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一月末日。深夜。

二人のセプターがツイッターにて語り合っていた。

男の娘:殴れる走り型で一番重要なのはクリコストの調整

男の娘:考えるべきはシェイドフォーク対策

しぐれ:何かを対策するんじゃなくて、とりあえずコンセプトを決めて、作ってから長所と弱点を見つけて、弱点を理解した上で長所を伸ばす方が強い

彼(彼女)は、基本は殴れる走り型のガチブックを作るという。

 

ブック評価ガチ勢としては、これは是非見てみたい。

※なんでもガチ勢つければいいと思ってる

 

そうしてDMされたのがこちらである。

チェーン地ブック

クリ22、アイテム7、スペル21の構成。コロ助3、バンディット3、ドラゴンフライ3、アンゴス3、ガーゴ2、カーバン3、バジ3、ナイト2、砂時計2、ガセ2、グレアム、王冠、ブーメラン、インフル2、チャリ、ドレマ2、フォッグ3、ヘイスト4、HW84、ホープ2、ランドレ2、リコール

解説:踏み対策にフォッグ&バジを搭載した地走り。アワーグラスは先制拠点対策。その絡みで援護クリにアンゴスツーラ入り。コストを考えてるとのこと。

上記の本を見て、僕は驚愕した。なぜガチブックにドラゴンフライが入っているんだっと。

とりあえず、下記に問題点を挙げてみる。

・そもそも走り本ではない。

・地ブックの利点が生かされていない。

・強くないカードが入っている。

 

この本を見てすぐに私は走り本ではないだろうっと思った。

なぜならば、マジブ0、セプトすら入っていない。拠点候補が少ない。

からである。走り本というには遅すぎる。

ドラゴンフライ+カーバンクルで、カーバンフライというクリチャーが完成するのだが、

完成まで時間がかかる上、ドラゴンフライ素置きでは心もとなすぎる。バンディエットも確かに強いクリチャーではあるが、拠点には出来ない。

このブックの欠点は拠点候補が圧倒的に少ないことである。

22枚中13枚がレベルを上げられない土地となる。

汎用性に劣っている。

クリチャー交換も多くなりそうなので、コスト程の魔力は得られないのではないか。

 

地ブックのメリットは、

・弱属性のため被りにくい。(現在は被りにくい環境にあるはず)

・強クリチャーであるサクヤを使える。※他にもありますが略

等である。

シェイドフォークが怖いので、色を分散させているのだとは思うが、地はシェイドにびびる必要はあまりない。

 

一番の問題は、どうやって勝つのかということ。

フォッグで通行料を減らしても踏んだら大体辛い上、バイタリティーが流行っている今、効果は薄い。交換でも対処が簡単。役割もバジリスクとかぶっている。

ランドレもチェーンではいらないカード。

マジブで走るわけでもなければ、援護で落とす構成でもない。

踏ませるにしても防具が心もとない。

バジリスクで落としても(※即死40パーセント)レベルダウンがあるため、浮上は難しい。

マジブで加速するわけでもない。※マジブを手に入れる確立は0。

都合よくカードが引けることを前提に作られている間がある。

他に走り本が複数いた場合や、水本(※うなぎ安定)がいた場合、スピードで負ける。

 

などだ。

以上により、ガチ本にはなりえないのではないだろうか。

勿論、カーバンフライは面白いし、バンディエットでけん制をかけて、バジでプレッシャーっていう本をっていうのであれば良い本だと思う。アイテムも面白いのが入っているし。

よく考えられいると思う。が強くはないというのが結論。

※DMをくれた方の許可を得て記事にしました。ガチ本ということでDMもらってます。

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