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トップページ » fumihiko » 宝石「運用」についての3提案

0.挨拶

セプターの皆様こんにちは.ふみひこと申します.突然ですが皆様は宝石(属性石)をどのようにお考えでしょうか.リボルト版の護符である宝石は,その複雑さや宝石屋が存在するマップの少なさから,活発に議論が行われたり運用法が提案される機会に恵まれない要素となってしまっているのではないでしょうか.しかし私個人としては宝石は注目すべきゲームへの影響力と面白さを秘めていると考えております.そこで少しでもセプター界隈にとって宝石が馴染み深い存在となること,「結局何個買えばいいの?」「どう買うのが正解なの?」「奪う意味ってある?」といった宝石関連の疑問の氷解の一助となることを祈り,図々しくも運用例を提案しようと思います.

本記事では属性石の仕様や価値の上がりやすい色の見極め法ではなく宝石の資産価値と売買に焦点を当てます.宝石の値段変動などの仕様につきましては,ひろよしさんが宝石屋マップの戦い方にて美しく,詳しくまとめてくださっておりますのでご参照ください.また,本記事では以下の前提を用いております.一部納得しがたいものもあるかもしれませんがご了承ください.

  1. 宝石は土地よりも投資,スペルによって価値が上がりにくい(同額の投資を行った場合土地の方が総魔力の上がり幅が大きいことが多く,土地投資による宝石価値上昇も土地そのものに比べれば小さい場合が多いため)
  2. 宝石は土地よりもスペルによって価値が下がりにくい(宝石価値そのものを下落させるスペルが存在しないため,また地変やレベルダウンスペルによって宝石価値が下がる場合は土地の方が価値の下落幅が大きいことが多いため)
  3. 侵略は宝石価値に直接影響を及ぼさない(神龍による侵略やデバステイターのレベルダウンなどは例外とします)

前置きが長くなりましたが以下より本題です.肝心要の内容は3.まとめにまとめてあるため,1,2は飛ばしていただいてもかまいません.

1.概要

宝石は手持ち魔力,土地と並んでリボルトにおいて総魔力に算入される資産要素の1つである.本記事では更なる宝石議論を呼び込めるよう,具体的な運用法を3つ提案する.

2.宝石運用例

2.1.買い売り型

序盤~中盤に宝石を買い,中盤~終盤で宝石を売り,その利益を土地投資に用いて目標を達成する運用.宝石の利用にはカードと機会を消費しないという性質から一般的な走りブックに改変することなく導入でき,加速力を高めるために土地よりもスペルによる妨害を受けにくい宝石を利用する形である.例えば,8000G達成形として6連鎖レベル4を売却しレベル5を2つ含む5連鎖でゴールを目指す場合,売却用のレベル4土地作成のために必要な魔力の調達が宝石の利用価値になる.この運用では最終的に高額領地を作れるだけの魔力を持てればよく,中盤には宝石価値が100Gを超える事も多いので10個20個買う必要はなく,多くの場合5,6個で十分である.

また,この運用では自らが土地投資を始めるのは宝石売却後となる都合,購入する宝石の色は必ずしも自身のメイン属性でなくてよい.色選びにおいて最も重視すべきことは自分が売却するまでに価値が最も上がりやすそうであることである.つまり,最も買われそうな色,最も素早く土地投資を行いそうなセプターが使用している色が本命である.ただし,基本的には売却時に同時に売れる個数に制限はないが色は1色が限界であるため複数の色を買うことは難しい点に注意が必要である.

ちなみに,宝石を10個買い早々とそれらを売ることで購入による上昇分500Gを稼ぐ所謂「錬金術」もこの運用の特別な場合とみなせるかもしれない.

2.2.買い買い型

序盤から宝石を買い続け土地価値+宝石価値で目標達成を目指す運用.買い売り型同様,宝石の価値そのものを変動させるスペルがなく,価値が安定して伸びやすいことに着目した運用法である.買い売り型と異なり購入する色は短期的ではなく長期的に最も伸びそうな色が望ましい.8000Gであっても宝石のみでの達成は難しく,土地投資が必須であるため自らのメイン属性が「長期的に最も伸びそうな色」になることも多い.十分な量の宝石で総魔力を底上げできれば絶対に落とせない拠点の数を減らすことができ,スペルによる干渉や侵略パワーを恐れることがない安定したゴールが望める.8000G達成形としては例えばレベル3とレベル5を1つずつ含んだ5連鎖+宝石2500G程度が挙げられる.宝石2500Gは高い目標に見えるが属性石は最終盤には200G以上になることも珍しくないため土地投資の前に13個前後を確保できれば達成の目がある.また,基本的に売却を行わないため複数色買いも視野に入る.ゆえに,宝石の数を稼ぐこと自体は買い売り型よりも容易であることが多い.一方で宝石を10個以上購入したうえでレベル5拠点を構えなければならないため単純な速度では買い売り型に負けやすい.別途増収手段を確保する,錬金術の利用を考える,強力な遅延手段を用意するなどするべきであろう.

