メタ☆メタ！　いにしえーしょん

 

～第一試合～（カナリア：7000G 40R 40秒）

まそっぷさん：水の猿ブック……

　ソン＝ギョウジャにデコイ、アプサラスと色に関係なく守れるブック。
　レベルを上げたら要注意！必殺のシニリティ・アプサラスが火を噴くぜ！

チャンロンさん：地の援護ブック……

　手堅い地属性のラインナップに、足・マジックブーストを多用した
　オーソドックスな走りブック。ついてこれるかな？ このスピードに！

いにしえ（ｒｙ 森陽：地の風対策ブック ……

「地虫心得」 Written by 森陽
カナリア　7000G　4人戦 を想定
Creature	21	Item	5	Spell	24
コロッサス	3	アースアムル	2	インフルエンス	2
バンディット	2	グレムリンアムル	2	シャッター	2
パイロマンサー	2	ホーリーグレイル	1	ディジーズ	2
アンゴスツーラ	2			テレポート	2
サクヤ	2			ドレインマジック	1
ジャッカロープ	2			バインドミスト	2
スピットコブラ	2			ファインド	1
ドリアード	2			プロフェシー	1
トレンチワーム	4			ヘイスト	2
				ホーリーワード6	2
				ホーリーワード8	4
				リコール	3
[ブックの詳細を表示]

「カナリアは風が強い！」の一点読み。
トレンチワーム４積みさっぶ!！ 読み外れすぎワロタｗｗｗｗ　ワロタ……

 

　　～試合展開～ 

序盤はまそっぷさん大苦戦。なかなか土地を確保できません。
順調に滑り出したのはチャンロンさん、流石の安定ぶり。その後を追随する私。
ただ、ブックをご覧の通り……クリーチャーコスト重い上、マジックブーストもないわで次第に遅れていきます。

中盤、チャンロンさんはマジブでＬｖ５作成し、後続を一気に突き放します。
　（南転送円上の地土地。）
そこへ待ったをかけたのが、まそっぷさん。
キーカードであるシニリティを打ち込み、直踏みこそ逃したものの、その隣の空き地にアプサラスを配置。
手札にはテレポートがあるので、次ターン城へ飛び移動侵略確定。
そんな中、私は北転送円に止まり、一気に激戦地の目の前に飛んできちゃいました！

 

一歩前には美味しそうなシニリティ付きサクヤ。手札にはトレンチなんとかさんとグレアム。そして、シャッター。
レッツ、シンキングタ～イム!！

 

まそっぷさん「イヤ～、テレポだけはヤメて！ 次、ダイス１出したら責任取ってよね！」

 

そんなまそっぷさんの手札はこちら！ ﾃﾃ～ﾝ

　インフルエンス　ダイヤのよろい　テレポ

なんとクリーチャーがありません。
　テレポ消す→まそっぷさんが１だす→チャンロンさんに通行料２０００Ｇ→ 糸冬

 

ちらり、とまそっぷさんの表情を伺う僕。
　（まそっぷさんには猫グッズを頂いたご恩もあるしなぁ……）
だが！この森陽容赦しません！
それはそれ！これはこれなのです！

 

というわけで次善の策としてインフルエンスをシャッター。
うん、現在水で連鎖伸ばしてるまそっぷさんを野放しにするわけにはいかないからね。
Ｌｖ５アプサラス（水）とか、バインドミスト打ち込んだところで
アースアムル持ちのトレンチなんとかさんでは、もうどうしようもないからね。
それに次、私がダイス１出してシニリティかかった土地踏めるかもしれないし……

などと思って振ったダイスは２！　Ｌｖ１地土地に配置されたアプサラス直上！
（しまった、消すならダイヤアーマーの方だったか！）
とは思ったけれども結果論。当然、次ターン移動侵略成功。まそっぷさん大逆転です。

結局、その後頼みの綱のバインドミストも引けず。
地に配されたままのアプサラスをどうにもできないまま、終盤へ。

 

１位　まそっぷさん
２位　森陽
３位　チャンロンさん

 

