0.はじめに
初めて記事を書きます。ムラサです。大会やオフ会にほとんど出ていないので軽く自己紹介を書いておきます。私はほんのニワカセプターで、プレイしたソフトはリボルトしかありません。そのリボルトの累計プレイ時間も数えるほどしかありません。セプター仲間とボドゲやってる時間のほうがたぶん長いです。
ですが、仙台に住んでいた頃にカルドセプトを教えてもらい、ROMを借りて参加した初めてのオフでは運よく1勝を上げられたこともありました。いい思い出です。
この記事では、「なぜ突然始めたカルドセプトを楽しむことができたのか」というテーマについて、私が大好きなゲーム「麻雀」との類似性から書いてみたいと思います。
カルドセプトに関する知識はニワカそのものですので、温かい目で見てくれると嬉しいです。
1.ランダム性と知略
カルドセプトは共通のカードプールの中からオリジナルのブックを構築し、ランダムに組み合わされるハンドとドローに合わせて自分の勝ち筋を実現させるために知略を駆使するゲーム、という認識をしています。
この「ランダム性と知略」は、麻雀プレイヤーにはピンと来やすいのです。
麻雀は、ランダムに積まれた牌山から各4枚34種類の牌を4人のプレイヤーで順番に引きながら、基本的には“あがり”を目指すゲームです。ランダムに組み合わされる初期手札(配牌)から、ドローや他のプレイヤーの動向を見ながら自らの得になる選択を繰り返し、勝利を目指すゲームなのです。
2.麻雀とカルドのプレイング
麻雀において、相手の手札は常に見えない密命状態になっています。しかし、麻雀の上級プレイヤーは相手の手から捨てられた牌を見て、残った相手の手札を推測したり、牌山に残っている牌を推測することで、自らの勝率を高めるために、自分の得になりそうな選択や、相手に損になりそうな選択を繰り返します。
カルドセプトにおいても、相手の公開情報から相手の勝ち筋ややりたいプレイングを推測し、自らの勝率を高めたり、相手の勝率を下げるプレイをすることと思います。
3.麻雀とカルドのクソゲーおもしろさ
ここでただの頭脳ゲームに収まらないのが麻雀とカルドの面白いところ。
牌山から引いてくる牌はランダムですし、ブックの一番上のカードもランダムです。“あがり”になる牌の種類がいくら多くても、一枚も巡り合えずにゲームが終了することもありますし、ダイスで特定の目を出してしまったばっかりに高額土地を踏むことになることもあります。逆もありますよね。
あと1回あがりを決めれば1位になれるテンパイ(あと1枚揃えばあがれる状況)を作っても競争相手に先んじられることがあるのは、さながら既定のGを集めたあとダイス負けして砦に飛び込めない様子に通ずるものがあると思います。
引いてくる牌、ダイスの目という運要素に振り回されながらも、知恵を振り絞って勝ちを目指すのはとても面白いですよね。
4.おわりに
どのボードゲームにも共通することかもしれませんが、ランダム性と知略というカルドセプトと麻雀の一種の類似性から、カルドセプトを初めて手に取った時にすぐに手になじんだように思います。
ほんとはポケモン対戦とカルドセプトの類似性も書こうと思っていましたが、言語化が追いつきませんでした。数十数百ものポケモンからわずか6匹だけを選んでパーティを作るところはブック構築そのものだなぁとか、カルドにもメタゲームの側面があるよなぁとか、当時私はポケモン対戦にもお熱だったので、その点でもカルドセプトは手になじみやすかったのかなと思います。
あまりにもカルドニワカなのでカード名が一枚も登場しないまま記事が終わろうとしています。これでいいのか?
何が言いたいかというと、「みんなも麻雀、やろう!」ということです。
それでは、どこかのボドゲオフか雀荘、競馬場でお会いしましょう。
フィラ (2023年5月10日)
面白い記事ですね^^
麻雀やる人がこれでカルドセプトの面白さを感じて一人でも参入してくれますように、、、