この運用では宝石の価値下落に特に注意が必要である.特定の色を大量購入するという運用特性上対抗属性は値下がりしやすく,達成目前に対抗属性色の宝石を大量購入しやすい.また,目標達成を阻むために対抗属性の土地投資が発生しやすい.これに購入段階で対抗するためには大きく買う予定の宝石の友好色の宝石も購入しておく,対抗色をメインに据えているセプターが居ないのを確認して購入するなどの工夫が必要である.

補足として,買い買い型と買い売り型は戦況を見て切り替えることができる.つまり,初めは買い買い運用を目指しつつ場に脅威となる妨害が無ければその場で買っていた宝石を売り払い勝負をかける,あるいは買い売り型を目指しつつ通行料などで大きな収入が入り,売る目的で買っていた宝石を更に買い足す見込みが立ったり,脅威となる干渉カードが見えた段階で売るのをやめて買い買い運用へシフトするという選択肢がある.

2.3.奪い売り型

「宝石を奪う」コマンドを用い相手に強制的に悪手を打たせる運用.序盤から中盤にかけて宝石を奪い相手に魔力を供給し防衛及び自走準備が整う前に拠点を構えさせそれを奪い,終盤に奪った宝石を売却しさらに土地投資を行うことで目標達成をする.

この運用を行う場合,総魔力の伸びという視点では購入の方が効率が良い点,如何に手持ち魔力が増えても最終的に土地に投資するかどうかは相手に依存する点,相手が自走する準備が整っている場合は相手の宝石を売却の手間を省くだけに終わってしまう点に注意が必要である.

侵略力の大きいリボルトでは,(特に侵略ブックがいる卓では)拠点を長時間構え続けることそのものに,侵略機会提供のリスクが存在する.そして,そのリスクを強制するのが「宝石を奪う」である.このコマンドは宝石を価値の1.5倍の値段で相手から買い取るコマンドである.買い取られたセプターには買い取られた宝石価値だけ手持ち魔力が増加し総魔力は変わらない.奪ったセプター視点では「宝石価値の半分だけ総魔力を支払い相手に宝石売却を強制させる行為」とみなせる.本項で述べた奪い売り型運用+侵略ブックは,将来の宝石利益を阻止しつつ侵略機会をより多く得る運用である.

また,場に影響の大きい妨害スペル(アステロイドやシャイニングガイザーなど)が提示され,その対象にならないように総魔力を抑えつつ,勝負をかける準備をし続けなくてはならない状況も度々訪れる.この場合も敢えて第三者の宝石を奪い相手に手持ち魔力を供給し勝負をかけざるを得ない状況を作り上げ,妨害スペルを使わせるという使い方も考えられる.

3.まとめ

本記事では更なる宝石議論の種になることを祈って宝石運用法を提示した.それらをまとめたものが下表である.但し「奪い売り型」以外の「購入目安量」「達成時所持量」は2.宝石運用例にて目標8000G達成例に用いた宝石の個数を抜粋したものであり自身や他のセプターのブック構成に大きく左右されることは忘れてはならない.

買い売り型 買い買い型 奪い売り型
好相性ブック 走りブック 走り・ハメブック 侵略・焼き(空き巣)ブック
購入目安量 5個前後 13個前後 略奪先に依存
達成時所持量 0個 13個前後 0個

この記事への反応

  • 16bits16bits (2017年4月10日)

    買い売り型と買い買い型は基本的にシームレスで相手と場の展開でスイッチしてよいと思います。

    両方ともそれなりに土地数の確保と現金収入手段を用意した上で、連鎖が組めていれば買い売り型、ダイスが走っていれば買い買い型になろうかと思います。

    ただし、買い買い型の方はオブリタレートを提示されると、買った状態で引き打たれると色々と死ねるので、基本は買い売りから入ることになろうかと思います。

    ところで、奪い売り型の具体的な挙動に興味があります。
    奪うためにはそれなりの現金が必要なので、そこまでの余裕が侵略ブックにあるのか
    あるいは、相手が石をそもそも買わなかった場合、どうするのか。
    現金収入があるのなら、自分が買えば良いのではないか、などです。

    この辺の具体的なイメージがあれば、詳しく教えてください。

  • fumihikofumihiko (2017年4月10日)

    >16bitsさん
    貴重なご意見ありがとうございます.
    仰る通り買い売りと買い買いはブックに必要な要素が共通なため切り替えが容易です.今回あくまで別タイプとして分けたのは単純に宝石を売らないパターンはあり得ないのかと言えばそんなことはないということを主張したいがためでした.