仕方ない。こうなればチャンロンさんの土地を落とし、総魔力でまそっぷさんを上回るしか（鬼）
悪く思わないでくれ！と、チャンロンさんの手札のうち、アースシールド破壊。
これで、手札はグレムリンアムルのみ。
ん？　グレアム……

 

　（あ、やべ。グレアムあるなら、どっちみち落とせないじゃん。だめじゃん。）

 

嗚呼、惜しむべきはトレンチワームの決定力の無さ。なんで土地コスト持ちなのにそんな使いづらいの。
気合い入れて［貫通：風・地］とかならないの？
などと心中愚痴りつつ、どうにかならないかな～ってマップをぐるぐる見回してると、
――見つけちゃった☆

　私の高額地（Lv4 アンゴスツーラ）の隣に佇んでいる、チャンロンさんのシェイドフォークッ！

 

……よし、落ち着こう。
もう残り２～３ラウンドだし。砦とか城とかに止まる確率も高くない。
えっと、STはどこまで上がるのかな……地クリ１１体？ ﾊﾊｯﾜﾛｽ

 

そこで思い出されるチャンロンさんの言葉
　　　　　　　　　　　「今回、初のオフ会参加で――」
　　「カルドセプトもまだ始めたばかりだし……」

 

振り返って、私が初めてオフ会に参加した時はどうだったか。
テンペブックで、ファンタズム付きバンドルギアを作って勝ち誇ったり
（バンドルギア以外の自分の土地を自分で焼いて終了）
再生能力付きクリーチャー（グリーンモールド）にアイテム使った全力の削り侵略を仕掛けたり
いつも目の前のことに一生懸命（いっぱいいっぱい）で、
あさっての方向につっぱしっていたじゃないか！

チャンロンさんだってきっと、あの頃の僕とそう違わないはずさ！（失礼）
気付かれないように、気取られないように。なにげない風を……
そう、なにげない風を装って、このまま２位をキープするのだ！

 

～３９ラウンド～

チャンロンさん「あっ（察し）……すいませんっ」

城に止まったチャンロンさん、領地移動でシェイドを懸案のLv4に突撃！
チャンロンさんめちゃくちゃ状況見えてた－！ 

同ラウンド、まそっぷさんが城へ帰って達成終了。

 

　１位まそっぷさん　8368G　
　２位チャンロンさん　7843G　
　３位森陽　3977G

 

しきりに申し訳なさそうにするチャンロンさんでしたが、勝負の世界に情けは無用！
というかネット対戦で何戦かお相手してましたから、
初心者レベルじゃないってのは分かってたんです。
あの祈りはヘタレの儚い願望だったのです。

 

総評として・・・

 

序盤躓いたまそっぷさんも、シニリティ侵略決まった後からぐんぐん盛り返し
色違い（水）のソンさんで連鎖確保しつつ、投資→アプサラスに交換したりと、
付けいる隙のない見事な立ち回りでした。
脆そうで、なかなか落とせない！ モンキーマジック！

チャンロンさんは、シニリティで拠点を落とされてなかったらもっと早く達成してましたね
非常に手堅い立ち回りで、私やまそっぷさんに連鎖を切られたり中盤苦労されてましたが
粘り強く土地を確保し、まわりの状況もよく見られてました。最後はしっかりと挽回。お見事でした！

私はもう、なんというか……
メタ読み以前に、破壊するアイテムは間違うし無駄な侵略もするしで
抜けてるとこが多かったです。猛省します。

チャンロンさんのように、もっと粘り強く、耐えるべきところはぐっと耐えるプレイングをするべきだでした。

 

 

第一戦、３位。
これは予選突破は厳しいか、と唸っておるところ、
「総魔力勝負で決勝卓進出もありうる」
とのドモボーイ氏の言。
色めき立つ会場に、森陽の闘志も沸々と湧いてくる。
　総魔力勝負――！
思わず口角が切り上がる。これならいける。
なぜならば、一戦で膨大な総魔力を貯め込む、
　（一発逆転の切り札がある……）
からであった。

 

（つづく）

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