・はじめに
果たして本当にPart2を書く熱意が自分にあるのか。
実はかなり不安だったのですが、こうやって早速記事に取り掛かってる感じだとどうやら大丈夫そうですね。自分でも少しホッとしてます。
ということで今更なこのシリーズPart2です。今回も前回に引き続きランキングのお話。今からおよそ2年前、自分が最後に参加したランキング「#73 二心4人戦」を個別で振り返っていきたいと思います。
・そもそもなぜ再び全力を尽くしたのか
前回の記事をご覧いただくと分かるのですが明らかに表の後半から、具体的には最後に100位以内=1ページ目に載った#53から自分のランク参戦ペースが落ちています。ポイントも2桁=数試合しかしてませんし、そもそも参加してないランキングも多いですよね。
この時期っていうのは、ただ単に自分の進路関係でバタバタしてたというのもありますし、宇宙一リーグや時空の遊戯者といった大会に全力を尽くした後で燃え尽きていたというのもあります(この2つの大会については今後記事にする可能性あり)。
じゃあなぜ急に#73は全力を尽くしたのか?
理由を簡単に言えば、「もう1度ランキング1位を獲りたかった」ということになります。
自分が1位を獲ったのはランクに参加したての2回だけ。あの頃はまだカードも全て揃っておらず、決して自分が上手かったわけでもありません。言ってしまえば「数をこなした」ためのランキング1位です(実はそれが一番大事なのですがその話はあとで)。
さすがに1年以上もプレイしてきてあの頃よりは上手くなっているはず。先述の2つの大会でもそれなりの結果が出ましたし、実際に勝率も良くなってきていました。
もし今の勝率、腕前であの頃のように数をこなすことが出来れば再びランキング1位が取れるのではないか?
こう考えながらも、「でも、実際にやるかどうかはルール次第かなー」と、実はかなり後ろ向きに考えていたのですが…
「次回ランキングは二心4人戦です」のアナウンス。
正直気は乗りませんでした。でもここを逃すと次が無いような気もしました。
悩んだ結果、自分は戦場に再び身を投じることにしたのです。
・使用ブック
「プロリバ」(by 機械科ボイラーズ) | |||||
---|---|---|---|---|---|
アベンジャー | 3 | ウィングブーツ | 1 | アンチエレメント | 1 |
ゴーレム | 2 | カウンターシールド | 1 | インフルエンス | 1 |
パイロマンサー | 2 | グレムリンアムル | 1 | スクイーズ | 1 |
ファイアードレイク | 4 | ニュートラクローク | 1 | ドレインマジック | 1 |
ペリ | 3 | ファイアーアムル | 1 | パーミッション | 4 |
ファイアーシールド | 1 | バイタリティ | 1 | ||
プロフェシー | 4 | ||||
ヘイスト | 4 | ||||
ホープ | 3 | ||||
マウンテンリープ | 3 | ||||
マジックブースト | 1 | ||||
マナ | 3 | ||||
リバイバル | 2 | ||||
ローカスト | 1 | ||||
クリーチャー | 14 | アイテム | 6 | スペル | 30 |
他の方のブックを自分が紹介するのはどうなんだという気もしますが許してください。製作者のボイラーズさんにはこの場を借りて御礼申し上げます。
さて、なぜこのブックを使用したかというと主な理由は、
とにかくこのブックがお気に入りだったので、どこかで使い込んでみたかった
ということです。
元々ボイラーズさんは自分と全く違う切り口、考え方でブックを組まれている印象があり、ブックを組むのが苦手な自分にとっては憧れというか尊敬の存在でした。
その中でもこの「プロリバ」というブックは、こう…何と言ったらいいんでしょう。ペリがしっかり主役になってる点や、構築の潔さというかすっきりした感じが、自分には間違いなく作れないブックだなーという感じで大好きなブックの1つでした。
