女神杯からもう半月も経つんですね。女神杯続きです。
上 会場でのすれ違い通信 みんなカルドセプト
自分の試合はもう終わってしまったため、こんな時に用意していた観戦予定者のいる卓に移動。2回戦からは選考会で何度も戦って接戦を物にしていた魔鈴さん、準決勝からは名古屋予選をぶっちぎりで優勝したえっくすさんの卓の状況を紹介。
2回戦A卓(15:05~) まそっぷ 魔鈴 Bard 八朔
まそっぷさんと魔鈴さんが水、Bardさんが地、八朔さんが風のブックを使用。魔鈴さんがクリーチャー配置がほとんどできず、他の3人は順調にクリーチャー配置を進める。八朔さんが頭ひとつ抜けた展開をしており、13ラウンドで風5連鎖に中央の風土地のスプライトがレベル3。これを追うまそっぷさんが水土地のゼラチンウォールをレベル4にして八朔さんの風レベル3スプライトをジャッカローブ+コロッサスで奪い取りトップに立つ。
中盤、なんとか土地は取れて展開を始めた魔鈴さんがBardさんの中央地レベル3ジャッカローブを奪いとり貴重な土地を増やすが、すぐ後で八朔さんのナイトフィーンドに奪われる。さらに八朔さんの風レベル3ウェンディゴを踏み、Bardさんに水レベル1アプサラスも倒されて完全に詰む。
八朔さんとまそっぷさんの1位争いの中、21ラウンド目にまそっぷさんがシニリティで八朔さんの風レベル4ガルーダにシニリティ、直後に踏むという好ダイス。もちろん奪って逆転。しかし24ラウンド目に八朔さんの風レベル4ウェンディゴを踏んで3位後退。さらにBardさんの地レベル4ドリアードも踏んで完全に勝ちの目がなくなる。
Bardさんは入ってきた魔力で2位に上がって八朔さんを猛追するも追いつかず、序盤から優位を保っていた八朔さんが勝利を収めた。
最終結果 (26R 目標達成)
1位 八朔 7736 2位 Bard 5436 3位 まそっぷ 2276 4位 魔鈴 796
16時35分に準決勝進出者16名が揃い各自一言コメントして卓へ移動。
準決勝D卓(17:00~) ぶるうす EGA えっくす ハチ
途中切断があり決着がついたのは3戦目。1戦目は水マイコロンブックのぶるうすさんと地走りブックのえっくすさんとの2人の勝負になっていたが、途中で回線切れ。2戦目は5分で切断。18時以降に切断があった場合やり直しなしでAIの順位を採用することになっている。
3試合目ではハチさんが火属性、えっくすさんが地属性、EGAさんが水属性、ぶるうすさんが水マイコロン。ここでもえっくすさんは5ラウンドで土地4つの内2つは地、ぶるうすさんが7ラウンドでマイコロンの増殖もあわせて土地3つといい滑り出し。
10ラウンド終了時点でえっくすさんは地3連鎖に地レベル4ウッドフォークを持つが手持ち魔力が少なくテントラ狙い。ハチさんは土地を5つ持つが、火土地は2つ。ぶるうすさんは土地4つで水土地2つ、EGAさんは水土地3つに無属性土地1つと4連鎖を狙え、11ラウンド目に4連鎖を作り上げる。EGAさんとえっくすさんが有利な状況。
ぶるうすさんはマイコロン増殖がうまくいかなかったが、1位争いをしている2人の資産をアースシェイカーで攻撃。えっくすさんは800G、EGAさんは1500Gぐらい減少してかなりの痛手に。さらに土地も埋まってきてマイコロンとテレキネシスの即死コンボも決まりやすくなり、EGAさんの水レベル3ゼラチンウォールを引き寄せて奪う。
EGAさんも配置したグレンデルでマイコロンを倒しにかかるが、ぶるうすさんのダゴンの応援を忘れて倒しきれずグレンデル配置場所に増殖されて余計に傷口を広げることに。しかし、シェイドフォークで水レベル4マイコロンをシェイドフォークで奪って総魔力を回復させるが、ハチさんの火レベル3パイロマンサーを踏んで最下位に。
