかった…と思いつつ、ここで合流したヨシさんらと騒ぎながら二次会開始。同席したこっきゅんさんから準決勝における立ち回りの奥深い話を聞いた…はずなんですが、程よくアルコールの回っていた私には残念ながら処理できなかったのが勿体ないというか申し訳ないというか。

二次会解散後は既に宿を確保済みだったヨシさんに心配されつつ、えっくすさんやまそっぷさんらと共に新宿のマンガ喫茶に転がり込んで夜を明かすというアドリブぶりを発揮して、東京での夜は明けました。

どうせなら一緒に泊まった人たちと示し合わせて東京見物としゃれこむ手もあったのでしょうけど、アルコールと疲労で鈍った頭ではそこまで思い至らず、結局は一人で埼玉・川口市で開催されたゲームレジェンドを堪能して帰阪するという楽しくも残念な結果と相成りました。

終始ドタバタしっぱなしでしたが、大阪から東京まで遠征した甲斐は大いにありました。

最後になってしまいましたが、同伴参加枠を提供してくれたイノセンスさん、そして大会を開催してくれた大宮ソフト&任天堂&エンターブレインさんには、ただただ感謝しきりです。

本当にありがとうございました。