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トップページ » ヨシ » MOJブック構築に関する備忘録

MOJお疲れ様でした。決勝では不甲斐ない戦いをお見せしてしまいましたが、大会期間の約2週間ブックを練り込み続けたのは本当に楽しかったです。今回はあまりやったことがないアプローチのしかたでブックを構築したので、その過程をまとめておきます。今回は読み物にする気はなく、自分用の忘備録代わりみたいなもんなので、敬語も使いませんし、読みにくかったらすんません。興味ある方はどうぞ。

ブック構築の発端

正直なところ、女神杯に出場できなかったことでリボルトに対する情熱は消えかけていた。奮い立たせるには何か、強烈な感情が必要である。希望とか、そういう取って付けたようなやつじゃなく、なるべく臓腑の底から湧き出てくるようなやつが。そこで「妬み」を掻き立てることにした。

前々から思っていたが『水春』殺したい。ただただぶっ殺したい。MOJで勝ちたいだけならば、拙作『デカジャ』を使えば良かった。事実準決勝ではそれで勝ったし。しかしデカジャは水春の進化系であることは、私もメルさんも認めるところである。なので、それで勝っても意味ないんだよ! いつまで我々はメルの引力に引き寄せられているんだ!

そんな感じで、自らにガソリンを突っ込んで、思考を回し始めた。明るく楽しく元気よく妬むのは私の得意分野である。

水春系の強さ

デカジャを作る時に考えたのは、水春の「走」と「守」の両立っぷりである。誤解を恐れずもっと単純に言えば、G・ノーチラスとアクアデュークの便利さである。

G・ノーチラスは色付クリーチャーの中では唯一のMHP70を誇り、コストは80Gと費用対効果が十分によく、なおかつ領地コストもない。置いておくだけでアイテム削りの侵略を拒否し、連鎖を強力に確保し、ブックの速度と守備力をインスタントに底上げする。

アクアデュークは領地コスト2個が重いが、水はマカラのお陰でその枷は大分クッションできる。60Gと非常に軽く、水における貴重なSTを担保し、G・ノーチラスを持ったならティアマト+アイテムの侵略も往々にして拒否する。

流石にこの2体の強さだけでブックを語るというのは短絡的ではあるが、この2体に限らず春風における「一粒で二度おいしい」の例には枚挙に暇がない。ランドドレインは現金収入、相手の現金への打撃はもちろんのこと、撃ち先によって現金調整が出来るので天然トランスのお供に。カワヒメは横付けティアマトのSTを削ったり、自分のアクアデュークのSTを下げてアングリーマスク対策をしたりできる。そういう複合的な機能の積み重ねが、春風やデカジャを支えている。

単機能からの脱却

カルドセプトにおいて単機能は弱い。ある状況に対して「のみ」機能するカードは基本的にブックに入れるべきではない。アステロイドが怖いからという理由「のみ」でマジックシェルターを入れるくらいなら、汎用的に使えるセフトを採用したり、レベル4を乱立させる戦い方にシフトしたほうが良い。水春はそんな単機能なカードを排し、高いレベルでの複合的能力を実現させている。

では、何か水春に勝りうる複合的能力はないか。走攻守で言えば「走」に絡められる複合的能力がほしい。

「守」ももちろんほしいところだが、正直なところリボルトにおける「守」はほとんどアイテムの量と質に依存していると思っている。カルドセプト(前作3DS版)であればシェイドフォークに耐えられる先制40以上とか、カルドセプトDSであればスチームギアに耐えられる色付きHP50以上とか、クリーチャー単体で担保できる「守」の幅があった。しかし本作では殴りかかってくるのはスチームギアではなく、リビンググローブやティアマトなどという怪獣どもである。アイテム無しで耐えられるクリーチャーはほとんどいない。ここで大きく水春にアドバンテージを取れるようにすることは現実的でない。

なので「走」。普段「走」の要素として十分に機能していない部分を強化出来ないか。しかし「走」だけの要素であれば結局は収入源を入れるとかそんなしょうもない話に終止してしまう。何か強力な要素を「走」にも使えるようにチューニングできないか。

……。

ティアマトの地形変化で走ることは出来ないか?

ブックの骨子

ティアマトが強力なことは周知の事実である。しかし、地形変化は幸運にも高額領地を落とせた時のボーナスのように扱われている気がする。高額陥落は強力ではあるが、構築段階からブックのフレームに大きな負荷をかけないと、成功する確率は戦略的に意義があるレベルに達さない。そして、そういうブックフレームでは走れない。「走」を求めていたはずなのに、それでは本末転倒である。

そこで、今回は可用性を重視して、ブックの骨子を「ティアマトによるレベル1陥落と、その地形変化による連鎖形成」と定めた。これであれば最低限の侵略要素で、実行できるのではないか。

ブック構築の変遷

まず「ラメラー」という本を組んだ。

ラメラー - yoshi_gmgn
リビングアムル1ウォーロックディスク1ギフト4
リビンググローブ2グレムリンアイ2シャッター2
キングバラン3スペクターローブ2チャリオット1
シャラザード1マグマアーマー1ドレインマジック2
ティアマト4マグマシールド1バインドミスト1
ナイトエラント2ワンダーチャーム1ファイアーシフト3
バーナックル4 フィロソフィー1
パイロマンサー1 マジカルリープ4
ローンビースト2 ランドトランス2
ランドドレイン2
クリーチャー20アイテム8スペル22
デブリの前駆体

