同伴者を募るイノセンスさんのツイートへダメもとでレスを投げてみたらOKを頂いてしまい、喜びつつも大慌てで準備を整えて、いざ東京へ出発することと相成りました。

同じくイノセンスさんの同伴者だったへりとんさんに
「確か「はじめまして」でしたっけ…？」「えー!?それはないですよー！」
と無礼をはたらいたり、ちょうど受付で一緒に並んだ海山千里さんと対面して
「ヤマトさん！ヤマトさんじゃないか!!」
と盛り上がったりしつつ会場入りしてみたら、スタッフと見紛う自然さで来年2/23開催の女神杯（http://culdcept.net/cup/）や、年末頃の開催を予定しているというマターリーグ（http://www.geocities.jp/kamuimaru/）のビラを配るマメで図太いオフ会主催者たちがいたり、手作り感満点な防御型クリーチャーが自分の足で歩いてきたりと、公式大会にあるまじきフリーダムな雰囲気があふれておりました。

見知った人たちに声をかけたりしているうちに一回戦の開始時間も迫ってきたので、ここに来られるよう計らってくれたイノセンスさんを応援しようとB卓の試合が見やすい位置へ移動。

地属性が３人も被ったこの卓では、土地も護符も順調に確保したもっちーさんが頭一歩抜け出し、南地護符の相乗りで牽制するにょろんぱさんと、序盤で出遅れたものの北地連鎖を押さえてクインテ×２を手にじわじわ追いすがるイノセンスさんという、見てるだけでも胃が痛くなるジリジリした三つ巴の盤面となりました。
しかし終盤で一位のもっちーさんが二位のにょろんぱさんへ高額回避のHW8をかけ、逆転の形ができつつあった三位のイノセンスさんへにょろんぱさんのローカストが突き刺さるという露骨なまでの協調プレイに観戦勢から驚愕-PANIC-のどよめきが上がります。

結局はそのまま優位を確保したもっちーさんが準決勝へ進出。
もう一人の準決勝進出者はにょろんぱさん…ではなく、皆が地属性で被りまくる中で同属性の土地取り合戦を回避する形となったジャックさんがパウダーイーター（！）で北風連鎖を伸ばして終盤に逆転を決める格好となりました。

「汚いなさすがもっちー汚い」「こういうのが怖いからカルドはガチでやれないわー」
などとギャラリーを騒然とさせた一戦でしたが、二位抜けありなレギュレーションを心理戦にフル活用したもっちーさんの試合巧者ぶりはお見事でした。

…試合後、イノセンスさんとの感想戦を進めていくうちにどんどん落ち込んでいくにょろんぱさんの姿を見てしまうと、少々複雑な気持ちにはなりましたけど。