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トップページ » レイピア » 【便乗】アセンブルブックの考察【一色重視型】

お久しぶりです!3年ぶりの投稿となります、レイピアです。

復帰して早々アセンブルカードがなんか流行ってたので自分も使ってみました。(紹介雑)

その時の大会マップは「ロングアーケード(フラット)」。まあ広いんでブックの許容幅が広がりそうですよね。

結果がこちら、なんと5戦して3勝+2位2位とかなりの好成績!(全ての試合で目標達成してたので、足勝負に勝ててれば5連勝ありました…残念!)

まあ何というか復帰してからレイピアさん調子いいですね!勝率とか気にしなくなったら心に余裕ができてカルドを凄く楽しめてるこの頃です。我ながら素晴らしい!(は?)

閑話休題。いよいよ本題に入ります。

大会で使用したブックがこちら。

4色かつ、全てのクリーチャーをMHP30以下で構成し、タイニーアーミーによる増収も狙って一気に駆け抜けるブックです。

①アピールポイント

このブックのアピールポイントは、3種の比率20:7:23というシンプルな構成かつ、属性比率を3:11:2:2:2と、一つの属性に偏らせているという点にあります

アセンブルカードの最大の弱点はやはりブックが4色になり、しかも手札6枚の内4枚をクリーチャーに割かなければならないということになります。

それに付随するデメリットは2つあると思っていて

①防御力(連鎖維持力)が弱くなりがち、②侵略力が弱くなりがちという事が挙げられます。(オイ!)

このゲームで8000Gを達成するには4連鎖ないし5連鎖がほぼ必須となるので、この連鎖を維持する力はブックに求められるでしょう。

しかしアセンブルブックは普通は4色のカードを均等に採用するので、連鎖する色を決めにくい。当然Lv1土地なんかは色の合っていないクリーチャーが守る事になるので、その部分で連鎖を削られてアセンブルを決めまくっても達成に届かず…という事が頻繁します。もちろん前述の通り防具も保持しにくいというのも大きなデメリットです。

…という問題点に世のアセンブル使い達(A氏とかH氏とか)はどうするかというと、クリーチャーやスペルの選定、あるいは立ち回りで極力頑張るわけですね。例えば、メタルフォームやマーシフルワールドの搭載に始まり極め付けはエンチャントレス+ピースの大技と言ったような。(他にも大型密命など勝ち筋を仕込んだりなど)

自分の回答はクリーチャーを一色に寄せておき、あらかじめ連鎖する色(ロングアーケードなので地変は2枚だけですが)まで決めておく…というものです

まずそうしておく事で、圧倒的に潰しが効きやすいですね。もしカードが上手く揃わなかったり、序盤・中盤に思わぬ好配置や通行料収入が入った場合、他の3色のクリーチャーを切って(地クリーチャーはナイトエラントに食わせるなど)さっさとタイニー型の火走りに切り替えて駆け抜けて勝つ!という事が容易です。個人にアセンブルカードの強い点は密命カード達の中で「未達成時の効果が普通に強い」事だと思っており、これを利用しないのはもったいないですね。70Gで2枚ドローというのは、ホープよりも少し割高なくらいです。成功すれば+430G連打が待っている訳ですからそれを考えれば少々の出費は安いものですし、対戦相手側から見れば普通のタイニー入りの火走りブックに見えるため、最初に使うまでは密命がアセンブルカードとはバレにくいので、フラクシオンやスニークハンドかも知れない!?と警戒させることも出来る訳ですね!素晴らしい(^^)

さらにこのブックの場合は火に決め打ちしておく事でガスクラウドやナイトエラントに早々に支援効果を与えやすいので、Lv1に配置するだけでも実質HP80の耐久力をGET。タイニーが決まってしまえばHP100同等の固さですから、アイテムの節約に一役買うこと間違いなしです。キャースバラシー(ちなみにナイトエラントの生贄コストは普通に使いにくかったです笑)

一見リビンググローブも「!?」と思われるかも知れないですが、MHP30なのと、先程から強調しているノーアイテムでのパフォーマンスという観点では文句なく最強のクリーチャーなので試しに採用。普通に強かったです(そりゃそうだ)。まあ余ったらナイトエラントに(ry

この大会外でもアセンブルブックに入れてリビングアムルやリビングアーマーも使いましたが、無属性ながら結構いいですね。配置していつでも回収しておける状態にしておく事で、6枚しかない手札の外にも防具を持っておく事ができるので、こちらも手札逼迫というデメリットへの対策になり得ます。例えるなら、銀行にアイテムを貯金しておいて必要な時に引き出せる的、或いは鷲巣麻雀の第2の河的な感じです(例え下手)。

②立ち回り

基本的には普通の火ブックと同じように火土地重視でクリーチャーをばら撒いていき、バードメイデンや地変で連鎖を伸ばしていく感じです。他の3色のクリーチャーを引いたら捨てずに取っておき、僻地や色の合う土地に止まったら配置し、後々の回収狙いです。

実はこのブック、見かけに寄らず結構アセンブルを決めやすいと思っていて、その理由が一つの属性が11枚も入っているということです。例えばクリーチャー28枚で均等に割り振れば各7枚ずつになる訳ですが、そうするとどの色を交換やディスカードに使えばいいのか意外と分かりにくいんですよね。しかし、この構成ならば火属性のクリーチャーを引きやすい事がわかっているので、ディスカードや交換もバードメイデンやガスクラウドを軸に行なっていけばいい訳ですね。