レベル1侵略に抜群の威力を発揮するディスク、水&風ブックに使えばほぼすべてのレベル1を陥落させられるティアマト&グレムリンアイ。とりあえず、目指すものははっきりさせてある。

一定の機能の仕方はするものの、どうにもしっくりこない。感覚として、以下の欠陥が見受けられた。

  1. クリーチャーを守れない(グレムリンアイ2とディスク1だとレベル1防衛に弱い)
  2. ティアマト1枚で解決できる状況が想定より少ない(侵略時のアイテム使用が前提になる)
  3. 遅い(21R程度で自走できる最低限の速度が安定して出ない)

ここに至って侵略の難しさを再確認する。相手の状態(クリーチャー強度、アイテム強度、盤面の)に依存するものをリソースとして計上することがどれだけ危ういことか! そしてそのコストの高さよ。そういう不確かさを少しでも薄めるという意味では、レベル1侵略に的を絞ったことは間違っていなかったと思う。

そこで以下のような改築を行うことになる。

レベル1防衛能力の担保

ティアマトを出すための2連鎖確保にも四苦八苦といった有様だったので、アイテムの選定を大幅に見直すこととした。

まず無効化系アイテムの枚数を確保すること。レベル1防衛時に使えず、ティアマトが持つと地変が出来なくなるでディスクの棄却。これだけで随分と土地が安定するようになる。

レベル1侵略が成功しやすい環境づくり

ティアマト1枚手出しでレベ1侵略解決という状況は稀なので、もう少しレベル1侵略がしやすい環境を検討してみた。

ランドドレインをマナに差し替える。これによって、色の合ってない土地にクリーチャーを置くという行動を促進する。色の合ってるG・ノーチラスは絶対守るけれど、地土地にぶっ転がしてあるG・ノーチラスを殴った時には割とくれるのではないか? これは速度の向上にもつながる話になった。

速度を担保するプレイング構築

そもそもの発端が「ティアマトで殴って走る」なのであるから、地変はなるべくサボりたい。ティアマトが出せるようになる2連鎖構築まではともかく、基本的に地変にお金は使わない。3連鎖くらい確保できていれば、ファイアーシフトは捨てても構わない。俺のクリーチャーはシフト内蔵している。という訳で、序盤の縦伸びを意識。

レベル1の可用性を活かすため、バインドミストをかけた土地を狙いすまして侵略という形は、ブック構築段階では基本的に無視する。地変の代わりにするのであるから、侵略はどこでも容易に出来なくてはならない。アイテムを割ったり、奪ったりすることで、点ではなく面にプレッシャーを書かけることは広く侵略可能な土地を確保することにつながるので継続とする。1位を殴るというのも望ましくはあるが、無理にコストを割きすぎない。ラントラシャッターすれば追いつけるはず、こちとら走りブックなのだ。

ブック「デブリ」

デブリ - yoshi_gmgn
リビンググローブ1カタパルト1アウトレイジ1
キングバラン3ムラサメ1ギフト4
シャラザード1スフィアシールド1シャッター2
ティアマト4マグマアーマー1スニークハンド1
ナイトエラント1マグマシールド2ドレインマジック2
バーナックル4グレムリンアイ1ファイアーシフト3
パイロクルス2 フィロソフィー1
パイロマンサー1 マジカルリープ4
ローンビースト3 マナ2
ランドトランス2
ホーリーワード81
クリーチャー20アイテム7スペル23
燃え尽きたいんだ 闇に溶けるんだ

上記の諸々を突っ込んだブックが「デブリ」である。

ディスクがなくなって無効化アイテムを3枚確保することにより土地の安定性は増した。また、パイロクルスが無理なく採用できるようになり、グレムリンアイでのレベル1侵略の可用性が高まった。ムラサメとグレムリンアイを1まいずつもつことにより、スニークハンドで効く方のアイテムをかっぱらうというムーブも出来る。

しかし、残念ながら弱い。リープ以外の定点停止が1枚しかないため、狙った土地に止まりにくいこと。ココまで気を使ってブックを組んでも、走るためのエンジンとするにはレベル1侵略の成功率が高くないこと。ランドドレインを抜くことにより侵略しやすい土地が増えるが、6連鎖を侵略して5連鎖にしたところで大きな妨害にならないという矛盾。マナを序盤に引くとかえってギフトの機能率が落ちる問題。課題は山積である。MOJ決勝までに間に合わせられなかったのは無念であった。

雑感

結果は勝負に絡めなかったが、組んでいる最中はクソ楽しかった。勝率を信仰する私であるが、負けても負けても示唆を引っ張りだして、ブックとプレイングをこねくり回すという行為がたまらなかった。

確かに弱いブックである。何度も言うけれど、デカジャを使ったほうが勝率は良かったはずである。しかし、新しい刀を研ぎたかったのである。MOJで辛酸を舐めようとも、研いだ刀を振り回したかったのである。いつか水春を一刀両断することを夢見て、また刀を研ぎたい。

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DS生まれのセプト部育ち。リボルト全国大会がある世界線を探し続けて幾星霜。

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