以前、戦闘開始時のタイムテーブルを

援護（もしくはリビングクリーチャー）→クリーチャー能力による能力値変動→土地呪い効果→アイテム効果→応援効果

と書きました。

大筋はこの通りに流れます。水土地が１個しかないアンダインがリビングアーマーをつけても、はじめにHPが４０伸びて、その後にHP＝２０へと変化します。水土地が０個の場合、当然HPは０に下がり、殴りかかる前に自滅します。

 

しかし、例外が存在しました。

それが、ドラゴンオーブやネクロプラズマなどの変身効果を持ったアイテム。

水土地０個のアンダインがこれらを仕様した場合、HPが０になる前に変身し、その後普通に戦闘を行うことができました。

 

これはおかしい。

 

念の為、バルダンダースでも試してみました。

マップに複数のバルダンダースを配置し、世界呪い：ミラーワールドを使えばどうなるか。

 

戦闘開始→バルダンダース変身→戦闘続行

 

　！？

 

ミラーワールドの効果「戦闘開始時に破壊」よりも先に、変身能力が発動している……？

では、ミラーワールドの破壊効果はいつ発動するのでしょうか。

 

同環境下で、スケルトン２体以上配置した状態でネクロプラズマ使用

 

戦闘開始→ネクロプラズマによりスケルトンへ変身→クリーチャー自壊（ミラーワールド効果発動）

 

 

なんということでしょう。

通常ならばタイムテーブルの下位にある能力（クリーチャー能力→アイテム能力）が、その上位にあたる能力が発動する以前に発動していた――

つまり、上記のタイムテーブルにはクリーチャーまたはアイテムによる「変身能力」という穴があったのです。

 

これを踏まえてタイムテーブルを改訂すると、次のようになります。

 

変身（クリーチャー/アイテム）能力 ⇛ 戦闘開始時能力（ミラーワールド） ⇛ 援護（もしくはリビングクリーチャー）→クリーチャー能力による能力値変動→土地呪い効果→アイテム効果→応援効果

 

リボルトの世界はまだまだ深い。