その間にえっくすさんは地レベル1コダマをレベル5に上げる。さらに踏み対策で回収されたグレンデルにレイオブロウが決めて破壊。一気に総魔力が増えて当然1位になるが、ぶるうすはそのコダマにシニリティをかけて直後に砦に止まって侵略。公式全国大会決勝の再来と言わんばかりにネクロスカラベで守り、EGAさんがシニリティのついたゾンビの隣のグレンデルに届……かず、EGAさんのコロッサスの通行料を払って天トラしてシニリティつきゾンビを手放して資産確保。
このままえっくすさんが持っている地土地のレベルを上げて終了と思われたが、焦ったのかここでえっくすさんは手持ち魔力をほとんど残さず、26ラウンド目にグリマルキン、29ラウンド目にガーゴイルの土地をレベル5に上げる。その隙を突いてここまで全く話題に上がってなかったハチさんが、バルキリー+エグゼクターでガーゴイルの土地を移動侵略。防御アイテムもガセアスフォームは39Gでは使えず陥落。地土地にゾンビを置いていたため2連鎖となって総魔力が大幅に上がり、ここに来てまさかの1位に。
30ラウンド目にぶるうすさんがプレイグを使い、ハチさんが目標魔力残り60Gになった所でハチさんがAIに。既に18時を過ぎていたためこのまま試合続行。AIハチさんはぶるうすさんに抜かれて2位になっていて、31ラウンド目でぶるうすさんの総魔力は7010G。城に背を向けて動いており、リコールと手持ち魔力はあるが砦は全部回っていないためリコールは使えない。そのためレベル1土地を2に上げたが、総魔力はほとんど変わらず直後のEGAさんの引き撃ちドレインマジックで目標魔力を下回る。もう少しレベルを上げれば間違いなく勝っていただろうに……
32ラウンド目にAIハチさんはバンディット+バルキリーで火レベル2マイコロンを魔力を奪いつつ撃破。これでAIハチさんの総魔力は7790G。ぶるうすさんはマイコロンを増やすが、EGAさんが増やしたマイコロンを倒されて総魔力が伸ばせない。さらに33ラウンド目で引いてきたチャリオットで置いていたバーンタイタンをチャリオットで飛ばして、ぶるうすさんのマイコロンを倒して連鎖切り。城まで後2歩で勝負あったと思われたが、全員AI化。回線切断の多かった卓らしい最後…なのか?最終結果から1位のハチさんが決勝進出。
最終結果 (34R AI化)
1位 ハチ 8510 2位 ぶるうす 6266 3位 えっくす 5569 4位 EGA 2399
応援していた2人は残念ながら敗退。決勝はハチさんを応援することにして決勝卓へ移動。
(続く)
bruce_leech (2013年3月13日)
詳細なレポありがとうございます。
1戦目も2戦目もいい形で入れたのですが切断で集中力の維持が難しく3戦目はミスが多かったように思います。
終盤のレベル上げは悩みました。
並んでいる地属性2個マイコロンのどちらかをLv3かLv4に上げれば次Rリコールで達成も可能でした。が、そのターンのプロフェシーで防具(11枚/50枚)が引けず、ためらってしまいました。左のマイコロンを上げたらフライ持ちのえっくすさんが移動侵略してくる可能性が高い。ので厳しい。すると右のマイコロンという選択になるのですが毒付きなのでEGAさんのデコイ移動侵略で死んでしまう。EGAさんは南にいてその可能性は低いのですが、砦ダイス/テレポ/リコール引きという可能性を恐れました。
まだ全体に毒がかかっているので勝負は長引き、ここは砦を周って周回ボーナスという選択がよいだろうとの判断でした。結果は裏目で、やはり安定よりも勝負に出たほうが良かったのかなと思っています。
勝者というのは重要な場面で博打に出られる人なのでは、と八朔さんを見て感じました。マイコロンの強さを魅せることができなく残念でした。