相手のランドアーチンやG・ノーチラスなどに止まったらマイコロンを出して土地を増やす。クラウドギズモなんかは配置して頂いても構いません。

あとはタイニーを狙いつつ、いけるならアセンブルも追加で狙い、クリーチャーの出が悪かったりやデュポーン型の風など厄介な相手がいれば、防具を抱えて普通の火ブックにシフトです。

③カードの選び方

☆クリーチャー

ここで考えるのはメインの一色意外の3色のクリーチャーの選び方です。基本的にはガスクラウドやナイトエラントなど色が合わない土地やノーアイテムでも安くてそこそこ守れる奴らや、一枚に様々な効果(スペック、秘術)が集約しているカードを選ぶ事になると思います。走りブックにシフトした場合、当然純粋な単色よりは走力は劣るので、構成の自由度が高い多色の強みを生かしていきたいですね


・リビングアムル…上述の通り。騙されたと思って入れて欲しい。

・リビンググローブ…最強


・ガスクラウド…言わずもがなのコスパお化け。旧70G仲間のミノさんに100回土下座して来て下さい。

・ナイトエラント…生贄必要だが、反射による侵略抑制&防具装備可でガスクラウドを凌駕する連鎖維持力。さらに地クリを食わせてのアームドパラディンも狙える。

・バードメイデン…折角多色にするなら是非入れたい。マカラもそうだけど守りで不屈が生きる場面が往々にしてある。防御型との相性が不安か。

・バーナックル…拠点兼、踏み対策兼、呪い剥がし。


・G・ノーチラス…HMPこそが正義。

・ゴーストシップ…防具こそ使えないが、リビンググローブ耐性に定評あり。

・フェイト…とりまカード1枚。

・ミストウィング…ナパームアローは勘弁な。

・グルイースラッグ…普通に強いと思うんだけど全然見ないよね。


・カクタスウォール…素のアクアデュークやデュポーンに耐えられるの良さそう。

・スクリーマー…これで某I氏に拠点を落とされまくったあの日々は忘れません。

・ランドアーチン…地属性が誇る守護神。

・ロックシェル…自分で自分を守れる偉い子。


・グレムリン…一撃必殺のリビンググローブやチェーンソーとの組み合わせが強み。

・クラウドギズモ…手札破壊要因。

・スペクター…高い値出るかもよ出るかもよ詐欺で飯を食っているカード。ただインフレの権化リボルト環境ではちょっと牽制効果が低いかも。

・マッドハーレクイン…応援も不屈も強いけど、その分目の敵にされやすいのが欠点。ステルスしたい人には向かない!?


☆アイテム

保持できる数が少ないので、プリズムワンド・カタパルト・アングリーマスク・バーニングハート・スペクターローブあたりの攻防一体のものを採用した方が幅広がると思います。個人的にアセンブルブックの相手してて強いなーと思うのはバーニングハートです。

☆スペル

ギフトやフィロソフィーの大量ドロー系が強いと思います。確率のこととかよくわからないので恐らくなのですが、ちまちましたワンドローとかよりも8枚や9枚にしてからディスカード選ぶとかの方が体感は揃いやすいです。

④欠点・改善点

…とは言いつつもやはり他の3色は2枚しか無いので、序盤に引き切るときついです。特に配置(回収予定)→直踏みで破壊されると悲惨(先日の投稿を見てフェニックスの採用も普通にありな気がして来ました)。序盤にカードがなくなると、麻雀で国士やってる時に么九牌が4枚とも切れてしまったのと似たような感覚になりますが、まだ大丈夫です!落ち着いて混一(無+火走り)で上がりを目指して下さい笑

このブックはMHP30縛りということもあり、ちょっと水地風のクリーチャーの選び方がぬるかったかなーというのが反省点でした。この3枚だと手札保持していてもあんまり相手へのプレッシャーにならなかったかなと…(例えば地でこの構成をすれば、火の2枚枠にナイトエラントを採用して相手に圧をかけられる)

前述したアセンブルカードのもう一つの弱点として侵略力が弱い、という欠点があります。よく4色のダブルコスト山盛り+ブライトワールドというようなブックを見るのですが、守りに関して言えばそこまで脅威では無いんですよね。結局武器が持ちにくいのでLv1の攻防だったとしてもリビングアムルや援護が突破できず、苦労している印象が強いです。このブックも敵拠点にプレッシャーを掛ける手段がグローブ+グレアイ程度しかなく、侵略力不足を感じたので、ブックを練り直すなら色を寄せていることを生かして領地コスト持ちのクリーチャーを採用したり(ブライトワールドの枠が浮く)、スペルで対抗するといったような手段を何かしら考えたいですね。

…以上が自分のアセンブルカードの考察になります。(他にクリーチャー32&アイテム0の全振り型や、ルーンアデプトでの連打型などもいろいろあって奥が深いですよ!)

やはりアセンブルブックながらも結構安定するのがこの構成の強みです。走り志向の多色ブックは単色と違う動きが出来て普通に楽しいので宜しければ是非使って見て下さい!

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