やっぱりさぁ、対戦もしてその後にデッキ紹介って流れを約100回してきた身としてはこういう披露できる場があるとどうしてもオフ会で使ったブックの紹介ってしたくなる性分なんですよねぇ。
というわけで、遅ればせながら大阪オフで使用したブックの紹介と解説を書いていくよー。
オフの対戦内容は他の方々がやってくれてるから僕は自分の使用したブックを淡々と紹介してイクゾー(カンカンカカカン、デーン
ブック名:Fight with Fire
MtGのカード名からブック名を拝借。名前と効果が好きでたまらんのですよ。
元々はワイルドセンスを4枚積んだブックを組むつもりだったが2か月で集まることは叶わず急遽、路線変更。
手持ちのカードプールを精査し、使用するマップと照らし合わせ、基本を忠実に再現した結果がこの内容。
ブックの構成を考えたのは日付が変わった丁度0時。
今回のオフ会で使用するマップを見るにスパイダーは戦いは多くともロストウッドはそこまで戦いがないと考え、ロストウッドの方を意識してブックを組んでみた。
そこで目についたのは【ライフフォース】。カルドセプトDSからずっと使っている深夜1時から調整を始めるのにはうってつけのカードだった。
使ったことのないタイプのブックを今から慣らしていくより使い慣れたタイプのブックを作って最低でも3位になれるブックを作ろうと決めたのだった。
【ライフフォース】の利点はクリーチャー、アイテムの使用コストを0にできる部分。
デメリットとしてスペルが使えない点。
残念ながら【ライフフォース】も4枚集まっておらず2枚しかない。この限られたプールからどう作ろうかと考えていたところ、一つの結論に辿り着く。
「メインの動きを阻害しない程度にメインの動きを補助しつつカードの回転率を上げてしまえばいい」
【プロフェシー】は元々、【ライフフォース】を引くためのカードでスペルカードもこの2種だけにしていたがここに投入されたのは【リンカネーション】だ。
打つタイミングとしても【ライフフォース】が無い場合が最優先としていた。もちろん、万が一【ライフフォース】の呪いが何かしらで剥がされた場合、2枚目の【ライフフォース】をキープできていない時は【リンカネーション】をキープするという動きをすればいいと考え採用。
あとは【ライフフォース】を引く前に攻め手が枯渇してしまった場合や【マグマシールド】が6マス進むカードになってしまった場合を考え【リバイバル】を採用。これにより【メタモルフォシス】も採用。例え誰かが【マグマシールド】持っていたとしても後の事を考えず潰しに行けるようになった。
デッキの主軸は決まった。次はどう攻めるか。どう生き残るかを考えてみた。
攻めるのは簡単でその後、自分の番が回ってくるまでに3回どう凌ぐかを思案していた。
1度守るのは簡単だが2度守ることは難しい。なら1度守って2度目は奪い返せばいい。
という事でお手軽に攻め落とせるカードとして【グラディエーター】を採用。
有色クリーチャー相手に【クレイモア】を持たせて最高火力135点を与えることが魅力の一つでもあった為、ここからブックを作ることにした。
【グラディエーター】を攻めた後、極論3回耐えなければいけない事を考えたのだが、現実的に考えて多くて2回連続で攻められるだろうと冷静に分析。そこで最初に入ったのは【アングリーマスク】。HPを増やせる道具としても優秀なのだが【グラディエーター】で届かなかった打点を突いてくれる可能性もあった為採用することにした。
そういう所から考えると毒で確実にHPを減らしてもいいと判断し、毒呪いを付与できる【スピットコブラ】を採用。【ライフフォース】の関係上、秘術は相性が抜群に良い。
ここで【グーバクイーン】が採用される訳だが実はこのカード、オフ会の対戦が始まる数分前に突如投入したカードなのだ。恒久的にクリーチャーを配置できる点、連鎖をする点を考え秘術である事も加味した結果、入らない選択はないと結論を出し【マグマシールド】の枚数を1枚減らして採用。【リバイバル】のおかげである程度無茶な構築をしてもなんとかできると判断。
あとはお手軽に攻め落とせるクリーチャーを続々採用。【ティアマト】を持っていなかった為、水風に関しては【ファイアービーク】で対応。【イエティ】と【ダンピール】だけが怖かったのでプレジデントマン【サムライ】を採用。
【ミゴール】は地に対してというのもあったがどちらかと言えばこれも【イエティ】向けな所はあった。オフ会に行くまで地属性があそこまで強いとは思ってなかったんですよ…。
他は特筆すべきところはそこまでないだろうが、【フレイムデューク】には触れておこう。
元々、地属性を入れる予定はなく実は風を入れて【ケンタウロス】とこのカードの二枚を拠点とするつもりでブックを組んでいたのだが【アームドパラディン】の強さを考えるに風をは全て抜いて友好色である地と組ませるべきだと判断。その名残で入っている。
攻めた後の拠点になるクリーチャーでもある為、ロストウッドでは最高の一手になり得ると判断して続投。
アイテムに関しては攻め落とす事に重きを置きながらも、属性違いなら耐えれる【プリズムワンド】と侵略先が高額レベルの火領地だった場合に【グラディエーター】が一度でも耐えれるよう【ウォーロックディスク】を採用。しかし、相手に奪われた回数が多く使った場面も勘違いの一回だけ。現実は残酷。
というわけで出来上がったのが上記のブックレシピ。
基本を忠実にしつつも攻めた後の事をしっかり考え、他3人がどういう動きをしてきても対応ができるようにした。動きも3人が肥えた瞬間に突き落とすプレイングに固め、ラウンドの終わりでも砦の通過でもいい、一瞬だけ1位になる事を考えた構築となった。
その結果が
1戦目:2位
2戦目:1位
3戦目:1位
4戦目:2位
と最下位を避け続けていたのだが決勝戦で動画化されるとなり、いつものパッシブ能力《動画撮影の状況下だと負ける》という元とは言え動画投稿者にはあってはならないんじゃないかって効果が発動して4位と惨敗。
基本に則らず走ろうとした結果がこれだよ。
とはいえカードが全て集まっていないながらでもここまで善戦することができるのは多人数戦の強みなのだろうなと。
他の二人が一人を叩き落としてくれるならブックは実質150枚だし、自分が使う分に関しては少しカードパワーを落としても問題ないかなと。
とまぁ、如何でしたでしょうか。
カルドセプトの熟練者の方々が居られる中で一人的外れすぎて空へ向けて矢を放っている感覚ですがどこのカードゲームでも僕はこういうスタイルですので悪しからず。
デッキ紹介な感じも久々でどう説明すればわかりやすいかなと試行錯誤。ましてやボードゲーム要素もあるので一定の動きができるって訳でもないので尚更難しい。
せっかくこういったブログを教えてもらったので有効活用したいという事もあったのでメモがてらこういった記事を載せるに至りました。
反応があったらなんかまた気が向いたときに変なブックを載せますし、反応なくても載せたくなったら載せます!偽トロないんで動画化もできないのが辛い
じゃあね、また次回