     オブリタレートに関しては以前から考えていることがあり,これを打たれることは必ずしも損ではないのではないかということです.確かにオブレによって特に宝石を大量輸送する買い買い型は目も当てられない魔力を失うことになります.しかし失うのは手持ち魔力なので自らの手番が回ってきた瞬間に手持ち魔力マイナスによる宝石,土地の売却機会を得ることができます.買っている宝石が1色か2色かで事情は変わりますが1色ならば実質(宝石価値-70)Gで宝石を売却しきる機会と受け取ることができ,序盤ならば宝石の数が控えめであるがゆえに挽回可能な被害で済み,宝石の価値が上がり切った終盤ならば黒字を叩き出し買い売り型のようにふるまうことすらもできるのではと考えております(実際女神杯では宝石を買い込みオブレで自爆することでトランスをするタイプの買い売り型ブックを持ち込みました).
    一方で第三者に打たれる場合は自らの手番が回ってくるまで手持ち魔力がマイナスになるため領地防衛がままならなくなることも予想されますがそればかりは順番決めの運も絡みますし他の方がどれほど宝石を持っているかにも依存しますのでオブレ被害への対処専用の議論が必要かもしれません.

    奪い売り型について.順番は前後しますがまずは「相手が宝石を買わなかった場合」について解答したいと思います.今回は宝石運用例の提示が主題ということで割愛させていただきましたが奪い売り型は宝石マップで侵略ブックを使うならどうするのが良いかという解答の一つとして提示させていただいた次第です.具体的に言えば,宝石マップでは買い売りをされると拠点が場に存在する時間がかなり短いために侵略機会を得る前に勝負がついてしまうという侵略ブックの問題を何とかするためのものでした(つまり奪い売り型自体が買い売り型に対する侵略ブックが取れるメタ運用だと思っていただいて構いません).そのため相手が石をそもそも買わない場合はこちらも宝石を買わず,宝石がないマップと同様に振舞うべきと考えています.
    続いて「侵略ブックでありながら奪うのに十分な資金を調達できるのか」ということに関してですが,やりようはあると考えております.奪うためには当然先に他者に宝石を買っていただかなくてはならないのでダイスは遅くとも構いません.のでチャージングステップを用いる,または高速周回をした上で2周目に1周目の周回ボーナスを使って奪う,撒きクリーチャーのコストを意識的に抑えるなど打てる手はきちんとあるはずです.また,相手に渡る魔力は300もあれば十分だという認識もあります.周回直後やゲート通過直後ならば相手の手持ち+200~300でも十分ドレマやレディビが嫌な所持魔力に達するはずです.
    最後の疑問点は「購入ではなく奪うことの意味」についての質問と解釈させていただきます.これもやはり買い売り型に対するメタという側面が強いため,が最も端的な回答になります.総魔力を伸ばすという観点であれば仰る通り買わずに奪うことのメリットはほぼ皆無です.しかし奪うことで先述のような侵略標的地を早々に作らせつつ将来的な宝石全売却による利益を先んじて削りとることができます.

    奪い売り型については他2型と異なり初めから能動的に目指すのではなく相手の宝石運用を妨害,メタることに主眼を置くという認識でした.これは記事の書き方が悪いですね.失礼しました.

  • 16bits16bits (2017年4月11日)

    オブリタレートに関しては、打たれた場合に相当の被害を受けることは明白です。
    ラントラとして使うことも出来ますが、これはあくまでも「出来る」レベルであって、石の数によっては「やらない方が良い」ものです。
    具体的には、3個前後であれば許容できますが、7個くらいになるとレベル5トランスでもペイするかどうか怪しいところです。
    というよりも、こっちが理想的なトランスを仕掛けられる状況であれば、相手はオブリタは行使してくれない、と考えます。

    石とそれにまつわるオブリタレートの運用はもっと自由だと思います。
    柔軟に試合展開に合わせて、後出しジャンケンのように振舞いたい。
    オブリタレートは、自分は石を先に買わずに使っても良いし、トランスにしても良いし、相手の現金をマイナスにして移動侵略の補助に使っても良いのです。

    奪い売り型に関しては、そういう仮説を立てつつ、プレイングを構築して検証してみるしかなさそうだな、という印象です。
    長文失礼しました。

  • fumihikofumihiko (2017年4月11日)

    参考になります!オブレ含め多くのスペルが持つ宝石への影響力や買い売り型以外の運用については私自身まだ検証しきれていない部分が多くこれからも仮説提起と検証は続けていくつもりです.新たな構想や自分なりの検証結果が立ち上がればまた何かしらの形で発信していきたいと思っておりますのでその際にもご助言ご提言いただければ幸いです.

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