せっかく二心を何試合もやるのだから、このブックを使い込んでみたい。ということで、このランキングではこのブックを使うことにしました。
・結果詳細
そんな理由で「プロリバ」を回し続けたランキングの結果はこちら。
総試合数113戦、勝率52.21%(1位59回、2位22回、3位22回、4位10回)
総ポイント2990pt、ランキング1位
と、まあ前回にも書きましたが何とか1位を獲ることが出来ました。個人的に1位を獲るということに加えて、「勝率5割」というのも地味に目標だったので両方とも達成できたのは純粋に嬉しかったです。
もちろんこの結果には「プロリバ」というブックの強さがあったのは間違いありません。あらためてブック製作者のボイラーズさんには感謝を申し上げたいと思います。
・苦しかったランキング中
…と、ここまで見ると非常に順調に終わったように見えますよね。
ですが実際はその真逆。特に1週間経過した時点で2位、3位との差が30ptほどだった時には本当に吐きそうでした。
勝率は5割を超えている、試合数もかなりこなしている、これ以上今の自分に出来ることはないぐらいの結果なのに2位、3位との差はほとんど無い…
今思い出してもあの状態は地獄でした。
それでも「1位を獲るんだ」と自分に言い聞かせながら試合をこなしていき、少しずつ下との差が開いてきた所でようやく心に余裕を持ち始め、最終日前で2位との差が310pt。安全圏と判断して最終日は流してのフィニッシュ。
最終的に2位との差は230pt。大体5勝分の差と考えると十分なリードに思えますが、それでも実際に結果が出るまでは不安でしたし、結果が出たときには本当に安心しました。
・戦いを終えて
とにかく疲れた。それに尽きます。今思い返してもあれだけ精神的に追い詰められたランキングは初めてでしたし、正直楽しむ余裕はありませんでした。
このランキングを終えて、
「以前のように数をこなすことは今の自分にはもう出来ない。ランキングに本気で参加するのはこれを最後にしよう。」
と感じた自分は、心の中で「ランカー引退」を決意しました。
…まあ実際はそんなに深刻に考えてたわけでも無いですけどね。
ただ、最初に2回連続で1位を獲れたのは間違いなく「楽しかったから」で、楽しかったからこそ何試合も数をこなすことが出来ましたし、仮に負けてももう1試合と思えることが出来ました。結局数をこなさないと1位って獲れないんですよね。
そんなことを感じる余裕もなく、ただただ苦しいと感じてしまった時点で、今の自分にはランカーは無理だなと思ったわけです。
・終わりに
…結局それ以降ランカーどころかランキングに一度も潜らないまま、3DS環境は終わってしまったわけなんですが。
ただ、こうやってまとめてみるとこのランキングで1位取れたのは本当に良かったなーと思います。何となく1位は最初の2回だけというところが引っかかっていたので。
まあ、ランキング1位になっても何も無いんですが。
でも、やっぱり自分の3DS版を振り返るときに「ランキング」という存在は外すことが出来ませんね。ランキングをやってたからこその出会いもありましたし、だからこそ今もカルドから完全には離れられないのかもしれません。
リボルト環境はほとんど触れていないので、一概にどうとは言えませんが、それでもリボルトのランキングがこうして早期に終わってしまうのはさみしいなと思います。
といったところで今回はこの辺で。次回は宇宙一リーグオンラインチーム戦についてを予定しています。期待せずお待ちください。
それでは。
kikaikaboilers (2017年6月23日)
何気なく読んでいたら突然自分のブックが出てきて驚きました。
「プロリバ」は自分でも気に入っているブックだったので、113戦も使っていただけたとは、感激です。
風かぶりのガルーダとかは全く対策していないのでダメなときはダメダメだったと思いますがw、5割以上の勝率はお見事ですね。
最近クリ枚数の話が盛り上がってるようですが、プロフェシー入ってればこの枚数でも普通に回りますよね。
火でかぶったときにファイアードレイクの密度が濃くなるのがポイントです。