ゴールドバグは予選と決勝で戦うことから、じっくりと検討しようとチーム内で決めていました。
しかし、私もヨシさんもカルスタの大会でも勝率は25%程度と、特に目立った成績も残せず、これといった戦術も構築できていませんでした。
有効とされるブックもいくつか提示されてはいましたが、どれも私たちにはピンと来ませんでした。
そこで、カルスタの大会終了間際に着想を得ていた構築をベースに、改良を重ねてブックを作りました。
「伝八」 - cepter16bits | |||||
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リビングアムル | 1 | ウォーロックディスク | 1 | ウォーターシフト | 3 |
リビンググローブ | 1 | ストームアーマー | 1 | ギフト | 4 |
G・ノーチラス | 4 | スフィアシールド | 1 | ドレインマジック | 1 |
アクアデューク | 4 | スペクターローブ | 2 | フラクシオン | 1 |
キングトータス | 3 | ネクロスカラベ | 1 | ボーテックス | 1 |
マカラ | 3 | ホープ | 3 | ||
ミストウィング | 2 | ホーリーワード8 | 2 | ||
マジカルリープ | 4 | ||||
メタモルフォシス | 2 | ||||
ランドトランス | 3 | ||||
ランドドレイン | 2 | ||||
クリーチャー | 18 | アイテム | 6 | スペル | 26 |
女神杯予選用ブック | |||||
マップ: ゴールドバグ | 人数: 4人戦 ゴールGP: 8000 | Posse Book ID: 748 | |||
作成日時: 2017-04-10T14:51:13.396+09:00 更新日時: 2017-04-10T14:51:14.789+09:00 |
「長十郎」 - cepter16bits | |||||
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リビングアムル | 1 | ウォーロックディスク | 1 | ウォーターシフト | 3 |
リビンググローブ | 2 | ストームアーマー | 1 | ギフト | 4 |
G・ノーチラス | 4 | スフィアシールド | 1 | ドレインマジック | 1 |
アクアデューク | 4 | スペクターローブ | 2 | ピース | 1 |
キングトータス | 3 | ネクロスカラベ | 1 | フラクシオン | 1 |
マカラ | 3 | ボーテックス | 1 | ||
ミストウィング | 2 | ホープ | 2 | ||
ホーリーワード8 | 2 | ||||
マジカルリープ | 4 | ||||
メタモルフォシス | 2 | ||||
ランドトランス | 2 | ||||
ランドドレイン | 2 | ||||
クリーチャー | 19 | アイテム | 6 | スペル | 25 |
女神杯決勝用ブック | |||||
マップ: ゴールドバグ | 人数: 4人戦 ゴールGP: 10000 | Posse Book ID: 749 | |||
作成日時: 2017-04-10T14:56:33.626+09:00 更新日時: 2017-04-10T14:56:34.988+09:00 |
1 ゴールドバグはどんなマップか
ゴールドバグは広めで分岐が多く、土地は取りやすいが高額踏みは発生しにくいマップです。また、ゲートの位置関係で短縮周回は固定的ですが、現金収入手段を用意すれば、比較的自由に立ち回れる特徴があります。
このことから、広めの土地を生かしたランドトランスや狙って土地を落とす侵略要素が強く、高額領地を踏ませる戦術は弱いマップと分析できます。
また、司令塔があることも、配置や侵略にとっては追い風です。
アプローチの仕方は色々あると思いますが、自分はトランス戦術を採用しました。
これにはいくつか理由があって、自分はトランス戦術が得意なので、プレイングに負担がかかりません。最大5試合を行うことを踏まえると、疲れたくありませんでした。
また、予選を突破するためには、例え負けたとしても確実に2位を取りに行ける構築が望ましいため、一か八かのブックよりも、安定して資産を築けるブックにしたいとの考えがありました。
2 8000Gと10000Gの違い
8000Gであれば55111(5連鎖レベル5×2=7700G)が必要ですが、10000Gになると55511(11000G)では多すぎ、55411(9240G)では微妙に足りないことになります。5551(9800G)辺りが現実的な達成ラインです。
10000Gの感覚としては、1週程度の試合時間は伸びるけれども、8000Gまで到達するのは意外と早いので、ブックは微調整するくらいの違いしか生まれません。まったく同じブックでもそれなりに動くとは思いますが、決定的な場面では違いが生まれるはずです。
3 ドローソース
通常のブックであれば、ギフト4枚にドロースペル0~2枚というのが一般的な構成です。しかし、自分も他人も短期間でランドトランスを仕掛けて試合を終わらせる動きを想定するのであれば、短時間でブックのカードをたくさん引かなければなりません。必要な時に必要な要素を引いてくるために、手札の補充をいかに行うかが重要です。
リボルトではギフトがあればかなりのドローを期待できますが、自分が資産形成をしてトップに立つようなブックであれば、ギフトの効果が弱くなることから、ホープを複数枚投入しています。
4 ランドトランスの枚数
ランドトランスは8000G用の「伝八」では3枚、10000G用の「長十郎」では2枚投入しています。一見すると枚数が逆のように思えますが、ランドトランスを行使する回数は1回程度と考えると、試合中盤までに1枚引ければ良いと考えます。
8000Gは終了ラウンドが短いことを見込んで3枚、10000Gはそれよりも長いことを見込んで2枚としました。
ただし、ランドトランスは土地の防衛や拠点の再構築など、資産伸ばし以外にも使える局面があるため、10000Gでも3枚投入することを検討しても良いかも知れません。
5 分散配置と集合配置
リボルトでは、防衛側が複数枚のアイテムを手札に抱え込むことが多く、シャッターなどの手札破壊で追い込むことが難しいため、拠点侵略を見込むブックは相手の土地にクリーチャーを横づけし、バインドミストやディスエレメントなどのネガティブな呪いをかけて、移動侵略を行うのが一般的な方法です。
侵略の布石としてクリーチャーをマップ上に均等にばら撒くのが、分散配置です。
また、分散配置は走る時にも使え、相手の通行先に高額地を作って、踏ませることもできます。
その反対に、自分のクリーチャーを並べて配置するのが、集合配置です。
横づけされてからの移動侵略を防ぐためには、特殊地形の隣や防御型の隣、自分のクリーチャーを並べて配置することで、移動侵略を防ぎます。
このブックでは集合配置を行うことを前提としたプレイングを心がけました。